たまにはLGBTの「闇」の部分を紹介する。
世の中にはゲイが集まる特別な銭湯が存在する。
特定の時間(閉店1時間前など)になるとゲイがわんさか集まり、銭湯内で迷惑行為を・・・
一部の人間がしている迷惑行為のせいで、LGBT全体に悪影響を与えている可能性がる。偏見を助長させるだけなので。
私自身、都内の超有名銭湯で、まがいのことをしてしまった経験があるから。
冷静に考えたら分かることなのだが、異性愛者の方もいるわけだし、モラル的にも絶対やめるべきである。というか、犯罪である。
今回、ある繋がりから、Nさんという男性(30歳前後)にコンタクトが取れた。
Nさんは栃木の足利市在住で、毎週のように某銭湯に通っているという。
何がそんなにいいのか?
なぜやめられないのか?
色々インタビューしてみた。
興味深い内容が聞けたので、シェアさせていただく。
以下、インタビューの一部始終を記す(最初の方は割愛します)
-なぜ目覚めたんですか?
『田舎だと出会いがなくて。それで地域の掲示板をチェックしていた時に、よく行く銭湯の名前が書いてあって、そのあと色々調べてみると深夜帯になると凄いゲイが集まるんだってことをその時初めて知りました。それで週末に深夜帯を目掛けて行ってみたら、もうびっくりでした。サウナに入ったら、全員ゲイ、みたいな』
-週末の深夜帯はやっぱり多いですよね。もちろん場所によりますが。それで初めて銭湯内で行為をしたのですか?
『はい。でも軽い程度なんで。』
-それがきっかけですか?
『そうですね。今では週末の深夜帯を目掛けて週一で通っている感じです。もともとお風呂が好きなので一石二鳥というか。でも言い訳みたいですけど、派手な行為はほとんどしてないんです。』
-そこまでこだわる理由って何ですか?
『やっぱり、スリル感がいいんです。この感覚は絶対銭湯じゃないと味わえないです。あとは自分以外にもたくさんのゲイが来ているんで、なんか自分1人じゃないんだって寂しさを紛らしたりもしてます。最後まで残っていたゲイと、喫煙所で話したりとか、結構息抜きになるんです。あとホテルは高い。。家は実家だし』
-なるほど。ということは、お金を払って入れる普通の場所じゃ満足できないってことですか?(※栃木に有料の正式な場所がある)
『そうです。あの独特のハラハラ感は他では味わえないですよね。結局いつもの銭湯に来ちゃうんです』
-ちなみに、迷惑行為だという自覚はありますか?
『…正直あまりないです。というのも、自分の場合、銭湯内でがっつりやっている訳ではないし、一般利用者の迷惑にならない程度に収めてるので。あとは閉店1時間前とかになると、そもそも一般利用者は帰ります。最後は、何度も水飲みに行ったりサウナに行ったり粘っているゲイしか残らなくなるんです』
-銭湯内で出会ってそのままいい関係に発展したことってありますか?
『ほぼないです。喫煙所でよく話すゲイの知り合いが1人できたぐらいですかね。銭湯内で最後みんなお互いがゲイだと分かっている状況なのに、誰も何も話したりしませんよ。友達や知り合いを作りたくて来ているゲイはいないってことだと思います。すべての銭湯がそうなのかは分かりませんが」
-まぁ、分かります。
『実際のところ他人のことなんで分からないですけど、全員が全員ハマる訳ではないと思いますが、ハマる人はハマってしまう印象です。ちなみにゴリゴリのゲイももちろんいます。あんなの従業員に見つかったら一発で通報ですよ』
-従業員に見つかったらどうしよう、というスリル感もあるということですね。
『はい。でもこそこそやっている人がほとんどなので、見つからないと思います。』
-深夜に集まるゲイの特徴とか年齢層とか、大体でいいので教えて下さい。
『友達がたくさんいてエンジョイしているゲイ、みたいなシャイニーゲイは全然来てないと思います。どちらかと言ったら、Twitterやゲイアプリに顔を出さずにひっそりと活動している友達もあまりいないむっつりスケベ的なゲイが多いと思いますね。自分もそうなんで。年齢層は30代~50代が多いと思います』
-最後に、最近徐々に認知されてきているLGBTについて抱いている印象について一言お願いします。
『最近LGBTとかカミングアウトとか色々な言葉を聞く機会は増えてきましたが、正直自分とは遠くかけ離れた場所にあるものだと思っているんです。差別や偏見をなくそうとして活動している凄いパワーを持ったゲイもいる一方で、私みたいな地味で暗いゲイも普通にいるんだよということを分かって欲しいな。
今後LGBTという言葉が広まるにつれ、ポジティブなイメージが広がっていくと思います。なんか、私みたいなゲイがそれによって端っこにどんどん追いやられてしまうような、そんな感覚。とにかく、そういう人間もいるんだよということと、人の迷惑にならないようやっていこうと思います。やっぱり、これでやめなさいと言われてもやめられないです。自分みたいなゲイの唯一の息抜きなので…』
以上です。
かなり生々しい内容だったと思う。
■「やめたくてもやめられない」
スリル感があいまって「やめたくてもやめられない」状態。(クスリと同じか?)
皆さんはこのインタビューを読んで、どのように感じたか?
クリーンなイメージが蔓延しているLGBTに対し、疑問を感じただろうか?「裏でそんなことしてるんだ‥」と思っただろうか。
実際、一部のゲイ・バイセクシャルだと思うが、これがリアルである。
個人的に思うことは、それぞれの多様性を認めるからといって、公共の場で迷惑行為をしていい訳ではないと思う。どんな理由があるにしても・・・
サウナの中に、「モラルに反した行為を発見した場合、警察に通報します」という貼り紙があったりする。
ようは銭湯側も、少なからず迷惑だと感じているはず。異性愛者の方にとっても迷惑だ。
LGBTの差別偏見云々を謳う前に、もっと改善すべきところが我々の中にあると思う。
とにかく、今一度モラルについて考えてみて欲しい・・・