皆さん、ハットを被った事はありますか?
オシャレを重視する上で、私はハットをファッションに取り入れる事をオススメします。何故ならハットは被るだけで大人っぽさを演出し、簡単にオシャレに見せる事ができるのです!
オシャレになりたいけど、何を取り入れればいいのか分からない……。そんなファッション初心者のあなたに、誰でも似合う初心者向けのハットをご紹介します。
そもそもハットとは?
ハットとは、つばがある帽子の事です。ファッション業界では前方向につばがあるキャップと区別して、全方位につばがある帽子の事をハットと呼びます。
初心者にオススメのハットは?
一言にハットと呼んでも、実は色々な種類があります。天辺が折れている中折れ帽ことソフトハットや、麦わら素材で作られたストローハット(麦わら帽子)、マジシャンが使う事でお馴染みのシルクハットが有名かと思います。
その中から、ファッション初心者メンズにオススメのハットを何種類かご紹介させて頂きます。
ソフトハット
私が最もオススメするのがこちらのソフトハット。日本では『中折れ帽』と呼ばれる事もあります。ハットの中でもかなり人気が高く、メンズハットの代表格とも言えるのではないでしょうか。
私がハットデビューを果たした種類で、今も愛用している種類の1つです。オシャレという点においては、このソフトハットの右に出る帽子は多くないのではないでしょうか。
デザインや素材が豊富な為、自分のファッションに似合うものを被ると良いでしょう。カジュアルな私服にはもちろん、カチッとしたスーツにも合わせることができます。
ラインはリボンの結び目が小さめのものか結び目がないもの、リボンではなく紐を使っているものを選ぶと女性的になりにくいでしょう。
チロリアンハット
こなれ感が溢れ出るのが、こちらのチロリアンハット。『チロルハット』や『チロル帽』と呼ばれる事もあります。現在、私が一番愛用している種類でもあります。
つばの前方が前下がりになっており、カジュアルな印象です。かしこまった礼服ではなく、カジュアルなファッションに合わせるとGoodです。
素材はフェルト製のものが一般的ですが、最近ではニットやポリエステルもあります。ラインはリボンではなく飾り紐である事が多く、まさに男性向けのハットと言えるでしょう。
ポークパイハット
聞き慣れない名前かもしれませんが、このポークパイハットも初心者メンズにオススメのハットです。ソフトハットよりもかっちりした印象になります。
帽子の頂点の円形のくぼみがポークパイのように見える事から、このような名前が付けられました。シンプルなデザインの為、スーツやジャケットに似合うハットとなっています。
他の種類のハットと比べてつばが狭い為、日除けなどの実用性は低いように思われます。とはいえ、帽子に実用性を求めていない方(私含む)も多いと思う為、そこまで問題はないかもしれません。
カンカン帽
これは聞いた事があるかもしれません、カンカン帽です。ストローハット(麦わら帽子)の一種で、リゾート系の雰囲気を持ったハットになっています。
季節は選びますが、夏になると被っている人がかなり多いですよね。一般的なストローハットと比べて平面的でシンプルな事から、色々なファッションに合わせやすくなっています。
麦わら素材の為、カラーバリエーションは少ないのが欠点です。しかし、麦わらの編み方やリボンの柄で差別化されている事が多く、意外にたくさんのデザインが存在しています。
素材は季節で変えるべし
この記事を書いている時は既に秋なのですが、夏には絶対に麦わら素材と麻素材をオススメします。
というのも、コットン製やフェルト製の帽子は頭の中が蒸れてしまい、見てる側からしても少し暑苦しさを感じてしまいます。
ソフトハットの麦わら素材verや麻素材verも多い為、夏にはこれらを取り入れると涼しげに見えるかもしれません。
逆に、秋や冬といった季節に麦わらや麻といった素材を使っていると寒そうに見えます。涼しくなってきたら、コットンやフェルトといった温かい素材を使うといいでしょう。
ハットを被って簡単にオシャレしよう
いかがでしたでしょうか。初心者向けのハットをご紹介させて頂きました。
私自身、ハットを被るようになってから「オシャレになったね」「大人っぽくなった?」と言われる事が増えました。首から下のファッションは特に変わっていない為、ハットに影響がいかに大きいか思い知らされました。
今となっては、「服に合うハットを選ぶ」ではなく「ハットに合う服を選ぶ」ようになってしまいました。オシャレなハットを重点に置いてファッションを楽しむのも悪くないかもしれません。
ファッションに悩む初心者の皆さんも、ぜひハットを取り入れてみてください。