発売前の化粧品や薬を利用してデータを提供する代わりに協力費を受け取れる治験。 通院タイプだと数万円、入院タイプだと10万円から50万円もらえることがあるため、臨時収入が欲しい時に重宝する稼ぎ方です。 労働なしでこれだけの金額がもらえるなら、どんどんトライしたいですね? しかし、それはできません。 試験には休薬期間というのが設けられており、3ヶ月から4ヶ月が過ぎの治験に参加できないようになっているのです。 それを無視してバンバン稼ぎたい場合、休薬期間をすり抜けることはできるのでしょうか? 休薬期間とは? 休薬期間は、「この治験に参加したら、決められた期間を空けて次の治験に参加してください」というルールです。 休薬期間は、3ヶ月から4ヶ月が多くて治験によって異なります。 休薬期間が設けられている理由は? 治験は、健康な体を使って正確なデータを取らなければなりません。短期間で複数の薬を服用してしまうと、正確なデータが取れなくなってしまうのです。 それに複数の薬が混ざると副作用を起こす可能性もあるため休薬期間が設けられています。そのため、治験に参加する際は、事前検診の何日か前からサプリメントや薬の摂取をストップしなければなりません。 タバコやアルコールも駄目ですし、サプリメントや健康ドリンクも駄目です。目薬も駄目と言うから設定しています。 もし、これらのような摂取厳禁を破ってしまったら、事前検診の段階でバレてしまいます。ちなみに言うと、「事前検診は朝ごはんを食べないで来てくださいね」という時に食べちゃうのもバレてしまいます。 採血で血糖値が上がっていると「この人朝食食べてきたなー」と判明しちゃうんです。治験に参加するためには事前検診クリアが最初の難関なので、お腹が空いてても我慢してください! 休薬期間を隠して参加してもバレる! その理由は臨床試験受託事業協会にアリ 「治験病院を変えれば休薬期間はバレないだろう」と思って次々参加しようとする人もいます。しかし、「あなた●●ヶ月前に他の治験に参加してますよね?」とバレてしまうんです。 どうしてか?それは、治験病院は臨床試験受託事業協会に参加しているからです。治験参加者のデータは臨床試験受託事業協会で共有されているため、一目瞭然というわけ! 嘘をつくと出禁になる可能性も 休薬期間をごまかそうとすると2度と治験を受けさせてもらえない可能性もあります。特定の病院だけではな…