「日本の子供達の遊びの変化」にほん 「凧揚げ」 「お正月には凧あげて コマを回して遊びましょ~♪♪」 とある通り、毎年子連れでお正月を迎えると、凧揚げをしなければ・・という強迫観念にかられる(笑)。正月に凧揚げしないと、日本人の親としては失格ではないのか!?とまで思ってしまいます。今年中学二年生になる娘が小さい頃は、パートナーが寝ていようがなんだろうが私はダウンコート×帽子×手袋で、寒風吹きすさぶ中、広い公園や川を凧を手に走り回ったものでした。 風が吹いている時は簡単に上がる凧ですが、風が無い時の凧揚げは地獄!ただ走るのみです(^O^)かと言って、凧あげを楽しみにしている子供を前に「寒いから帰ろう」なんてとても言えないし・・。 親が全力で遊ばなければ子供に「面白さ」は伝わらない。私は風もないのに全力で公園内を走り回って子供に凧揚げを教えたものです。 「コマ回し」 私が子供の頃(1970~80年代)は「ベーゴマ」が既に廃れていたのですが、近所のお姉ちゃんと「遊びの学校」とやらに入っていました。一月にはベーゴマ大会があったので、ベーゴマを練習していました。ベーゴマが衝突するたびに鳴る「カチッ!」という音と、何度も跳ね返っては戻って来て衝突を繰り返す様子には、いつやってもワクワクしたものでした。 一般的な木製の手のひらサイズのコマの遊び方は、編み込んである白い紐を引っ張りながらコマにグルグル回し掛け、紐を引いて飛ばします。その通常タイプのコマ遊びは、未だに日本の小学校の義務教育の中で昔遊びとして教えています。 「缶蹴り」 私が一番大好きだったのは缶蹴りでした!鬼の側に缶を置いて鬼が下を向いて10~20秒(みんなで決める)数えている間に、近くに逃げて隠れます。その後は鬼が探しに来るのですが、缶からあまり離れない場所から探して全員見つけ出さないといけません。何故なら、誰かを探し摑まえる方に鬼が熱中してしまうと、その間に誰かが缶を思いっきり蹴っ飛ばしに飛び出してくるからです。その間にみんなは再び新たな場所に隠れて、鬼はもう一度みんなを探さなければなりません。もし、缶を蹴られないで鬼が全員を探し当てる事ができたら、最初に見つかった人が鬼になります。 隠れながらも鬼にジリジリと近寄って、隙を見て飛び出し、思いきり缶を蹴る瞬間は快感でした! 「Sケン」 近所の子供たちが大人数になると必ずやりました…