この転職話をすると8割方「もったいない!」と言われます。(当社比) 客室乗務員って倍率高いんでしょ? 専門の学校に通ってたんじゃないの? 大手なんだから辞めるなんてもったいない! 大体このような感想をお持ちになるみたいです。 今回はなぜ私が大手の客室乗務員職からパン屋に転職したのかをお話ししたいと思います。業界を目指している人や転職活動中の方の参考になれば嬉しいです。 ■転職したいと思ったきっかけ この職に就いたきっかけについては前回の記事を参考にしてみてくださいね。 入社して3年ほど経ったくらいで日に日に増していく思い…それは 「毎日家のベッドで寝たい」 理由それ?? と思うでしょう。帰宅貴族のみなさまは! 毎日いろいろな列車に乗りながらお客様にお弁当を売ったりコーヒーを売ったりしていたわけですが、遅い時間の列車に乗務すると帰りは翌日になります。 例えで言うと、看護師さんの夜勤のような感じです。 大抵の乗務は2人一組で行うのですが、その相方が怖い先輩だった時の絶望感といったら、丸1日以上も一緒に行動しなくてはいけないストレスたるや。 日帰りで帰ってこられるはずのシフトだったとしても、天気が崩れて運休となれば泊りが発生します。なので、基本的には毎日最低限の泊りの準備をして行くのです。 もちろん、それで仕事終わりの予定をキャンセルする事数知れず…。 そんな生活を続けていくうちに 「毎日おうちに帰りたい!」 「苦手な先輩と1泊過ごしたくない!」 という感情が膨らんでいったのです。 毎朝出勤する電車に乗っては 「あぁ、この人はきっと仕事が終わったら家に帰るんだろうな」 などと目に入る人が皆 「自宅に帰ることのできる人」 という至高の存在に思えてならなかったのです。(重症) そんな理由から転職を考えるようになりました。 仕事自体は楽しかったです。 ■転職先がなぜパン屋? 転職先に求めていたこと 毎日自宅に帰れること 休みがちきんともらえること 給与が今より多いこと できれば接客業 高いハードルを掲げても、自分の学歴じゃ転職挫折するだけだと思っていたので条件はゆるく設定していました。 これが後々悪い方向に行ってしまうのですが(笑) ネット上の求人広告でその条件に合ったのが地元の割と大きなパン屋さんだったのです。 ■実際に転職してみてどうだった?