人は社会で生きていれば、必ずどこかで自信を失う時があります。仕事だったり恋愛だったり友人関係であったり、自分の思っていた結果が出せなかったり、他人と比べて劣等感を感じてしまったり。 それは多くの人にとってはやる気を奪ってしまうものです。なぜなら今まで自分が正しいと思って積み上げて来た、そして辿り着いた場所が否定されているように思えてしまいますからです。そして不安になり、諦めという感情さえ出てきてしまいます。 今回はそんな「自信を無くした時の対処法」を書いていこうと思います。 他人と比較しない まずそもそも自信をなくす原因は、他人と比べてしまうことです。 人は他人と比べたがる生き物です。「収入」という分野であったり「仕事の速さ」という分野であったり「モテ度」という分野であったり、そういったカテゴリで自分たちをグループ化して、その中で比較するのです。 しかし、これは人を決して幸せにはしません。 人は比べられるほどそう単純にできていないのです。例えば「収入」というカテゴリで周りと比べると、もちろん1次元的な比較はできます。誰かと比べて収入が多かったら優越感も得ることもできるしょう。しかし、勝ち負けがあるということは、逆に言えば「上には上がいる」ということです。「比較」が人を幸せにしないのはなぜか、それは「比較」は決して人に「オリジナリティ」を与えないからです。 一番大事なのは、他人と比較されようがない自分だけの"個性"や"特徴"を持つことです。お金で負けていても人望があったり、肩書きでもっと優秀な人がいても別の肩書きでは優っていたりと。 人は複雑にできています。一つの強みだけで勝負しても上にはキリがないほど上がいます。別の強みを掛け合わせましょう。それが自分のオリジナリティとなって、あるカテゴリで比較しても劣等感は避けられますし、そもそも自分の個性や特徴が磨かれてくるならば、周りと比較のしようがなくなるのです。 比較をしないこと、そして比較しようがない自分だけのフィールドを作りましょう。 自分の強みを再確認する いろんな強みを掛け合わせる為にも、自分の強みや特徴などを自己分析して理解しておかなければいけません。そして問題なのは、人は自分の特徴や強みというのは忘れがちだということです。 人は自分の強みに慣れてしまうことがあります。「デザイン力」という強みを生かして仕事をしていても、ずっと同じデザイン…