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感染症

感染症予備知識と、急性期病棟の看護師による感染症予防へのアドバイス

 
世界の人々の生活や生命を揺るがす感染症。新型コロナウイルス(Covit-19)だけではなく、様々な感染症が世界には存在しています。感染症とは環境の中にいる細菌やウイルスが体内に入ることで引き起こす疾患です。細菌やウイルスだけでなく、微生物、寄生虫なんかも感染症を引き起こすと言われています。  2020年は世界中でパンデミックを引き起こしているCovit-19が、世界を不安に悩ませ、世界中の医療従事者を悩ませています。今回は、感染症予防に普段から病院のスタッフがどのようなことを行っているのかを解説していきたいと思います。  新型コロナウイルスについての各機関の動きはこちらから。   厚生労働省 WHO(世界保健機関) CDC(アメリカ疾病予防センター)   基本は標準予防策        標準予防策(スタンダートプリコーション)とは感染症の有無にかかわらずすべての患者のケアに関して普遍的に適応する予防策のことを言います。  その内容は、手指衛生・個人防護具の使用(手袋・ガウン・マスク・ゴーグル・アイシールド等)・患者配置・機材、器具、リネン類などの取り扱い・労働者の安全・咳エチケットや安全な手技などがこれに該当します。まさに感染予防の基本の基。  なぜ標準予防策が重要かというと、感染症は基本的に検査結果に基づいてありか、なしかを判断します。  しかし、感染症には潜伏期間が存在します。なので感染症の検査から漏れ出た未知の感染症や潜伏期間には対応できないデメリットがあります。陰性でものちの検査でやっぱり陽性であったということもあるため、自分自身や他者に感染症を罹患させないためにも重要になってくるというわけです。  血液、体液、粘膜、排泄物、創傷した皮膚を感染している可能性があるものとしてすべての患者に標準して用いられています。    感染予防で一番重要な技術とは      手指衛生は感染予防の基本であり、最も重要な技術と言われています。病原菌を防ぐ最も有効な方法であり、感染の危険がある血液や体液から自分自身を守り、患者を守る役割を果たします。  手指が目に見えて汚れている(血液や体液が付着し汚染している)場合は石鹸と流水で手を洗います。手指が汚れていない場合は消毒剤を使用し消毒をするのが基本です。    手指消毒のタイミング  手洗いや消毒のタイミングは一人の患者さんと触れ合う中でどれだけ発生するでしょうか。医療行為やオムツ交換などがあれば1患者で複…
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2020/04/18

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