不妊治療の一環でプロゲステロンの補充が必要になった時、補充の仕方はいくつかあるようでが、一番経済的で効果的と言われるのが、筋肉注射です。ただ、オイルに混ざったプロゲストロンの筋肉注射は、自己注射の中で、一番恐ろしく、痛いものかもしれません。そして、それを毎日の頻度でしなければならないとなると、間違えばかなり心と体両方のダメージを食らいます。 見た目の恐怖 まず、注射針の長さと太さに驚かされます。筋肉にきちんと届くにはこの長さが必要で、オイルに混ざったプロゲステロンをスムーズに注入するためにこの太さが必要だそうです。確かに、細い針では、全くもって注射器にさえ吸い上げられません。 日本人の細身体型の場合、針のサイズは0.6mmx25mm(23ゲージx1インチ)ぐらいで十分です。これは、太さが0.6ミリ、長さが2.5センチということです。同じ太さで、長さが4センチつまり、0.6mmx40mm(23ゲージx1.5インチ)の針もあります。もしかしたら最初はもう一つ太い( ゲージの)針を勧められるかもしれません。そうすると、サイズは0.7mmx40mm(22Gx1.5インチ)が通常です。 自分が使う針よりも1つ太いものを観ておくと、「自分のはこれよりは細いものだし」っと言い聞かせることができます。 Youtube内でProgestrone in Oil で検索すると個人が自己注射しているビデオがいくつもあるので、それをいくつか観ると「皆も頑張ってる」と勇気がもらえます。さらに良くそのビデオでは日本人よりも体型の大きいひとが太く長い針を使っていたりするので、ここでも「自分のはこれよりは細いものだから大丈夫」っと言い聞かせることができます。 間違っても、プロゲステロンが入った瓶からプロゲステロンを吸い上げる為に使う針で自分に注射しないでくださいね。吸い上げ用の針は、より太いものです。1.2mmx40mm(18Gx1.5インチ)がよく使われます。どう見ても人に突き刺すものではありません。 自己注射する部位の決め方 筋肉注射で使われる部位は、腕やお尻、そして太ももの前側が代表的ですが、プロゲステロンはお尻か太ももを選ぶことになります。太ももの前側は自分で注射しやすいので一番に選びたいところですが、やめましょう。かなり痛いです。お尻といっても、お尻のどこがいいのか。たとえば、「四分三分法」を使って決める…