飛行機に乗る場合、持ち込む手荷物にはどの様なバッグを使いますか?個人的に、使って良かったと言える2ホイルの逸品をご紹介します。
と、その前に荷物のサイズを確認しておこう
空港内で保安検査を通過する際に、機内持ち込みの荷物のサイズと個数を確認されます。
渡航先の滞在日数の長さに関係なく、機内持ち込みの手荷物サイズは一律です。具体的なサイズは以下です。
- 【国内線】座席数が100席以上、または【国際線】の場合
『3辺の合計が115cm以内(幅55cm×高さ×40cm×奥行き25cm以内)の10kg以内』
【国内線】座席数が100席未満の場合
『3辺の合計が100cm以内(幅45cm×高さ×35cm×奥行き20cm以内)の10kg以内』
これらは日本航空と全日空の規定となっています。航空会社によって若干の違いが見られますので、必ず確認しておいてください。
個数に関しては、身の回りの物が入ったカバンやその他のもの(ハンドバッグやカメラ・傘など)を除いて1つまで。因みに、空港で購入したお土産なども数に数えます。
小さなお子様連れの場合は、ベビーカーを除いてプラス1つまで。
実際に使っているのはこれ!
実際に使ってみて、「うん、これいい」と思った物をご紹介します。
TUMI Rockford wheeled duf [型番]0255063D2
ビジネスマンを中心に愛用者が多いブランド『TUMI』。飛行機が日常的な乗り物として定着しているアメリカ生まれのブランドなだけあって、バッグのサイズが手荷物サイズに考慮されています。
また、こんな機能があればいいな・こうなっていればいいなという細部の心遣いが垣間見れつつ、デザインもしっかりと拘っているものが多い点も特徴です。
そんなTUMIが作った今回ご紹介する愛用のバッグは『Rockford wheeled duf[型番]0255063D2』です。
ボストンバッグにタイヤをつけた様なデザインなので、機内の狭い通路をスイスイと難なく通過することができます。
このスマート具合が大切なんです。同乗者を観察していると、通路側の座席の肘掛けなどにガツガツとカバンを当てている人・手荷物をひっかけている人をよく見かけます。それがちょっとしたトラブルの原因になっていたりするので、スッと通れることは、意外にも重要なのです。
2つの車輪の間には、つま先で蹴る用に、厚手のレザーが張られています。てこの原理でスマートな舵取りができます。
荷物の容量も十分で、1・2泊の出張or旅であれば、これ1つで事足ります。2本のファスナーの内、1つはガバリと開くメイン。もう1つはPCなどを入れるマチが狭めのサイドの構成です。
気になりますよね、そのお値段。
日本で正規で購入するとなると、軽く10万円は超えます。アウトレット店で8万円前後で売られているのを見かけましたので。推して図るべし。
しかし、私の場合はアメリカにあるアウトレット店で5万円前後で購入しました。上の画像はその時のタグです。記載されているアウトレット店での定価(949ドル)から半額で販売されていました。
因みにこの時の為替レートは1ドル=120円だったかと思います。
スーツケースに5万円!しかも機内持ち込み…。と、思われるかと思いますが、とても丈夫なので、長く使えます。使い方にもよりますが、軽く5年は使えると、自信持って言えます。
万が一、「これ、私には使いづらいなぁ」というときは、オークションサイトやフリマアプリなどに出品してみてください。
その時のバッグの状態にもよりますが、円安為替レートを考慮しても納得の行く金額で売れるはずです。上手に売れれば、購入額の前後で売ることができるかと思います。
こちらもおすすめです!
PELICAN(ペリカン)
ペリカンと聞くと、真先にカメラなどの機材を運ぶ、かなりゴツいハードケースが思い浮かぶかと思います。
そのペリカンがトラベラー向けのスーツケースやリュックを展開している事はあまり知られていないかと思います。ほとんどの方が、カメラマンなどの業者向けに商品を展開していると思われがちです。
実際に、預け荷物サイズのものを愛用していますが…これ、なかなかの使い心地です。
まず、本当に長方形なので、スタックしやすいです。きっと、飛行機の貨物室に詰め込む作業員は「皆、これを使ってくれれば、苦労しないんだが…」と、密かに思っているかもしれません。
それはさておき、夫婦やファミリーで複数同時に使用する場合、車やタクシーのトランクに綺麗に重ねて詰め込むことができるので、気分がいいです。
ただ、スタックしてカチッと重なり合うことを考えて作られているわけではないので、急ブレーキを踏んだ時や急な進路変更をした時は、上に載せたものが勢いよく滑りますので注意が必要です。
話がそれましたが、複数のサイズ展開のうち、機内に持ち込めるサイズもあります。それが「EL22 Elite Carry-On Luggage with Enhanced Travel System」なのです。
大人が座ってもへこたれないので、出国手続きや入国手続きなど長い行列に椅子代わりに座ることができます。特に小学生前後のお子様連れには、重宝するのではないでしょうか?
飛行中にベルトサインが消えている時のみ、座席の足元に足置きとしても重宝します。大人はともかく、足が床につかない子供には嬉しいものです。
気になるお値段ですが、為替レートを考慮して3万円前後だったかと思います。こちらは何より丈夫なことが売りです。多少手荒に扱ってもびくともしませんので、一生ものと言ってもいいでしょう。
仮に「やっぱり合わない」となったとしても、高値で売れるのもポイントです。こちらは他のブランドとは違って丈夫なことで有名なので、多少の使用感があってもあまりのが特徴です。
これで手荷物関係はバッチリ!
荷物が多い人には2ホイールのスーツケースがいかにおすすめかをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?使いやすいバッグを持っておくことは、旅のストレスを大きく減らしてくれます。ぜひ、あなたのお気に入りに出会ってくださいね。