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体外受精でヒト成長ホルモン剤注射の理由と結果

2019/10/19 更新 2020/04/30

体外受精を目的とした2回の採卵経験後、新しいクリニックの先生の提案で、3回目の採卵期間にヒト成長ホルモンを加えました。



理由:小さなチョコレート嚢胞の存在と、高めのAMHで卵胞が育ちにくい可能性


右の卵巣にできた子宮筋腫は0.5-2cm。自覚症状はありません。
これまでの観察では大きくなる様子はなく、逆に少し小さくなったりしたこともありました。

また、AMHの値が8と高めであるため、卵胞の成長スピードが遅い可能性がありました。
(多囊胞性卵巣 ;PCOの診断は出ていません)

AMHが高いということはどういうことなのか

実際に、アンタゴニスト法を用いた過去2回の採卵では、卵胞の育ちが遅くなりがちでした。卵胞が育ちにくいので、平均9日といわれる誘発期間を13日くらいかけてやっと採卵できる大きさに近づけていました。

初めての採卵周期には、卵胞をどうにか育てようと、平均以上の期間で(多量に)ゴナドトロピン製剤を使用したので、血中エストラジオール値が増加し、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の危機になりました。症状としてはおなかが張るだけでしたが。

過去2回の採卵(胞)数は問題なく、平均18でした。

また、凍結に至った胚は、6日目のが1つか2つ。7日目のが2つ。


ヒト成長ホルモン剤:Omnitrope (皮下注射)


使用したヒト成長ホルモンは、ソマトロピンBS皮下注「サンド(Omnitrope)」5.8㎎粉末バイアル瓶入りでした。冷蔵保存必須でした。

必要アイテムはアルコール消毒綿の他に、希釈液バイアル1本、再調製用の注射器(22ゲージ)、投与用の注射器(1ml/100ユニット、使い捨て)。

希釈液1ml分を使って薬剤を作りました。


ソマトロピン製品説明

ソマトロピンのペン型注入器はこんな感じ

ソマトロピン薬品の基本情報


注射時期:14日間


注射は0.5ml(50ユニット)を一日一回。期間は、14日間。採卵周期始めの診察の日の夜(Day3)に開始し、誘発注射を開始した日(Day8)も含め、誘発期間9日目まで続きました。

注射エリアは腹部、おへそから3センチは離れたところを、毎日左右交互にしていました。


結果:


採卵胞数は以前と変わらずも、成熟卵がそのうちの約半分(50%)。新しいクリニックの基準が高い、厳しい可能性もあり単純に比較はできませんが。

最終的に、6日胚を3つ凍結にいたりました。

今回得られた凍結胚の質について、クリニック先生は自信をもっておられました。

そのうちの一つを移植し、見事に初めて妊娠。

現在10週目で妊娠が続いております。

ちなみに、着床前診断はしていません。


追記:


新しいクリニックでは、成長ホルモンと共に、今まで使用経験のないサプリも勧められました。このサプリの服用について、別の記事で紹介したいと思います。





#体外受精, #不妊治療, #AMH, #チョコレート嚢胞
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