劇団四季といえばミュージカルですが、ディズニー映画をミュージカル化していることでも有名ですね。なかでも、ユーモアたっぷりのアラジンや20年以上のロングラン公演記録を更新し続けているライオンキングは、CMでも見たことがあるのではないでしょうか。 今年6月に、日本でディズニー映画の実写版「アラジン」が公開、8月には「ライオンキング」が公開されますので、ディズニーでさらに盛り上がるに違いありません。 こちらでは、日本各地で公演されている劇団四季のディズニーミュージカルについてご紹介いたします。 劇団四季にはかかせないディズニー 劇団四季には、かかせないディズニーのミュージカルですが、それは1995年に上演された「美女と野獣」から始まります。以降、「ライオンキング」、「アイーダ」などさまざまなディズニーのミュージカルが上演されてきました。しかも、2006年には韓国で「ライオンキング」の上演を実現させたのです。 夢いっぱいの世界は、海外のプロデューサーから「日本では、ぜひ劇団四季に上演して欲しい」というオファーがあり、劇団四季とディズニーの提携によって実現されたのです。 アラジン 2015年、劇団四季とディズニーとの提携20周年に満を持して上演されたのが「アラジン」。日本では、アラジンと魔法のランプで有名な物語ですね。 アラジンは、コミカルな演出が評判になっていて、ランプの精・ジーニーのユーモアあふれる役どころには観客席に笑いが起こるほど。キャストのなかでも、ジーニー役の瀧山久志はまさにはまり役!歌声のみならずアドリブや踊りにも注目です。 もしかしたら、子供より大人のほうがはまってしまうかも!?ミュージカル初心者にもおすすめです。 ライオンキング 1998年から上演されている「ライオンキング」は、昨年5月に東京公演20周年を迎えた大ロングラン作品。アフリカのサバンナを舞台に、ライオンの王ムファサのもとに生まれた子供シンバとさまざまな動物たちが繰り広げる壮大な物語ですよ。 なんといっても、動物を表現した衣装に、エルトン・ジョンが作曲した「サークル・オブ・ライフ」などの歌が非常に素晴らしく、まさに生命の賛歌といえる舞台です。キャストのなかでも、注目は呪術師のヒヒ・ラフィキ役!実力がなければできない役どころですよ。 ライオンキングは、命の連鎖という言葉で私たちが忘れがちな命の大切さを教えてくれる、子供から…
令和の時代に入って、さまざまなアニメ映画が放映されていますが、やはり思い出されるのは昔のアニメです。 女の子から女性へと、成長する過程で思い浮かぶのはやはり『恋』ですね。今も昔も、変わらないのは恋愛や夢を楽しめるアニメがあるということです。しかも、映画ならたっぷり楽しめて最終回を待つ必要もないですね。 こちらでは、子供から大人まで楽しんでいただけるように、女性なら一度は憧れる昭和や平成に映画化されたアニメをご紹介いたします。 Amazon.com~くるみ割り人形 [DVD] より 映画『くるみ割り人形』(リメイク前) こちらでご紹介するのは、リメイク前の『くるみ割り人形』です。 『くるみ割り人形』は、1979年にファンシーなキャラクターで人気を集めたサンリオの創設者である辻信太郎(現社長)が企画、サンリオが製作したオリジナルストーリーの映画です。2014年に、増田セバスチャンがメガホンを取っておしゃれにリメイク、2D/3D映画として公開されたのが記憶に新しいところでしょう。 『くるみ割り人形』は、豪華なスタッフ陣で構成されています。 声優には、杉田かおるや志垣太郎、西村晃や森山周一郎などそうそうたる俳優陣が配役されました。それに加えて、劇中に登場する歌は作詞をあの寺山修司が手がけ、作曲(編曲)には羽田健太郎も加わり、バレエの場面には日本を代表する名プリマバレリーナ・森下洋子と清水哲太郎という豪華なメンバーが顔を揃えました。 《ストーリー》 クララは、親戚のドロッセルマイヤーおじさんからお世辞にもかわいいとは言えないくるみ割り人形をもらいます。明日は、いとこのフリッツが来る予定。楽しみにしながら眠りについたクララを二つ頭の白ネズミの女王が襲われて…。クララが人形の世界に迷い込み、不思議な出来事に巻き込まれて行きます。 批評家のコメント自体はあまりよくないようですが、温もりを感じる人形劇という手法に実写のバレエをおりまぜ、ファンタジーの世界を再現したこの作品は夢の世界とほのかな恋心を感じさせる素敵なアニメ映画。やっぱり、リメイク前のこの作品がおすすめです。ぜひ、お子さまと一緒に楽しんでいただけたらと思います。 映画『千年女優』 『千年女優』は、2002年に
前回は、女性が憧れるアニメ映画があれば、もちろん男性が憧れるアニメ映画もありますね。 思い浮かぶのは、スポコンものやロボット、怪獣など子供から大人まではまってしまうアニメがありますが、男の子から男性へと成長する過程で思い浮かぶのはやはり『ヒーロー』ですね。今も昔も、変わらないのはこんな主人公になりたい、カッコイイなぁと夢を持てるアニメがあるということです。しかも、テレビとは一味違う映画ならではのストーリー展開もあればなお楽しめますね。 こちらでは、子供から大人まで楽しんでいただけるように、私もはまった男性なら一度は憧れる昭和や平成に映画化されたアニメをご紹介いたします。 出典:Amazon~機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 [DVD] より アニメ映画『キャプテン』 『キャプテン』は、ちばあきおの同名漫画で1981年にTVアニメを編集して公開されたスポコン・野球・青春映画です。 当初は、魔球などの突飛な技を繰り出すスポコンアニメが多いなかで、そのあたりにいる普通の高校生の努力が実る少年の手が届きそうな夢のストーリー展開が魅力です。学校の映画上映会でご覧になられた方も多いのではないでしょうか(私もそのひとりです)。 『キャプテン』は、元プロ野球選手のイチローや新庄剛志もファンであったと語るほどで、主人公の谷口タカオやチームプレイに憧れたスポーツ選手は数知れません。特に有名な声優が出演している訳でもないのですが、それがかえって原作のよさを引き立てているのです。アイドルに例えるとAKB48。身近なヒーローといった感じですね。 ストーリー 谷口タカオは、超一流の野球部で有名な青葉学院から来た転校生。墨谷二中は、弱小の野球部ということもありチームメイトから一目置かれる存在になるタカオでしたが、実は2軍の補欠であったために実力は今ひとつ、陰で努力を重ねるのでした。 ある日、思いがけず野球部のキャプテンに任命されるタカオは、チーム一同を強いチームへと導きついに宿命の青葉学院と対決の日を迎えるのでした。 学校の体育館で、スクリーンに映し出された素朴ながらも熱いストーリー。真っすぐなタカオに、野球に興味のなかった私でも感動したものです。その後、テレビアニメ化にもなるほど大人気になりましたが、純粋に野球が好きでひたむきにがんばるその姿は涙なしには見られません。 ぜひ、お子さまに見ていただきたい作品です。 アニメ…
アニメソングはアップテンポで力強い曲や、ゆったりとした曲まで幅広い曲調が特徴です。そこで今回は、アニメ好きに関わらず一般的に有名なアニソンから、一部のマニアの間で人気の高い曲まで、神曲と呼ばれるアニソンを10曲ご紹介します。 1.アニメを世に広めた曲:「残酷な天使のテーゼ」高橋洋子 「残酷な天使のテーゼ」は庵野秀明監督の超有名アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズのオープニングテーマとして使用されました。当時は一般的には知られていなかったアニメというものを一挙に世に広め、社会現象まで引き起こしたキッカケでもあります。その大胆でシンプルな曲調は耳にも残りやすく、現代の10代から祖父母世代まで幅広く知れ渡っています。 2.疾走感がたまらない曲:「紅蓮の弓矢」Linked Horizon 「紅蓮の弓矢」は初登場にしてオリコン第2位を獲得した超人気アニソンで、老若男女とわず小さな子どもから大人まで人気の高いアニメ「進撃の巨人」の第1期オープニングテーマです。恐ろしい巨人と戦う少年少女たちを描いたアニメで、オープニングでもその疾走感が強烈なインパクトを与えるアニソンです。 3.愉快な動物たちの曲:「ようこそジャパリパークへ」どうぶつビスケッツ/PPP 「ようこそジャパリパークへ」はアニメ「けものフレンズ」の第1期オープニングテーマとして使用され、そのアップテンポで明るい曲調が特徴的なアニソンです。動物の国というアニメのテーマを表現するためにアフリカの楽器が使われるなど、アニメの世界観ともマッチした、音のひとつひとつに勢いの感じられる曲です。 4.現役女子中学生が悲劇の魔法少女:「コネクト」ClariS 「コネクト」は数多くのアニソンを手掛ける女性ユニット「ClariS」の有名曲で、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のオープニングとして使用されています。当時はまだ現役中学生として活動していましたが、中学生とは思えない表現力でシリアスなアニメの世界観がしみじみと伝わってくるほか、歌詞にも深い意味が込められています。 5.愉快なダンス:「シュガーソングとビターステップ」UNION SQUARE GARDEN 「シュガーソングとビターステップ」はバンドグループ「UNION SQUARE…