「最近、眠れないなあ」
「休みの日にたくさん寝て休日がつぶれる」
なんて人は多いのではないでしょうか。
実際、厚生労働省のデータによると日本人の約5人に1人は睡眠不足を感じているそうです。
しかし、日本人は真面目な人が多く、睡眠不足で心身に影響が出ても仕事しちゃったりするんです。
そんなことを続けていると大変なことになるとも知らずに……。
今回は睡眠不足の人たちのために、
- 睡眠不足の原因は?
- 睡眠不足でまさかの病気に?
- 睡眠の質を向上させる3つの方法
- 睡眠におすすめの人気アプリ3選
をお届けします。
質の良い睡眠をゲットして人生を豊かにしましょう。
睡眠不足はこれが原因
睡眠不足の原因は3つあります。
- 睡眠時間が確保できない
- 生活リズムの乱れ
- 睡眠障害(夜間頻尿や不眠症など)
人間はそもそも自然と眠れる生き物です。
赤ちゃんや子どもは何も考えずに眠ることができます。
ですが、大人になるにつれて眠れなくなります。
どうして眠れなくなるのか、睡眠不足の原因を詳しく見てみましょう。
睡眠時間が確保できない
そもそも眠る時間が限られていると、当たり前ですが睡眠不足になります。
厚生労働省の調査によると、就業時間が週49時間を超えてくると約3人に1人が睡眠不足を感じているそうです。
そりゃそうですよね。たくさん働いている人は眠る時間が限られてしまいます。
ちなみにあなたは1日何時間眠れていますか?
厚生労働省のデータでは、1日の平均睡眠時間は6時間以上7時間未満の割合が最も高いらしいです。
しかし、6時間未満の人は全部で40%近くになるようです。
睡眠不足になる人は睡眠時間そのものを確保できていないようです。
生活リズムの乱れ
人間のそもそもの生活リズムを崩すと眠れなくなります。
そもそもの生活リズムとは太陽が昇ってから起き、月が昇ってから寝るというものです。
しかし、現代、スマホという太陽ができてしまいました。
スマホから出るブルーライトは太陽光にも含まれています。
寝る前にスマホの青白い光を見ると「あれお昼?」と錯覚して眠れなくなってしまいます。
また、夜勤の仕事の人や育児で夜に赤ちゃんが泣きだして眠れないという方もいます。
本来眠い時間に眠れないと、睡眠不足の原因になります。
睡眠障害
これは夜間頻尿や不眠症などの病気が原因で眠れないということです。
病気を持っている方はその病気を治さない限り、睡眠不足が解消されることはないでしょう。
睡眠不足の3つの原因を見ていかかだったでしょうか。
次は睡眠不足からくる悪影響について見てみましょう。
睡眠不足で鬱病に?
代表的なのは、うつ病です。
2011年に4大疾患(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病)に精神疾患が加えられ5大疾患となりました。
それだけ重大な疾患につながるのが睡眠不足です。
しかし精神疾患になってしまう前は「自分は大丈夫」と思っています。
残念ながらそういう人ほどうつ病になってしまいます。
うつ病だけではありません。他にも
- 高血圧などの生活習慣病
- 認知症
- 体重増加
- ストレス増加
- 注意散漫
など数えきれないほどの症状があります。
またメンタリストDaigoさんはYouTubeで睡眠不足のデメリットについて語っています。
睡眠不足は実は怖いものなんです。
そんな怖いものが嫌なあなたに睡眠の質を向上させる方法をまとめました。
参考にしてもらえたらと思います。
睡眠の質を向上させる3つの方法
睡眠の質を向上させるには3つの方法があります。
- 体内リズムを整える
- 食事に気を付ける
- 理想の睡眠時間を知る
実はこの他にもまだまだありますが、この3つを重点的に説明します。
体内リズムを整える
人間の本来のリズムを取り戻すと睡眠の質は向上します。
具体的には
- 朝、日光を浴びる
- 運動をする
- 昼寝をする
- 夜、お風呂に入る
- 寝る目にスマホを見ない
などがあります。
特にスマホは一番気を付けましょう。目に近い距離でブルーライトを浴びてしまいます。
本来浴びることのできない日光を夜に浴びてしまうのと同じなので注意しましょう。
見るとしても画面を暖色にして、ブルーライトを減らしましょう。
食事に気を付ける
一番はカフェインです。夜にカフェインをがぶ飲みしている人はいませんか?
できれば夕方くらいからは飲まないほうがいいです。
また、就寝前にがっつり食事をするのもやめましょう。
食べるとしてもチョコ1個など少量にしてください。
理想の睡眠時間を知る
理想の睡眠時間を調べましょう。
よく90分周期と言いますが、あれは不確かです。
人によって周期が異なるはずのに、ロボットみたいに全員が同じ周期なはずがありません。
目安にするのはいいですが、自分の理想の睡眠時間を知ることが大切です。
理想の睡眠時間というのは、寝付いてから深い眠りに入り浅い眠りになったタイミングで起きるまでの時間です。
実はスマホの睡眠アプリでそれを計測することができるんです。
睡眠アプリで睡眠の質を上げることができるので今日から実践することができます。
睡眠の質を向上させる人気おすすめアプリ3選
理想の睡眠時間を調べられて、かつ眠りが浅いタイミングで起こしてくれる睡眠アプリを3つ紹介します。
どれも無料でダウンロードできるので今日眠る時から使えます。
【熟睡アラーム】
羊のマークがアイコンの「熟睡アラーム」。
特徴は熟睡サウンドと呼ばれる眠りに入りやすい音楽が無料でたくさんダウンロードできることです。
いくつか聞いてみましたが、どれもリラックスできる曲で熟睡サウンドと呼ばれる所以が分かりました。
また、データとして
- 平均起床時間
- 平均睡眠時間
- 平均睡眠効率
- 平均入床時刻
- 平均起床時刻
- 平均就寝時間
- 平均いびき時間
- 平均いびき率
の8つを記録することができます。
また、設定時刻にアラームをかけることもできますが、眠りの浅いタイミングで起こす機能もあるので、休日に試してみて下さい。
無料でDLでき、気に入ればプレミアム版に登録して機能を増やすことができます。
最後に実際に使ってる人はこちら↓
かなり細かく記録されていますね。
自分の睡眠の分析には良いですね。
【Sleep Cycle】
世界の睡眠データを見れることが特徴の「Sleep Cycle」。
Sleep Cycleは有料版の機能が優れています。1か月は無料でお試しできるので、有料プランに登録するかはじっくり考えられます。
何といっても、統計データの機能が優秀です。
- 快眠度
- 規則性
- 過去7日間の世界のデータ
- 天気の影響
- 月の影響
- 脈拍数
- 歩数
など様々な観点から睡眠を分析することが可能です。
中でも天気や月の影響まで分析できるのがすごいですね。
無料版でも
- 寝床にいた時間
- 睡眠時間
- 覚醒、睡眠、深い睡眠をグラフで可視化
- 規則性
- 眠るまでの時間
- 就寝時刻
- 目覚めた時刻
など基本的な情報は記録してくれます。
世界でも支持されている睡眠アプリなので一度試してみることをおすすめします。
最後に実際に使ってる人はこちら↓
グラフで睡眠の深さを表してくれるので分かりやすいです。
いびきや歩数も出してくれるのもいいですね。
【Sleep Meister】
日・週・月・年単位で統計データを出してくれる「Sleep Meister」。
Sleep Meisterは完全無料にもかかわらず多くの機能が備わっています。
中でもメモ機能が使いやすく
- アルコール
- カフェイン
- 運動
- 食事
- 喫煙
- 入浴
の6つをボタンを押すだけでメモすることができ、後から自分の睡眠を振り返るときにとても便利です。
もちろん、他のアプリにもある統計データも取れて
- 睡眠時間
- 入眠潜時
- 睡眠効率
- 中途覚醒
- 深い睡眠
- スヌーズ
をグラフにして可視化してくれます。
それを日・週・月・年単位でも確認可能なのでとても使いやすいです。
最後に実際に使ってる人はこちら↓
無料でこのクオリティなら最高ですね。
寝言を記録してくれたりするのも面白いです。
まとめ
睡眠不足の原因から病気、睡眠の質を向上させる方法、睡眠アプリをまとめましたがいかがだったでしょうか。
睡眠不足を解消するだけでも、人生は豊かになりますが、さらに睡眠の質を向上させればより毎日を楽しく生きられます。
今回紹介した睡眠アプリを試して質の良い睡眠を味わってみて下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。