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LGBT

LGBTと浮気について

 
LGBTと浮気について書かせていただく。  浮気。みんなは浮気についてどういうイメージを抱いているだろうか?  当たり前?よくあること?人として最低?たまになら許す?      人それぞれだと思うが、あまりいいイメージを持っている人は少ないはずだ。  浮気や不倫が原因で離婚したり、裁判が起きたりしているのが現実である。    さて、LGBTの中でも特にゲイにおいては、浮気が当たり前になりつつある。  よく浮気関連の話を聞くのだ。節操がないというか…  これは、昔からだとは思うが。  浮気について個人的に思っていることを書き記しておきたい。    結論からいうと、彼氏(相方)がいても、平気で浮気しているゲイはごまんといる。  W浮気なんてよくあることだし、そもそも、『浮気OK』にしているカップルもいるぐらいだ。  この記事を書くにあたって今年で付き合って8年目になるカップルに話を聞いた。  彼ら曰く、「セックスは他の人とやってもOK。ただワンナイトね。本気になるのはダメ」とのこと。  愛の形は人それぞれなのだろうか。    一方、複数回にわたる浮気が発覚し、最近破局した20代のゲイ×バイセクシャルのカップルも知っている。  付き合い方は人それぞれである。    さて、いずれにしても、「彼氏にバレなければいいや」ということで平気で浮気をするゲイは多い。  色々な話を聞いている感じ、異性愛者よりも、断然多いと思う。  「男同士だから仕方ないよね」と言い訳をし、彼らは浮気をしまくるのだ。  というか、『彼氏持ちの男』を狙ってセックスを持ちかける人もいるぐらいだ。  (彼氏持ちの男を食うことが、一種のステータスらしい…)    確かに、男同士だし、お互いがよければサクッと身体の関係を持ててしまう。男女よりも簡単だろう。  特別罪悪感など感じずに、息を吸うように浮気をしている人も知っている。      私にも遠距離恋愛中の彼氏がいるのだが、正直、浮気をしてしまったことがある。「男同士だし、しょうがないよね」という甘えが原因である。  そして、浮気をしてしまったという事実を、彼氏に告白してしまった。  自分一人で隠しているのがつらくなったのだ。私の彼氏は珍しい人間で、浮気などしないし、そういうゲスいことは大嫌いである。    喧嘩になるかと思いきや、「そっか。しょうがないよね」と言われただけだった。  その瞬間「黙っておけばよかった」と一瞬脳裏によぎったが、もう遅かった。  後から分かったことなのだが、彼は一人で死ぬほど絶望して…
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2018/07/03

【LGBT】バイセクシャル男性にインタビューしてみた

 
LGBT当時者に問いたい。  『将来への不安はないか?』  『仕事への不安はないか?』  『孤独への不安はないか?』  『親友にカミングアウトできるか?』  『幸せか?』  『生まれ変わっても自分でありたいと思えるか?』    聞きたいことは山ほどある。  私が私を受け入れることができるようになったのは、ほんの数年前の話で、それまでは自分の運命を呪っていた。異性愛者にずっとなりたかったし、生まれ変わったら絶対自分になんかなりたくない、と思っていた。(今はそんな風には思っていない)  さて、今回、24歳のバイセクシャル男性にインタビューを実施してみた。  彼はいつものほほんとしていて、今を楽しそうに生きている。将来は結婚したいと言っていたが、年下の彼氏ができたようで、「もう結婚とかどうでもよくなった」と言っていた。  今をリアルに生きる24歳のバイセクシャル男性。インタビューの一部をお送りする。          -インタビュー受けてくれてありがとう。まず、いつから自分のセクシャリティに気付いた?  『高校二年生だね。携帯を見ていて、男の世界に興味を持ち始めた。こういう世界もあるんだと知って、そして「意外といいじゃん」と思った。それまでは無意識で男性に惹かれたりしていたけど、「好き」という感情ではないと思っていたな~。というか、中学3年生まではずっと女性がすきだったから』    -本格的に男の世界に足を踏み入れたのはいつ?きっかけは?  『2016年の夏だね。きっかけはゲイアカウントのTwitter。バイセクシャルだけど、一応ゲイってことにしてアカウントを作ったの。それで、Twitterをよく使うようになってから、初めてお仲間に会ってみようと勇気を出してリアルしたよ』    -結構最近だね。初めてのお仲間は怖くなかった?  『その人は確かゲイ男性だったね。35歳ぐらいで、体育会系だった。最初は怖かったね。でも今でも怖いよ(笑)最近はもうリアルはしないけど』    -ノンケ友達とか親にはカミングアウトしてる?  『最近、初めてノンケ友達一人にカミングアウトした。人生で一番緊張したかも。結構動揺してたね…でも言ってよかったと思ってます』    -カミングアウトは勇気がいるからね。カミングアウトした理由は?  『昔から仲良しの友達で、なんかいつまでも隠していることに嫌気が差しちゃったの。もう嫌われてもいいからカミングアウトしちゃおって思った。自分も楽になりたかったし、本当の姿を知って欲しかっ…
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2019/02/17

【LGBT】アライが抱えている悩みについて

 
昨今、LGBT(レズビアン,ゲイ,バイセクシャル,トランスジェンダー)と並んでじわじわと知られるようになってきた「アライ」。    アライとは同盟や支援という意味を表す「Ally」が語源の、LGBT当事者以外の人が、LGBTを含むセクシャルマイノリティを理解し、支援するといった考え方、あるいはそういった立場を明確にしている人を指す言葉である。    今回、アライを表明している異性愛者の方に色々聞くことができたので、それをベースに『アライが抱えている悩みについて』ということでご紹介していく。  色々考えるキッカケにしてもらえたら嬉しい。      ◆具体的に何をすればいいか分からない    「アライはアライだけど、具体的に何をすればいいか分からない」とのこと。  なるほど、確かにアライの立ち位置として、何が正しいのかは分かりかねる。というか正解はない。    個人的には、LGBTなどセクシャルマイノリティに関して「理解していますよ」という立ち位置にいるだけで立派なアライだと思う。  「思っているだけでは変わらないので、アライステッカーを貼るなど実際に行動している人こそが真のアライだ」という意見もあるが、日本ではまだ半数以上の人がLGBTという言葉すら知らないというのが現状。    まずはLGBTという言葉を知ってくれるだけで、そういう人たちが当たり前に身近にいるんだということを理解してくれるだけでありがたいのでは?と思ってしまう。    それに、具体的に何かをすればいいか分からないと悩んでいる人に対して、何かをしろと強制できるものでない。  ステッカーを貼ったりするなど、自分ができると思ったことをすればいいと思うし、仮に何もしなくても、「理解していますよ」というスタンスでいてくれるだけで嬉しい、という感じである。    念のため、「アライができること」ということで画像を貼らせていただく。  ただ、「これらをしてくれ!」と強制したいわけではないので、ご理解いただきたい。  【出典元:https://www.slideshare.net/haru1989/lgbt-15014912】    (そもそも個人的には「支援」という言葉があまり好きではない。「LGBTを支援することを恐れない」だと、LGBTが弱者みたいな感じである。確かにマイノリティである以上、どうしても弱者側の扱いになってしまうが・・・)      ◆カミングアウトしてくれる人が周囲にいない    「アライはアライだけど、カミン…
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2018/07/07

【FtMトランスジェンダー】ナベシャツについて

 
つい最近、FtMトランジェンダー(身体は女性だが性自認は男性)のYouTub動画を見ていた。彼の動画でたびたび出てくる「ナベシャツ」という言葉。「もっと締め付け力のあるナベシャツで胸を潰したい」「なかなか胸が潰れなくて困っている」という奇怪な発言をしていた。  正直、FtMの世界についてそこまで詳しくない筆者からすると、「ナベシャツ?なにそれ?」という感じだった。同じLGBTというカテゴリーに属していながら、初めて聞いた…  そして色々調べてみたのだが、ナベシャツとは、どうやらFtMトランスジェンダーのパスグッズとしてはマストアイテムらしい。  パスグッズとは、パス度を上げるためのグッズのこと。パス度とは、「自分が認識している性自認が、外見上第三者から認識されているかどうかを表す度数」のことで、FtMの人なら第三者から「男性」として認識されればパス度が高いと言えるのだ。  パス度が高ければ高いほど、日常生活において支障をきたさない。「性別は?」と聞かれる機会も減るし、男子トイレにだって堂々と入れる。  胸が全くない人なら必要あまり必要ないかもしれないが、胸がある程度ある人にとっては、ナベシャツは必要不可欠。ナベシャツには、タンクトップ型/サラシ型/Tシャツ型がある。    ナベシャツという名前が生まれたのは、どうやら1972年(昭和47年)のことのようだ。こんな情報を発見した。  「元祖ナベシャツオカ」のナベシャツは、昭和47年、大阪南・北の水商売のオナベの方に依頼され考案し、誕生した商品です。当時はオナベの福音と云われ、今も根強い人気がある商品です。私がその名前を「ナベシャツ」と付けました。 平成5年に上岡龍太郎のテレビ番組「50人に聞きました」で取り上げられ、全国に広がりました。(お値段はその時のままです。)  今では、一般のFTM、トランスの方々に愛用されております。  【引用元:http://nabeshatu-yofukuoka.com/docs/】        FtMにとって大きな胸があることは苦行なのだろうか…元々Aカップなど胸が小さい人ならあまり気にならないかもしれないが。  ただサラシのように胸を潰すことが前提になるので、慣れないと痛い&苦しいという現実が待っている、らしい。(慣れれば問題ないみたい)  最近だとナベシャツの種類も豊富なので、デザインや機能性や素材などを加味し自分に一番合ったものを選べばいいと…
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2018/07/07

LGBTの差別偏見云々を謳うにも、改善すべきところはあるかもしれない

 
たまにはLGBTの「闇」の部分を紹介する。          世の中にはゲイが集まる特別な銭湯が存在する。  特定の時間(閉店1時間前など)になるとゲイがわんさか集まり、銭湯内で迷惑行為を・・・一部の人間がしている迷惑行為のせいで、LGBT全体に悪影響を与えている可能性がる。偏見を助長させるだけなので。  私自身、都内の超有名銭湯で、まがいのことをしてしまった経験があるから。  冷静に考えたら分かることなのだが、異性愛者の方もいるわけだし、モラル的にも絶対やめるべきである。というか、犯罪である。        今回、ある繋がりから、Nさんという男性(30歳前後)にコンタクトが取れた。  Nさんは栃木の足利市在住で、毎週のように某銭湯に通っているという。  何がそんなにいいのか?なぜやめられないのか?    色々インタビューしてみた。  興味深い内容が聞けたので、シェアさせていただく。    以下、インタビューの一部始終を記す(最初の方は割愛します)    -なぜ目覚めたんですか?  『田舎だと出会いがなくて。それで地域の掲示板をチェックしていた時に、よく行く銭湯の名前が書いてあって、そのあと色々調べてみると深夜帯になると凄いゲイが集まるんだってことをその時初めて知りました。それで週末に深夜帯を目掛けて行ってみたら、もうびっくりでした。サウナに入ったら、全員ゲイ、みたいな』    -週末の深夜帯はやっぱり多いですよね。もちろん場所によりますが。それで初めて銭湯内で行為をしたのですか?  『はい。でも軽い程度なんで。』    -それがきっかけですか?  『そうですね。今では週末の深夜帯を目掛けて週一で通っている感じです。もともとお風呂が好きなので一石二鳥というか。でも言い訳みたいですけど、派手な行為はほとんどしてないんです。』        -そこまでこだわる理由って何ですか?  『やっぱり、スリル感がいいんです。この感覚は絶対銭湯じゃないと味わえないです。あとは自分以外にもたくさんのゲイが来ているんで、なんか自分1人じゃないんだって寂しさを紛らしたりもしてます。最後まで残っていたゲイと、喫煙所で話したりとか、結構息抜きになるんです。あとホテルは高い。。家は実家だし』    -なるほど。ということは、お金を払って入れる普通の場所じゃ満足できないってことですか?(※栃木に有料の正式な場所がある)  『そうです。あの独特のハラハラ感は他では味わえないですよね。結局いつもの銭湯に来ちゃうんです』    -ちなみに、迷惑行為だ…
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2019/02/15

【体験レポート】『羽衣湯』へ突撃してみた

 
NFT 123ishゴールドコイン3Dアートコレクション選出    先に言っておくが、この記事は相当ゲスい内容になると思いし、生々しいと思う。  LGBTの権利活動に励むアクティビスト達が偶然発見したら、削除を要求してくるかもしれない。  それでも、書き残しておきたいので投稿させていただく。    理由は3つ。     良くも悪くもリアルを伝えていきたい 銭湯での迷惑行為を減らしたい ノンケ男性(異性愛者)に対する注意喚起     『羽衣湯』に関しては、Googleのサジェスト結果に、『危険』と出てくるほど。    実際に羽衣湯は危険なのか。  とにかく、百聞は一見に如かずということで、『羽衣湯』に直撃した。そこで見たものをご紹介する。            ■体験レポート  西新宿五丁目駅から徒歩数分の場所にある『羽衣湯』。  想像より静かで落ち着いている場所だったのでまずそこに驚いた。ここは新宿なのか?と。    マップを見ながらてくてくと細い路地を歩いていく。  『本当にこんな場所に銭湯なんかあるのか?』    と思っていた矢先・・・あった。堂々とした佇まいであった。       出典:風呂屋の煙突        伺った時間はまだ20時ちょっと過ぎで、受付前と入り口には当然ながら女性が複数人いた。  ちなみに受付前には大量の漫画が置いてあってオアシス状態だった。       出典:飄々踉々       しかも、これ、全部無料。  ワンコインで銭湯に入れて、約2000冊の漫画が読み放題だなんて・・・都内では中々ないはず。  しかも、お菓子やカップ麺、缶ビールなどもあるので風呂上がりに全部楽しめちゃうのがイイところ。            と、店内を見渡したら、入口から入って奥のテーブル席に熊みたいなゲイカップルがオセロ(?)をしていた。    ゲイは見た目だけで仲間が分かる『ゲイダー』という力が備わっていると言うが、この時の『ゲイダー』による『ゲイ度』は99.9%。  やっぱりゲイが多いんだな・・・と。  そしてなんて仲睦まじい姿なのだろうと感心しながら暖簾をくぐって行った。    噂で幾度と聞いていた『羽衣湯』。  この日はたまたまなのか人が多かった。      ただ見た感じ脱衣所も浴室も結構狭いし、深呼吸をして浴室内へと足を踏み入れた。     出典元:
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2019/05/28

LGBTカウンセラー「呪いをなくすことはできないが、緩めたり薄めたりすることはできる」

 
  「セクシャルマイノリティである自分は不幸でいなければいけない」と思い込んでいた時期がある。それは、特に10代の頃だ。  家族から「早く結婚して幸せになってね」と言われる度に、自分は一生幸せになれないんだと思っていた。  祖母から「早く孫の顔を見せてね」と言われる度に、深く傷ついていた。  もう女の子のことが好きになれないと気付いた時、自分は一生片思いで終わるんだと思っていたのだ。     そして「自分なんかは幸せになれない」と思い込み、様々なことを第三者のせいにして逃げていた。  同じような人、きっといると思う。    何か嫌なことが起きても「自分には当然だ」、誰かに嫌味を言われれも「まぁ仕方がないか」、しまいにはアルバイトの面接で落とされたことに対してもセクシャリティのせいにしていた。  そうやって何でもかんでもセクシャリティのせいにして、ただ目の前の出来事から逃げていたのだ。  次第に、自分が「不幸であること」に慣れてくる。そして、「幸せにはなれない自分」に居心地の良さすら感じてきてしまうのだ。        ゲイなどのLGBTは、心を形成する大事な時期に、親や身近な人から"こうあるべきだ"という昔ながらの考えを押し付けられてきたと思う。  例えば、「幸せ=結婚して家庭を持つこと」「男は女を好きになるのが"普通"だ」「孫の顔を早く見せてやるのが親孝行だ」「ホモやレズは悪だ」「みんなの輪から外れないように正しい道を進め」など。    これら全てに該当しない自分は「幸せになれないのではないか」と思い込み、徐々に「幸せになれない自分」を自ら象っていく。  大人になった今なら、「そんなことはない」と断言できるのだが、当時はとにかく狭い世界で生きていた。一種の自己暗示(呪い)にかかっていたのだ、間違いなく。    恐らく、同じような人は少なくない。今現在、同じようなことで悩んでいる人もいるかもしれない。  そういう人に対して声を大にして言いたい。「自分ぐらいは大切にしてあげて」と。     ■呪いをなくすことはできないが、緩めたり薄めたりすることはできる    ゲイの心理カウンセラーとして活躍している村上裕さんがヒントとなる発言をしていた。  彼は、カウンセリングルームP・M・Rの代表者である。    「本当は自分の人生に期待している何かがあって、それを抑圧して諦めようとすると、途端にどんどん鎖が増えていくわけです。でも、自分のことをすごく卑下しているように見える人でも、何かし…
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2018/12/01

親友&教養がない人にはカミングアウトできない現象

 
カミングアウトについての動画をYouTubeで見ていた。    ・ゲイが母へカミングアウト | Coming out to my mother【LGBT】   https://www.youtube.com/watch?v=wM1CeZbHzWE    ・LGBTQ100人のカミングアウト!僕らはひとりじゃない!100 Japanese LGBTQ people celebrate National Coming Out Day !  https://www.youtube.com/watch?v=Gk5zdDF2bBk    YouTubeに上がっているカミングアウト系の動画について、ある程度の共通点がある。  それは、  ・みんな違ってみんないい、あなたは一人じゃないよというメッセージ性  ・カミングアウトを遠回しにでも促す構成  ・カミングアウト=正義みたいな風潮    つい最近、バズフィードという月間数億PVを誇るニュースメディアが、勝間和代さんのカミングアウトについて触れ、インタビューを実施していた。そこでもやはり、「(セクシュアリティをオープンにして)自分らしく生きているLGBTの人達がすごく素敵だった」という勝間和代さんを正義とするような内容だった、と思う。    このメディアの傾向について、私は少し危機感を覚える。  当事者がカミングアウトについて語るのはまだいいのだが、非当事者がカミングアウトを促すようなシーン・情報発信も少なくない。  カミングアウトは、そんな簡単なものじゃないし、言って取り返しのつかないことになる可能性もある。    それに、これは前にも述べたのだが、カミングアウト=正義ではない。  カミングアウトが正しいのか正しくないのか、するべきなのかしない方がいいのか、いまだによく分からない。カミングアウトは、「カミングアウトされる側」に負担を負わせてしまうことでもあるので、もはや一人の問題ではないのだ。    ということもあり、私は親友であれば親友であるほど、カミングアウトができない。  相手に負担を負わせてしまうのも申し訳ないし、「言って楽になりたい」という自分のエゴの押し付けでしかない気がしてしまうのだ。    私の親友は私のセクシャリティを知らない。もはや言うタイミングも逃した。  それでも親友は親友だし、二人の関係は良好なのだ・・・    だから、「カミングアウトしたから必ず関係が良くなる」とは思わないで欲しい。もちろん良くなるケースもあるが…
スコア: 1.06
2018/07/16

LGBTが周りに求めること【カミングアウトした際】

 
レズビアンの友人と「カミングアウトした際にこんな対応をして欲しいよね」という話をした。  カミングアウトして成功する場合もあれば、もちろん失敗する場合もある。  距離が近づく場合もあれば、それっきり縁が切れる場合も。    それを理解した上で「こんな風に接して欲しいよね」ということでいくつかご紹介する。  もちろん「こんな風にしてくれ!」と強制するものではない…    私たちの"願い"として書き残しておきたい。  ◆前提として…    まず前提として、レズビアンに限らず、LGBT当事者が誰かにカミングアウトをする際、相手を慎重に選んでいることが多い。  誰にでもオープンにするという人も稀にいるが、ほとんどの人は相手を慎重に選び、「この人なら大丈夫かな」という判断の下カミングアウトをしている。    そしてほとんどのLGBT当事者が、いじめや差別や偏見を経験してきている。  相手にカミングアウトすることで、拒絶されたり、嫌われたりするというリスクも当然考慮しているのだ。    それでも自分のことを伝えるために、もっと深い関係性を築くために、勇気を振り絞ってカミングアウトをしている…と思っていただきたい。  (自分が楽になりたいというエゴの押し付けでもあるが…)    ■今まで通りに接して欲しい    共感して欲しいわけでも、同情して欲しいわけでもない。  今まで通り接してくれるのが一番ありがたいことだ。    例えセクシャルマイノリティであろうが、一人の人間なのである。  今まで通り接してくれるだけでどれだけありがたいか。  なかには急に距離を置き始める人もいるため、傍にいてくれるだけで感謝したい。    ■他人には話さないて欲しい(アウティングをしないで欲しい)    他の誰でもない"あなた"を選んでカミングアウトするのは、理由がある。  もっと深い関係を築きたい、仲がいいからこそ本当の姿を知って欲しい、全てをさらけ出して付き合いたい、などなど…  その意図を汲み取って欲しいとは思うが、あまり言うと「ただのエゴの押し付け」になりかねないので難しいところ。    とにかく、誰彼構わずカミングアウトをしている訳ではないのだ。  よって、アウティングはしないでもらいたい。アウティングされると相当へこむのだ…    ※アウティングとは  他人の秘密を暴露すること。他人のセクシュアリティーを暴露する場合に多く用いられる。  【引用元:https://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%8…
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2018/07/19

一橋大学アウティング事件の進捗。大学側との裁判は続く

 
いまだ遺族と大学側が争っている一橋大学アウティング事件。  事件からもうすぐ3年を迎える。  この事件について改めて調べて、思うことがあったので書き残しておきたい。    実はつい最近、アウティングしてしまった同級生と遺族は「和解」という形で裁判が終わった。  ただ、一橋大学との裁判はいまだ継続中。一橋大学の対応があまりにも酷かったのだ。  もう少し"まし"な対応をしていれば命を失わずに済んだのではないか?ということ。    この事件は、アウティングしてしまった同級生も、一橋大学側も、LGBTということについてほとんど無知だったのだろう。  結果、アウティングされてしまい、大学側も適切な処置を取らなかった。軽く考えていたのだと思う。    アウティングの危険性はこの事件をきっかけに広く知られることになった。    現在もなお責任を認めようとせずうやむやにする一橋大学。  今回、明治大学で一橋大学アウティング事件裁判の報告会が行われたらしく、LGBT非営利団体Fairがその一部始終を記録。(ハフィントンポストが転載)  それを絡めつつ、記述していく。      ■一橋大学の当時の対応について    自死してしまった一橋大学生をAさんとする。    Aさんは、同級生に告白をし、結果的にアウティングされてしまった。  それ以降、担当教授だけでなく、ハラスメント相談室や大学の保健センターへも相談をしている。    ただ、アウティングされてから自死を選ぶまでの2か月間、まともな対応はされなかった、という。    ハラスメントの専門相談員は、「学生委員会での対応がいい」とたらい回し。  さらには、あなた自身が堂々としてればいい、と適当なアドバイスをしたという記録がある。    保健センターへ相談した際は、なんと性同一性障害かどうかの受診をすすめられたという。  ふざけてる。完全にふざけてる。    そして担当教授は、両者の話を聞いた上で「人間関係のトラブル」とし、適切な対処をしなかった。完全に軽視していたのだ。    さらに。    Aさんが自死をしてしまった後、一橋大学から遺族に対する一番最初の説明は、  「ショックなお知らせがあります、息子さんは同性愛者でした」  【引用:http://fairs-fair.org/outing_20180716/】    という有り得ない一言。もう鳥肌が立ってくる。LGBTに対する無知が行き過ぎると、こんなことになってしまうのか・・・    しかも一橋大学がどのような対応をしてきたかなど、何も教えてくれなか…
スコア: 1.06
2018/07/20
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