新卒1名で入社したにもかかわらず、入社一年で会社の将来性に見切りをつけ転職に成功した経験をご紹介します。
この記事では新卒で入社した会社を辞めて、次の仕事を探した方法と面接の準備についてご紹介します。
前職は内装業界での営業だったのですが、転職により映像制作業界の会社で企画職に就き、年収もあげることが出来ました。
まずは自己紹介
私は、21年間生まれた土地で育ち、大学まで実家暮らしでした。英語が大好きだったので大学は県外を考えていましたが、両親に反対され、押し切られ、地元の私立大学に一般入試で入学しました。大学では、英語を話す機会を多く作っていました。
そもそも、なぜ営業職から企画職に転職したのか
前職も、提案営業職だったので企画色の特性はあったと思います。営業職でしたが、デザイン提案だったので、顧客のニーズに合わせて正解の無い解決策を提案する視点は養われていたと思います。
転職後の企画職は、未経験全く知識の無い映像制作業界でしたが、ワクワクしていました。
なぜなら、映像制作とは、ストーリーを伝える手段の一つだと考えているからです。世の中には、さまざまなストーリーがあります。そのストーリーの1つ1つをさまざまな表現方法で伝えるのが映像制作業界の醍醐味だと思います。もう一つは、映像制作の知識を身につけることができれば、次の転職先や自分で動画音楽制作をする時に知識や経験が活きると考えたからです。
この会社は大手IT外資系企業向けに映像制作を提供していました。顧客のニーズはさまざまですが、オンラインでセミナーやイベント、同時中継や配信などを行いたい人たちに対して、資源を提供する仕事です。
具体的には、セミナーを配信したい顧客に向けて、必要な映像機材の視点からヒアリングをします。そこで準備に時間がかかる機材や装飾が決定したら、顧客に対して注意点や懸念点を伝えた上で、解決策を提案します。方向性が決まったら、あとは映像制作の技術スタッフに顧客を引き渡し、詳細なステージの導線や器具の種類は現場で判断してもらいます。
新しい仕事について学ぶことも多いですが、創造的な仕事の内容にとても満足で転職して良かったと思っています。
次の仕事を探した方法
転職サイトに登録
なぜなら、TOEIC 830点の地方大学出身の女子大生がどの点を評価されて面接に進めるのかを知ることで、自分がどこに勝機があるのかの見当をつけることができます。もし英語の評価が高いとすれば、英語関連の仕事の紹介がくると考えられます。したがって転職支援サービスに登録をしました。
🔹転職エージェントのメリット
転職エージェントでは幅広い職種や業界の職業を紹介してもらえるという点です。自分が市場社会においてどれぐらい価値があるのかどうかということがわかります。
🔹転職エージェントのデメリット
転職エージェントの担当者が価値観を押し付けてくるという点です。具体的には、人を大切にする価値観を大切にしているので、人材紹介系の仕事がいいと押されました。しかし、私自身は大切にするのは特定の人であればよいと考えていました。したがって、転職エージェント担当者の価値観で自分の仕事を決められるのが嫌な人にはおすすめしません。
大学時代の友人にアプローチ
なぜならば大学時代の友人は私の特性を知っているからです。
例えばあなたの大学時代の友人で社会人経験がある人や会社を経営している人にダイレクトメッセージをして今企業で求人募集しているところはないかどうか、あなたの会社で空いているポジションはないかとリサーチすることができます。
もし大学時代の友人に社会人経験がある人がいない場合、SNSを活用して自分の興味のある企業に勤めている人に直接アプローチすることも可能だと思います。したがって私は個人的なつながりを活用して転職活動に臨みました。
🔹大学時代の友人にアプローチするメリット
大学時代の友人は人事担当者ではないので業界の裏話や評判を聞けるという点だと思います。社会人の立場だったので、具体的な悩みや問題を相談できたこともよかったと思います。
🔹大学時代の友人にアプローチするデメリット
大学時代のよき相談相手がビジネスのよき相談相手ではないということです。具体的には、転職先の直属上司と合いませんでした。その方は、前職のときから話を聞いて頂いていたので、考え方が似ていると思ってその方の会社に就職したのですが、ビジネスでは仕事の進め方や仕事に対する考え方が合わなかったのでお互い辛かったと思います。もし友人の紹介で入社を検討されている方は、一歩引いて考えることが必要かもしれません。
転職の合同説明会に参加
なぜならば転職を志す仲間を増やすことができるからです。例えば、あなたが自己分析や企業分析に迷っている場合、友人の考え方や志が自分の就活軸や企業研究のヒントになるかもしれません。
あなたが転職活動に生きている仲間にアドバイスをすることによって、相手が気づかなかった軸就活の軸や企業研究等のアドバイスをすることができるかもしれません。したがって私は合同企業説明会も参加をしました。
🔹転職の合同説明会に参加するメリット
転職活動の仲間に出会えたことで精神的に安心したということです。転職活動は、孤独で迷いの多い道です。転職活動の同志を見つけると心が救われると感じました。
🔹転職の合同説明会に参加するデメリット
安心し切ってしまうと自分の将来について真剣に考えることがないということです。具体的には、転職先や将来の話を友人としていると、話の論点がずれたり、多様な価値観の話になって、結論が見えないことが多いです。自分の将来を決める大切な時間なので、できるだけ自分の「やりたいこと」にしっかり集中する時間として投資した方がいいと感じました。
面接の対策
私は主に3つの対策をしました。
面接で聞かれそうな質問を事前に考えておく
なぜなら面接でと考えてない質問を突然答えることができないからです。例えば、飲食体の営業職だった場合、その企業や関連する企業の仕事紹介のページで記載されている仕事内容を知り、ある程度の仕事の内容をイメージします。
その上で、自分がそのタスクをこなすときにどのようなスキルや活動が求められるのかということを考えます。
もし何も思い浮かばない場合、その業界に関わる友人に相談し、仕事内容を聞く事が聞くことををできると思います。したがって私は面接時に想定してない質問が来ても動揺しないように対策を立てていました。
🔹具体的な面接対策
対象企業に務める大学時代の友人に面接で聞かれそうなことを聞いていました。メッセンジャーというLINEのようなコミュニケーションアプリで前日まで対策をしていました。友人が同じ職場で働く予定だったので、1日の行動スケジュールやビジネスの相手のことを深堀りました。
身だしなみを対策
なぜならば面接において第一印象はその人の一生の8割を決めると言われているからです。
例えば大手不動産のデベロッパーだった場合。取引相手は、当該地域の所有権を持つオーナーであったり利権者であることがほとんどです。その時に自分が行っても受け入れられる服装で面接も臨むことが必要です。その服装で相手がその職業に働いているところをイメージしやすいので採用する時もあなたがその仕事に就いたときのイメージがしやすくなります。
もし、服装を優先した場合は、服装から転職先を考えることも1つの方法だと思います。したがって私は面接時に服装のチェックもしていました。
🔹具体的な身だしなみ対策
映像制作系の面接では、現職の印象を残しつつも、少し崩したカジュアルな雰囲気で臨みました。現職では堅い職場でしたが、面接まで着替える時間が無かったので、現職の服装のまま面接に臨むしかありませんでした。したがって、現職の服装は崩さないように配慮する必要がありました。そして、映像制作系の企業では、応募した職種がクリエイティブな発想を期待されていると判断したので、ジャケット裾の下からワイシャツの裾をまくり上げていました。
転職先とのメールのやり取りに注意
なぜならば新卒で1社目を止めているとは言え、社会人として見られることが多いのでわかった多いと考えたからです。
例えば、転職先の面接の日時を決めているときに何度も送信する前に何度も自分にメールを送り時間をあけて見直し修正し自分が納得のいく文章ができあがるまで繰り返しました。
もし、自分のメール文に自信がない人は、人に添削をお願いするのも手だと思います。したがって、私は面接時にメール文の注意をしていました。
🔹具体的なメール対策
どのメールにも「お世話になっております。(自分の名前)でございます。ご連絡頂きありがとうございます。」と始めていました。相手への感謝を示すためでも、視認性を高めるためでもありました。感謝を伝えられて悪い気持ちがしない人がいないということと、いつも同じ文章でメールを導入した方が相手に安定感を感じ取ってもらえると考えたからです。
まとめ
新卒で転職をするとなると、どんな企業が自分に向いているのか本当に転職できるのかどうかが不安でだと思います。
しかし、社会人経験があるからこそ、大学時代や高校時代と学生生活と社会人その両方の経験を持っていることで社会人になる前より広い視点でどのような会社がいいのかどのような働き方をしたいのかどれぐらい収入が欲しいのかなどを考えることができると思います。
したがって転職する時は自分に自信を持って転職に臨むといいと思います。