みなさんこんにちは。
これまでの就職遍歴については過去記事【転職失敗経験談・反省】鉄道系客室乗務員からパン屋に転職した話をご参照下さい。
今回はパン屋に就職した私が3か月で辞めて、百貨店に再々就職した話を書きます。
●なぜパン屋を辞めたのか?
理由はひとつ。「労働条件がひどかったから」です。
どのようにひどかったのかと言うと、求人票に書いてある条件とまるで違っていました。
- 月給18万円以上→業界未経験だからとりあえずは16万からね
- 休日日数月8日以上→社員が少ないから今は大体5日前後かな
- 希望休自由のシフト制→社員が少ないからそんなの無理だよ
ちなみにこれは面接時は説明されず、全て就職後に発覚しました。
それを指摘すると「社会人なのにこれくらい常識でわかるでしょ!!」とキレられ、この時点(1ヶ月目)で既に辞める決意をしました。
●次こそ転職を成功させるために
転職1ヶ月目で既に辞める決意をした私。次こそは失敗をしたくないという思いから今回失敗したフィードバックをしました。
敗因としては、
①求人票の好条件を鵜呑みにした。
②誰にも相談せずに転職活動をした。
この二つだと思いました。
①に関しては完全に研究不足です。そもそも、求人票に良いことを書き並べて応募者を釣るような企業が
悪いのですが、そこは面接で突っ込むべきだったと反省しました。
「求人票に書いてあることを100%信じてはいけない」という教訓を学び、次回の面接に
生かすことを決意します。
②は誰でも良いので、転職の相談を第3者に聞いてもらうべきでした。
転職を経験した人や、友人でも。現状を相談すればなにかアドバイスがもらえたり
もしかしたら、「そこは前から求人が出続けてるから怪しい」などの情報が得られたかもしれないのです。
●反省を生かして、いざ転職へ…!
そこで私は転職後の働き方で何を求めているかを洗い出しました。
私の場合は趣味に時間を使いたかったので
- 休みをしっかり確保できる。
- 希望休が通る。
- 残業が少ない。
- 接客がしたい。
となると、本当にパン屋でなくとも良かったのです。
この条件で友人に相談してみると、友人が働いている百貨店を紹介してくれました。
給与は下がるものの、休みを確保しながら接客業が出来るので良いかもしれないと思い、早速店舗に電話をします。
やはりどこも人手不足のようですぐに面接の日程が決まりましたが前回の教訓を忘れたわけではありません。
友人はきちんと休みがもらえていると言っていたけど、部署や売り場の勤務条件は違うはず…。
なので、面接時にパン屋で働いている現状を話して「きちんと求人票の通りに勤務をさせてもらえるのか、相違がないか」を確認しました。
面接官の人も同情してくれ、
「そんな事をしたら労働基準法違反になるのでうちではありえませんね」
と、私の悩みをスパッと取り払ってくれました。
聞きづらかったけど聞いてよかったーーと、ビルを出た時の爽快感が忘れられません。
●再々転職をしてよかった
パン屋も憧れがあり、やってみたいなというわくわく感と根拠のない自信を持って就職しましたが、その根拠のなさは永遠には続きません。
それが、本当に遣りたいことで、身を粉にしてもこの企業の一員として付いていきたい!!という屈強な思いがあるならぜひとも頑張るべきだと思います。
ですが、「なんか良いな」くらいの気持ちだと、プライベートを害してまで働くのが本当に本当に辛くなってしまうのです。
もちろん、今の仕事でも楽しいことばかりではなく、多少残業をすることがあって失敗をしてあー仕事辞めたいなという気持ちになることもありますが、求人票に書いてあった通り、私が一番大事にしていたプライベートの時間を保つことが出来ているので「とりあえず今は頑張ろう!」と乗り切ることが出来ています。
仕事をするにあたって、自分が一番大事にしていることは何か。
収入、やりがい、職種、人間関係、プライベート、通勤時間…などその軸がブレてしまうと、転職はうまくいかないのかもしれません。
そんな私の失敗成功談が、これから転職を控えている方の参考になれば嬉しい限りです。