学生の方など、どのような基準でアルバイトを選んだら良いのか、迷っている方も少なくないのではないでしょうか。
今回は、コンビニエンスストアのアルバイトに焦点を絞り、月にどれくらい稼げるのか、
また他のアルバイトと比較したときに、どのようなメリットとデメリットがあるのかをご紹介していこうと思います。
コンビニバイトは月にどのくらい稼げるのか
働く時間帯によって変わる
アルバイト全般に言えることですが、時間帯によって時給は変化するものです。
基本的には比較的働く人が多い、お昼の時間が一番安いです。
- 早朝(5:00~8:00頃)や準夜勤(10:00~1:00頃)が少し高くなり
- 夜勤(1:00~5:00頃)の時間帯が最も高いです。
- 東京都の昼勤の平均時給(2020年4月時点)は1085円。
- 早朝や準夜勤の場合は、およそ50~150円増し
- 夜勤の場合は200~300円ほど高い店舗が多いのではないかと思います。
時給で見てみると大した差はないように感じますが、
月に数十時間働くとすると、月収にはかなりの差が出てくるため、
働く時間帯によって、稼げる金額がかなり変わってきます。
これらの時間は、店舗によって多少異なるため、募集している時給を確かめるようにしてください。
学生の場合
高校や大学に通いながらの場合
学校が終わってから夕方にアルバイトへ行くケースが多いと思います。
例えば、東京都で17:00~22:00の5時間勤務、週に3回程度の場合
- 月収は約65,100円となります。
準夜勤の時間帯で、20:00~1:00の5時間勤務、週に3回の場合
- 月収は約70,500円程になります。
少なく感じる方もいるかと思いますが
扶養控除の関係で一定の金額を超えてはいけない
規則などあることを考えると、ちょうどよい金額なのではないかと思います。
フリーターの場合
これと言って昼に休む理由がないのでしたら、圧倒的に時給の高い夜勤がお勧めです。
夜勤の勤務時間は10:00~6:00までの勤務パターンが場合が多いようです。
例えば東京都の店舗で、上記の時間帯に週4日ずつ働くとすると
- 月収は約167,680円程になります。
フリーターの場合、実際にはここから厚生年金や健康保険料などが
引かれるため、手取り金額は13~140,000円程度になると思います。
ひとり暮らしをする分には十分な金額かもしれませんね。
主婦の場合
子供を学校や幼稚園などに送り届けた後で働くケースが多いと思います。
例えば、9:00~13:00で週に3日勤務する場合
- 月収は約52,080円程になります。
かなり家庭が潤う金額だと思いますし
同じように働く主婦の方も多いため
おしゃべりをしながら楽しく働けるのではないかと思います。
他のアルバイトと比べてのメリット、デメリット
ここまで金銭的なお話をしてきましたが
他のアルバイトと比べて、コンビニバイトはどのような特徴があるのでしょうか。
メリット
1)肉体的な疲労感が少ない
これは完全に私個人の感想ですが
飲食店や、引っ越し業者のアルバイトに比べて
仕事終わりに疲労が少なく感じました。
理由としては
- 店内がそれほど広くないため、歩き回って業務を行わなくてもよい
- 重いものを持つ機会が少ない
などが挙げられます。
2)食事補助が付いていることが多い
賞味期限が近くなった商品は販売することができないため
廃棄となりますが、店舗によってはお弁当やデザートなどを
食べてもよい場合があります。
日々の食事代もタダで賄えることをはかなりのメリットだと思います。
3)業務の慣れが早い
レジ打ちや商品陳列など、最初のうちは覚えることが多いですが
一度身についてしまえば、何も考えなくても行えるほど簡単です。
飲食店のように定期的にメニューが変わるなど、業務内容の変更がないので
業務に慣れるのが早い業種だと思います。
デメリット
1)人と話す機会が多い
コンビニはたくさんの人が利用するため
自然とたくさんの人と接客することとなります。
もしかすると話すことが苦手な人にとっては苦痛に感じることも、あるかもしれません。
2)単純作業が多い
業務自体はたくさん種類がありますが
どれも単純作業に近い部分があります。
出勤ラッシュや昼ピーク時などは1~2時間ほど
レジ打ち業務だけを淡々とこなす場合もあり
同じことをしていることが苦手な人には向いていないかもしれません。
コンビニバイトは労働のコスパがいい
コンビニバイトは時間帯によらず、疲労感に対しての得られる賃金がよく
かなりコスパがいいと思います。
人と話すことが苦痛でない人や単純な作業が苦手でない人には
とてもお勧めできるアルバイトだと思います。
ぜひアルバイトを決めるときの参考にしてみて下さい!