皆さん。
実はいま、世の中にアルバイトがたくさん溢れている状況だという事をご存知でしょうか?
労働市場の状態を表す「有効求人倍率」という数字は年々上がり続けており、アルバイトを探す方からすれば仕事を選べる状態、アルバイトを雇う側からすれば人手不足の状態が続いているんです。(2019年1月現在 / 厚生労働省 一般職業紹介状況より)
そういった状況であれば、アルバイト探しは楽勝なような気もしますが・・・・。実はそうでもないんです!!
今回は、元求人屋がその秘密について解き明かしつつ、効率的なアルバイトの探し方を紹介したいと思います。
世の中にはアルバイトがたくさん溢れている!
冒頭でも紹介しましたが、現在の日本はアルバイトを探す方からすれば仕事を選べる状態、アルバイトを雇う側からすれば人手不足の状態となっています。
景気回復によって、企業がアルバイトの採用を増やしているというのも要因の1つですが、大きな要因は少子高齢化による人口減少。
つまり、単純に日本の人口が減っているので、企業は人手不足になり、働く側は採用されやすくなっているのです。
アルバイト探しは楽勝?
それなら、アルバイト探しも楽勝なんじゃないか?と思う方もいるかもしれませんが、実際はそうでも無いんです。
というのも、僕の元求人としての実感値として、採用難であっても人気のバイトにはあっという間に応募が殺到します。
特に事務・カフェなんかの仕事はスグに埋まりますね。
つまり、人気の仕事はすぐに人が殺到し、あまり人気の無い仕事が余っている状況なのです。(少し大げさな言い方ですが)
また、「選択肢が多い」=「正しい選択ができる」ではないとも言えます。
沢山の選択肢からバイトから選べる今だからこそ、正しい選択ができる力が必要だと言えるでしょう。
アルバイトサイトには毎日案件が更新されている
これだけアルバイトが溢れている状況ですので、アルバイトサイトには毎日のように新しいアルバイトが掲載されていっています。(各サイトによって「毎日更新」「月曜更新」といった細かいルールがあります)
先ほど「人気の仕事はすぐに人が殺到する」なんて書いたので、早く応募しなきゃと焦ってしまいますよね。
でも、実はアルバイトサイトで仕事を探し始める前にやっておくべき事があるんです!
一番大切なのは「アルバイトに求めること」を明確にすること。
こう聞くと「なーんだ」と思う方も多いかもしれませんね。
でも、こんな基礎的な事ができていない人が多いんです。
「とにかく稼ぎたい(月にいくら稼ぎたい?)」
「授業や長期休みの際に融通の効くバイトがいい」
「将来に向けてバイトでスキルをつけたい」
・・・・などなどアルバイトに求める事は十人十色。
そこをハッキリさせる事で効率的にバイト探しができるようになります。
アルバイト探しの裏テクニック
「アルバイトに求めること」は明確になりましたでしょうか?
続いて、それを実現するためにどうやってアルバイトを探せばいいのかについて解説していきます。
普通に使っていると気づかないサイトの細かい使い方に関しても、元求人屋が解説しますね!
融通の効く職場がいい
多くのアルバイトサイトには「週○日〜」のように、シフトの頻度で検索がかけられるようになっています。
もちろん、この機能を使うのはおすすめなのですが、加えて活用したいのが、ほとんどのアルバイトサイトにあるフリーワード検索。
そこに「シフト 融通」「長期休み」などのワードを打ち込みましょう!
求人の募集内容に、そういったキーワードが入っている求人を一括で見る事ができます。
また、特におすすめなのが「登録制」というワード。
これは、とりあえず登録していて働きたい時だけ働くという形式です。
大きな派遣会社もヒットしますが、よくよく見てみると、地元の優良バイトが見つかったりする事もありますよ!
とにかく稼ぎたい
稼ぎたい場合は時給検索を活用しましょう!
「1000円〜」「1200円〜」など時給別に検索をかける事が可能。
また、実はここでもフリーワード検索が活躍するんです。
フリーワード検索の部分に「1900円」など高額な時給を入力してみましょう!
そうすると、求人の募集内容に、「1900円」というワードが入っている求人を一括で見る事ができます。
基本的にはナイトワークが中心になりますが、中には掘り出し物のアルバイトがあることもあります。
加えて、稼ぎたいのであればアルバイトサイトだけでなく派遣サイトを見るのも1つの方法。
派遣を頼む企業は人手不足で困っているので、アルバイトよりも時給が高い仕事が見つかりやすい傾向があります。
将来に向けてスキルを付けたい
特定の分野のスキルを付けたいという場合は、専門サイトにまで検索の幅を広げましょう。
例えば飲食店で調理スキルを身に付けたい場合は、普通のアルバイトサイトだけでなく飲食専門のアルバイトサイトでも検索をかけるといった具合です。
より専門的な職場やニッチな職場が見つかりやすいです。
「飲食 専門 求人」「ファッション 専門 求人」とった具合に検索をすると良いですね!
効率的にバイトを探そう!
一番初めに書きましたが、いまはバイトが探しやすい売り手市場となっています。
ただ、人気のバイトはすぐに埋まってしまいますし、サイトの使い方によって情報格差が出てしまいます。
効率的にバイトを探して理想のライフスタイルを実現しましょう!