僕は若い時にコンビニで6年ほどアルバイトをしていました。その時に万引き犯を捕まえたので、その事を書いてみます。実際に万引き犯を捕まえた方法なので、万引き犯を捕まえる体験談に興味がある方は読み進めて下さい。
コンビニ万引き犯はどんな人だった?
僕が捕まえた万引き犯は、いつもコンビニの前でたむろしている3人のヤンキーでした。コンビニの前で食べた弁当を放置したり、店内で雑誌を立ち読みならぬ”座り読み”して、普段から素行が悪かったのを覚えています。
めんどくさいなぁと思っていたある日、先輩とバックヤードで防犯カメラを見ていたらヤンキー達が怪しい動きをしていました。数日に渡り様子を見ていた所、お弁当を服の中に入れて万引していると確信しました。
しかし、証拠がありません。ちょうど弁当コーナーの真下は防犯カメラの死角になっていました。先輩と相談して、防犯カメラの角度を変えて証拠を掴もうという事になりました。
いよいよ決行!万引き犯捕獲!
防犯カメラの角度を変更した翌日、いつものようにヤンキー達が来て弁当コーナーに行きます。先輩とバックヤードのモニターでその様子を見ていました。ヤンキー達は、防犯カメラの角度が変わっている事に気がついていません。そして遂に、決定的瞬間を目撃したのです。
何食わぬ顔で店を出たヤンキーに、「弁当盗ったよな?」と伝えます。すごんできましたが、服の袖部分を強く持ち逃げられないように気をつけました。そして先輩に警察に通報してもらいました。
しばらくして、ヤンキー達の先輩らしき男がやってきました。「お前ら顔覚えたからな。」と言われ、僕は平気な顔をしていましたが、少し恐かったです。
その後、警察がやってきたので防犯カメラの映像を確認してもらい、ヤンキー達は連れて行かれました。昼間だったら店長が居たので、対応が変わっていたかもしれませんが、現行犯で捕まえるにはこれしかないと思いやってみました。
その後仕返しはあった?
バイクにツバをかけられていたので、直接ヤンキーに「お前らがやったんだろ」と話しかけると、意外と素直に認めました。もし、こちらが仕返しにビビってオドオドしていたらつけこまれていたと思います。それ以外は特に仕返しはありませんでした。
コンビニ万引き犯を捕まえる時は後々の事まで考えて実行しよう
犯人を捕まえた後、しばらくヤンキーの仕返しがないかビクビクしながら過ごしていました。
一緒に万引き犯を捕まえた先輩に悪い事しちゃったかなと、ちょっと思いました。逆恨みはお店じゃなく店員個人にくる事もあるので気をつけましょう。貴重な経験でした。