こんにちは。
reimiと申します。
みなさんは、「タヒチアンダンス」をご存知でしょうか。
あまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、タヒチアンダンスはフランス領ポリネシアの「タヒチ」という島に昔から伝わる伝統的なダンスです。
私は数年前からタヒチアンダンスを習っており、様々なイベントやショーで踊っています。
今回は、そんなタヒチアンダンスの、特に衣装に着目してご紹介したいと思います。
何か趣味を始めたい方やこれからタヒチアンダンスを習うか迷っている方、ぜひこの記事を読んでタヒチに目を向けてみてください。日々の生活に、ちょっとしたエッセンスとなると思います。
タヒチについて
冒頭でも少し記述しましたが、タヒチは「フランス領ポリネシア」にある島・地域の名前です。
タヒチと聞くと、1つの国と考える方が多いのですが、国でいいますとフランスです。そのため、タヒチでの通貨はユーロ、言語はフランス語が使われることが多いです。
タヒチは、南太平洋の南国の島です。
「憧れのタヒチ」というイメージを持つ方も多いと思います。
日本との位置関係は、このようになっています。
日本からの航空時間は、直行便でおよそ11時間程度となんとも長い距離ですね。
見たこともないくらい青く、透き通るような海や色鮮やかな花や木々等、まさに楽園にさえ思えます。
タヒチアンダンスについて
またタヒチアンダンスとハワイアンダンスを混同する方も多いのですが、少し異なります。
ポリネシアという大きなくくりでいうと同じなのですが、わかりやすいところでいうと、楽曲の速さです。
タヒチアンダンスのイメージは、このようなイメージです。
このとても速い腰の動きが、タヒチアンダンスの代表と言っても過言ではないステップの1つです。
またこれからご紹介する衣装も、雰囲気や材料等、ハワイアンダンスとは少し異なります。
今回は代表的な衣装のみではありますが、さっそく見てみましょう。
①パレオ
最もベージックな衣装は、このパレオという衣装です。
多くのタヒチアンダンスまたはハワイアンダンス教室でのレッスン時で使用されています。
パレオは大きな布を腰に巻きつけて使用します。
大きな布一枚だけのシンプルなものですが、腰の動きが重要になるタヒチアンダンスでは、とても魅力的に見えます。
(先程の動画で使用しているスカートです。)
②モレスカート
みなさんも目にしたことがあるかと思いますが、腰の動きにあわせて揺れるのスカートです。
「モレ」とはプラウというハイビスカスのような花が咲く植物のことです。
(日本ではオオハマボウと呼ばれている植物です。)
この木の皮を剥いで細くして束ねてスカートにしたものがタヒチアンダンスのモレスカートです。
このように、ゆさゆさと揺れるスカートが可愛らしいですね。
③ヘッド
詳細の名前はそれぞれ異なりますが、タヒチアンダンスのヘッドは大変特徴的です。
ヘッドはその名前の通り、頭につける衣装ですが、大小も材料も様々で、いろいろな表現が楽しめます。
このショーの中でも、様々なヘッドが登場していますね。
終わりに
ここまで紹介した衣装以外にも、タヒチアンダンスには様々な特徴的な衣装があります。
本場タヒチのダンサーは、衣装を手作りすることも多いそうです。
私も、衣装はほぼ手作りしていますが、タヒチアンダンスの衣装は手作りできるものも多いので、丸ごと衣装を買う必要もありません。
今回は衣装についてメインで記述致しましたが、タヒチとタヒチアンダンスには、まだまだ他にも多くの魅力があります。
動画にも、国内外のコンペやダンスショーが数多くアップされていますので、ぜひチェックしてみてください。
また、できることであれば、タヒチアンダンスをぜひ習ってみてください。
週に1回でも非日常を味わうことができて、人生のエッセンスとなります。
タヒチアンダンスは、年齢性別関係なく、誰でも楽しむことができます。
頑張ってダンスを続けて、ショーに参加することも可能な教室もありますし、自分のペースでゆっくりと覚えていくのも楽しいです。
タヒチとタヒチチアンダンスが、みなさんの心を温かくすることを祈っています。
reimi