最近では義務教育としてだいぶ身近な存在となりつつあるダンス。
皆様の住んでる近所にも個人経営でのダンススクールをちらほら目にするのでは?
かくなる私も自分でダンス教室を開いてます^_^
近所の子ども達がメインのアットホームなクラスで生徒たちも、毎週のびのびと楽しんで踊ってくれてます。
都内に足を伸ばさなくてもダンスが楽しめる環境になったなぁーと思います。
都内だと大手のダンススタジオが軒並みありますよね。レベルによってだったり、女性専用、初心者専用、セミプロ専用(プロを目指しているダンサー限定)、海外のダンサー講師が多数在籍しているスタジオ等、例を挙げたらキリがないくらい日本のダンススタジオはとても豊富になってます。
もちろん、キッズクラス専用のスタジオもあるくらい、ダンスが身近でありつつ、日常になじみつつあります。私の幼い頃から想像つかない程です苦笑
さて、そんな身近になりつつあるダンスですが、義務教育となった事で大変な思いをしている人達がいます。学校の先生(主に体育の先生)です。
教員免許を習得する上での勉強はもちろん、体育における表現運動等、大学の授業できちんと勉強し、国家試験を合格して晴れて教員免許を習得出来るのですが、、、
ヒップホップの授業はカリキュラムに入ってない!!💦
趣味でスクールに通ってたり、ダンスサークルで踊っていた等、経験が有ればまだしも、まっっっったく経験が無い、しかもどちらかというとリズム感に自信が無い方はさぞかしびっくりされたと思います。
同時に、いや〜な汗をかかれたのでは?
ダンス導入にあたり、学校の先生方がこぞってダンススクールに通ってる姿をTVで目の当たりにした時、思わず同情せずにはいられなかったです苦笑。
インタビューで教員歴の長い先生が、正直戸惑っている旨を語っている姿を見た時の私の感想はこうです。
「そうですよね(泣)いきなり今からダンスを学ぶといっても、0からのスタートで授業に間に合わせなきゃいけないとか、、、未経験の人間が舞台の振り付けを全部やらなきゃいけないくらいのプレッシャーだよ😭」
そして、その特集を観ていて気付いたのが、日本人って以外としたたかという事です。
さりげなく学校の先生達向けのクラスが開設されてるんですもの!!
明らかに、ここぞとばかりに新しく作った特別クラス。しかも、都内で大手とまでいかない中堅クラスのダンススタジオ。
うん、わかるよ?わかりますとも!!これがビジネスですものね!!
でも、なんだか悲しい気持ちになったのを今でも覚えています。学校側も先生達個人に任せるのではなく、研修会という形を取るくらいすれば良いのに、、、
教員の仕事をしている人ならお分かりいただけると思いますが、研修が結構な頻度であるんですよね💧
だから、研修にダンスのインストラクターをお呼びして、ダンスの歴史、文化等動きだけではなく成り立ちまで学ぶ時間を設けてあげれば良いのにと思いました。
私が何故ここまで先生達の事について触れているのか
それにはきちんと理由があります。
あれは私が仕事帰りの事。どこからともなくマドンナの曲が!!
マドンナ大好き❤な私が音源をたどりつつ、鼻歌交じりに歩いて行くとそこは近所の中学校。
おや?体育祭の練習かな?と思いながら目をやると、、、
そこには、多分、きっとダンスの授業を受けているであろう生徒たち、と、授業をしているであろう先生方、、、
何故"きっと"や"であろう"等の曖昧な表現をしているのかというと、私がそこで目の当たりにした真の姿が、泉ピン子さんが出演されてた刑務所の朝の風景にしか見えなかったんですもん!
やりたくなさそうな生徒たちの表情、それに比例してリーダーであろう、台の上で気合い入りまくりな掛け声をする先生(多分この方が振り付けをされたのかな?)
しかも、各列をきちんと踊っているか確認して回るサブの先生達、、、
こんな悲しいダンス初めて見るわよー😭と叫びたい衝動を抑えながら帰路に着いた事をいまだに覚えています苦笑。
先生達もわからない中でそれでも頑張ってカリキュラムを作ったんだろうなぁ
ダンスは無理やりやるものじゃなく、リズムを感じ、ビートを感じ、自分を解放して楽しむものだと思います💃 とにかく楽しむのが大事!!
でも、真面目でシャイなお国柄の日本。なかなか難しいと思うけど、何も考えず楽しんでほしいな^_^と思います。