- 現役のアスリートなんだけど、引退後のセカンドキャリアが不安。
- 引退後って、どんな仕事が適しているんだろう。
上記について書いていきます。
こちらの記事を読むと、こんなことがわかります!
- セカンドキャリアに適している仕事。
- どのようなスキルがセカンドキャリアで有用か。
- なぜ、その仕事やスキルがおすすめなのか。
私は格闘技の選手をやっており、選手としての活動をしながら格闘技指導で生計を立てていました!現在はセカンドキャリアでWebエンジニア、Webライター、ブロガーとして活動しております。
それらの経験からみなさんに役立つ情報を共有したいと思います。
○そもそもセカンドキャリアとは
セカンドキャリアという言葉の定義は広いですが、こちらで紹介するのはアスリート(スポーツ選手、格闘家)のセカンドキャリアを意味します。アスリートのファーストキャリアは競技人生です。誰しも必ず引退する時が来ます。引退後のキャリアをセカンドキャリアと呼びます。
○セカンドキャリア問題
アスリートは幼少時代から、膨大な時間を競技に費やしてきました。私も子どもの頃を思い出すと、友達と遊んでいても、
「僕は練習があるから帰らなきゃ。。」
と言って練習場に向かっていたことを思い出します。アスリートは幼少時代からたゆまぬ努力を重ね、そのごく一部が競技のトップ選手へと成長します。
ここで問題があります。アスリートは多大な時間を競技に費やすため、多くのアスリートは競技以外に何もできない人が多くいます。その状態で引退をすると、"競技力は一流"、でもそれだけの人間になってしまいます。
競技以外に何もできないため、セカンドキャリアで「自分に適した仕事」や「できる仕事」がなかなか見つからず生活が厳しいという問題に直面します。
○原因は仕事で有用なスキルがないから
セカンドキャリア問題の原因は「スキル」がないことに起因します。
例えば、100メートル走の人は足が速いですが、仕事の募集欄に「足が速い人募集!」というのを見たことがありません。アスリートのスキルは競技力であり、基本的に社会では役に立ちません。
もしこれが別の仕事ならどうでしょう。
もしこれが別の仕事ならどうでしょう。
英語の通訳をしている人であれば、仕事を辞めても新たな通訳の仕事が見つかります。
エンジニアで仕事を辞めたとしても、パソコンが使えるのでエンジニア以外の仕事にも転化しやすいという特徴があります。
アスリートのスキルが社会で必要とされない、また他の仕事に転化しにくいという問題があります。
アスリートのスキルが社会で必要とされない、また他の仕事に転化しにくいという問題があります。
○解決策は他分野のスキルを磨くこと
解決策は他分野のスキルを現役中から磨いておくことです。アスリートは多大な時間を競技に費やしていますが、24時間練習しているわけではありません。サッカーの本田選手も毎日勉強していますから、本人がその気になれば現役中からスキル学習に時間を割くことは可能です。
他分野のスキルを現役中から身につけておけば、セカンドキャリアでもスムーズに移行することができます。片手間でスキル学習を行うので、プロレベルになるのは難しいです。ただ、全く何もやっていない人と、毎日スキル学習に1時間を割いている人は大きな差がつきます。
○3つのおすすめのスキル
- プログラミング
- ライティング
- デザイン
おすすめする理由は下記の通りです。
- 頭を使う仕事
- 時間や場所に縛られにくい
- 学習コストが低い
- 需要が高い仕事
まず1つ目の理由としては頭を使う仕事だからです。
肉体は少しずつ衰えますから、知的労働というのは重要です。また、現役中からスキル習得のために時間を割くため、肉体労働では競技に影響が出てしまいます。
2つ目は、時間や場所に縛られにくいという点があげられます。
紹介したスキルはパソコン1台でどこでも仕事ができます。時間や場所に制約を受けやすいアスリートにとって向いているスキルといえます。
3つ目は、学習コストが安いという点があげられます。
例えば、看護師になろうと考えた場合に専門の学校に行く必要があるため、公立で約120万円、私立は約250万と言われています。もろもろの学費を入れるともっと高いと言えます。でも、上記で紹介したスキルは全て50万円以下で学習することが可能です。
4つ目は、需要が高い仕事という点があげられます。
参入する業界を考える上で需要と供給のバランスは非常に重要です。需要が多いということは、椅子がたくさん空いているということです。セカンドキャリアで途中から参戦する場合でも十分に適応できます。
逆に需要が少ないと椅子の空きがあまりないため、大変な努力と運が必要になります。プログラミング 、ライティング、デザインの仕事は需要が高いため、セカンドキャリアで30代で参入する場合でも、適切に努力し、ある程度のスキルを取得しているのであれば、十分に仕事を獲得することができます。
○まとめ
アスリートのセカンドキャリアは現役のスポーツ選手が必ず直面する問題です。
現役中から意識をして準備しておけば必ず乗り越えられる壁です。特にやりたいことがなければ、プログラミング 、ライティング、デザインのどれかをおすすめします!