コンテンツSEOの第一歩「タイトル」
SEOの一番の基本は「興味深く有益な記事」を投稿することです。Googleは
「人を引きつける有益なコンテンツを作成すれば、このガイドで取り上げている他のどの要因よりもウェブサイトに影響を与える可能性があります。」
とガイドラインに載せています。では「興味深く有益な記事」ってなんでしょう?Google曰く
「高品質のコンテンツを作成するには、時間、労力、専門知識、才能 / スキルのうち少なくとも 1 つが十分にあることが必要です。」
これから始めようと思っている初心者で、この内の一つが十分にあると自信を持って言える人は素晴らしいです。ここをもう少し噛み砕いて、123ishでは以下のような記事を推薦しています。
- 読んでいて、ちょっとお得な情報、気分を得られたなと思えてもらえる記事。
- 自分の趣味、趣向、特技を活かして、読んだ人が世の中にはこんなこともあるんだと思う、あまり知られていないちょっとした発見に触れる機会を増やしてもらえる記事。
- 読む人の思考を深く刺激するような記事、多くの人が当たり前と思っているようなことの間違いを指摘し、貴方の意見に同意する人にとっては有用な情報となるような記事。
- ユニークな主張や主観、意見を分かりやすく具体的な例、経験、体験をあげて述べた記事。
- 知っていたほうがいいし、人の役に立つちょっとした情報の記事。
- 使っていて「これはいいい!」と感じたアイテムや商品のレビュー。
それぞれの人の生活が異なっていて、それぞれの人がユニークな経験をしていて、それぞれの人がユニークな情報を持っています。
そのユニークな情報を是非素直に言葉にして発信してみて下さい下さい。それが「興味深く有益」な記事になると考えています。
伝えたいという思いのこもった言葉による記事が、実際に検索され多くの人に読まれるようになっています。
少なくとも仮のタイトルは記事を書く前に必ず決めよう
書くことが決まったら、頭の中にある思いを整理するために、タイトルを決めて考えを具体化しましょう。
123ishでのこれまでの蓄積から以下の点を抑えて、テーマを考えると表現力が強力なタイトルを冠した記事を書くことが出来るようなります。
- 得られるユニークな情報を強調した特徴のあるタイトル
- Google検索結果の提示キーワードでターゲットとアイデアを絞る
- ターゲットとなる読み手を考えてアピールする
- 分かりやすい日本語で記事の内容を要約する
タイトルを練って書く内容を絞ることで、Googleが高品質と考えている以下のポイントを抑えた記事の作製を効率よく行うことが出来ます。
「興味深く有益」
「読者が求めているものを把握して提供する」
「ユーザーの信頼を得られる」
「専門性と権威性が明確」
「テーマに応じた適切な量」
実際の具体例をとって記事の練り方を紹介します。
得られるユニークな情報を強調した特徴のあるタイトル
趣味と興味を活かしてクラシックバレエに関して記事を書く予定にしました。そして以下のようなタイトルを考えました。
- 華麗なだけではない!私のおすすめバレエ3選「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「コッペリア」のハイライトシーンを動画とともにご紹介
でも「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「コッペリア」はどれもポピュラーなので、紹介情報は沢山あります。
これでは、興味をもって読もうと思う人は多くいないでしょう。
そこで、記事が与えられる情報に特徴を出してタイトルを練り直しました。
- 華麗で幸せな結末…だけではない!?悲劇、喜劇、LGBT版まであるバレエ「白鳥の湖」のさまざまな演出パターンを動画で紹介
具体的に「白鳥の湖」絞って、ユニークな情報が得られる特徴のあるタイトルになっています。
タイトルから、あれっ悲劇的な終わり方があるの?えっ喜劇板ってなに?LGBT板ってどういうこと?と読んで新たな情報を得られることにつながるので、より多くの人が読もうと思うでしょう。
「興味深く有益」
「ユーザーの信頼を得られる」
をしっかりと抑えることが出来ます。
Google検索結果の提示キーワードでアイデアを絞る
音楽での経験と専門性を活かしてバイオリンの名曲を紹介する記事を考えています。
ただ、Googleで「バイオリン 名曲」と検索すると、大手の音楽サイトの一般的な記事が上位を占め
ています。
ですがGoogle検索結果ページの下には、組み合でよく検索される語句が提示されています。ここに「かっこいい」と「激しい」というキーワードが入っていました。
そこで
- かっこいいものから激しいものまで、バイオリン名曲を動画付きで紹介
というタイトルにしました。一般的なバイオリンの名曲の紹介でなく、よく検索されるかっこいい、そして激しい、曲に絞って書くことで、「専門性と権威性が明確」な「読者が求めているものを把握して提供する」記事をかくことが出来ます。
Google検索結果の提示キーワードはアイデアを絞るのにとても役に立ちます。
ターゲットとなる読み手を考えてアピールする
使ったことがある便利グッズの紹介記事を書こうと考えて
- 私が使ったことがある便利グッズ7選!見たことがないものもあるかもしれないよ!
というタイトルを思いつきました。ですが、このタイトルでは、よっぽど「私」が有名か影響ある人でない限り読もうという思いは湧きません。
ただ、このグッズはどれも時間の節約に役に立つものです。ですので、
- 自分の時間を作るのを助ける便利で手頃なグッズ7選!これを使って、好きな事をする時間を増やしませんか?
としました。
具体的に得られる知識を明確にして、ターゲットとなる読み手を絞ったタイトルになり、実際に記事を書くときに「「読者が求めているものを把握して提供する」ことが出来るようになります。
時間を作りたいと思っている人には、タイトルを読んで読んでみようと思わせます。
分かりやすい日本語で記事の内容を要約する
読んで分かりやいタイトルにする必要があります。以下のようなタイトルからどのような記事の内容だと思いますか?
- 衝撃!無料でサービスを受けてますが実はこんなに費用がかかってます!
としました。これは「このサービスに注意!無料と思っていたのに、実は普通のプランよりもよっぽど費用がかかっていました」という紹介記事なのかと思って今いますね。
でも実は、自分が使っていた数々の無料のサービスの裏側で、提供している会社が大変な費用をかけているのを知って、それを紹介した記事のタイトルでした。
それならば、
- 発見!無料のサービスの裏側で、提供している会社は想像以上の費用をかけていました!
としたほうが、矛盾がなく分かりやすいです。また、分かりやすい日本語だと、読み手がタイトルから推測する記事の内容と、実際の記事の内容の乖離を防ぐのにも役立ちます。
また「テーマに応じた適切な量」の記事を書く手助け都内rます。
長い本分での一つ一つの言葉を練るのは経験のいることで、最初は時間がかかることです。まずはタイトルを練って言葉を磨く経験を積んでいきましょう。
記事を書く第一歩は読み手を惹くタイトルを決めること
これは限られた文字数の中での如何に表現するかを追求していった「詩」「俳句「短歌」等の世界につながるのかもしれません。
まずはしっかりとタイトルを考えてから、実際の記事に取り掛かりましょう。