こんにちは!
フリーランスの主婦のぴおっぷと申します。
主に、手書きPOPやイラストなどを作成しております。
過去に、スーパー(仮)で「手書きPOPライター」という仕事をしていました。
実は、手書きPOPとは全く関係のない短期大学の音楽科を卒業しています。
卒業後は、「手書きPOPライター」と掛け持ちで、結婚式で歌う「聖歌隊」のお仕事もしていました。
なぜ私は音楽関連の就職の道を選ばずに、自分の好きな道を選んだのか。
今回はそのお話をしていきたいと思います。
短期大学の音楽科
私は、高校卒業後、短期大学の音楽科声楽コースに入学しました。
昔から歌うことが好きで、小学生のとき所属していた合唱団の恩師の影響で、声楽に興味を持ちました。
声楽を本格的に学べる短大に入れて、とても嬉しかったです。
ですが、短期大学はご存じの通り、卒業するまでがとても短いです。
2年間しかないので、あっという間に終わってしまいます。
授業もあり忙しい中、就職活動を早い段階から行わなければなりませんでした。
音楽科の主な就職先は、ピアノの講師、中学校教員、一般企業などです。
2年間は短いので、4年制音大に編入する人もいました。
私も、もっと声楽を学びたいと思い、通っていた短大の「専攻科」に進学しました。専攻科は一年間です。
なので、実質短大で過ごした期間は3年間でした。
専攻科での1年もあっという間に過ぎます。
卒業(修了)が迫る中、私は就職するか迷っていました。
卒業後のアルバイト①聖歌隊
私は、音楽科声楽コースで声楽の勉強をしていました。
3年間はあっという間なので、歌い足りなかったような気がします。
なので、歌う仕事をしたかったのです。
合唱などの指導者にも憧れていましたが、自分自身が歌える仕事を探していました。
そんな中、同じ短大の音楽科に通っていた友人が、結婚式で歌う「聖歌隊」のアルバイトをしていたので、紹介してもらい「聖歌隊」のアルバイトを始めました。
聖歌隊の仕事は、土日が中心のアルバイトです。
時期により結婚式がある日が多かったり少なかったりしたので、収入が安定しませんでした。
そこで私は、平日に掛け持ちで働けるアルバイトを探すことにしました。
卒業後のアルバイト②POPライター
平日に働ける場所を探していた所、ある日、求人広告のチラシが目に入りました。
POPライター募集
職業の説明欄を読むと、
「ペンやマーカーなどをを使って商品のPOPを書く仕事」
と書いてありました。
実は、学生時代にアルバイトをしていた店で、手書きPOPを書いていた経験が少しあります。
絵を描くことも好きだったので「POPライター」という職業に、私は非常に興味を持ちました。
早速応募し、面接へ。
面接と、簡単な実技試験がありました。
その試験は、見本の既に出来上がっているPOPを、そっくりそのまま同じものを書くという内容でした。
あらかじめ用意されていたマーカーやペンなどを使って書きますが、ペンやマーカーの使い方があまり分からず、ガタガタなPOPを書いてしまいました。
私は実技が上手くいかなかったので、落ちたと思いました・・・。
しかし、合格!!
後から面接者に話を聞くと、あの実技は色彩感覚などを見るテストだったようで、少しホッとしました。
こうして、平日は「POPライター」、土日祝は「聖歌隊」として掛け持ちで働くことになりました。
好きなことで働く
「POPライター」と「聖歌隊」の掛け持ち。
大変そうに見えますが、スケジュール管理をマメにするなどして、上手く働けていたと思います。
私は、2つの職業が好きでした。好きだからこそ続けられました。
無理して就活をして、興味のない職業で働くよりとても楽しかったです。
「POPライター」の仕事はフルタイムで働いていましたが、自分で休みが決めれるなどシフトが自由でした。
「聖歌隊」も拘束時間が基本半日ほどで、毎週、土日祝に働くわけではありませんでした。
なので、休みの日や空いた時間は、声楽の練習など、好きなことができていました。
聖歌隊はアルバイトだからこそ、できたことだと思います。
もし、私が正社員だったとすると、忙しくて自分の時間が少なくなり、疲れて休日もほとんど寝てしまうことでしょう。
確かに、アルバイトだと収入が少ない、ボーナスがないなどの問題がありますが、私はこの道を選んで後悔はなかったです。
幼いころから好きだったこと(絵を描く、歌う)を職業にできた。
それが何より嬉しかったからです。
この投稿が、同じように悩んでいる方の力になれればと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
手書きPOPに興味を持っていただいた方は、ぜひ私が書いているブログのぴおっぷの物語をご覧ください!
ぴおっぷ