僕はお金を稼ぐのが得意ではありません。
そんな僕でも、一人暮らしをしながらフリーランスとして8年やってこれました。とても一人では乗り切れなかったであろう事態もあります。
どう乗り切ったかをお伝えします。
どんな仕事をしているの?
まず、簡単にどんな仕事をしているかご紹介しておきます。
- ホワイトボードアニメーション制作
- ウェブライター
- 動画編集
がメインの仕事です。他にも写真撮影、動画撮影等もやっています。
ホワイトボードアニメーションに力を入れていて(上に載せてるYouTubeビデオは作成したものの内の一つ)、ウェブライターは基盤を支えるお仕事と考えています。
動画編集はホワイトボードアニメーションに付随する作業でもありますし、YouTuberの動画を編集したりイベントの動画を編集する事もあります。
フリーランスにピンチはつきもの
過去に何度かピンチに陥ってきました。主なピンチの原因は、
- クライアントの未払い
- クライアントを上手く見つけられなかった
- 活動と仕事のバランスを見誤った
等です。自分の実力の無さや脇の甘さが大きな原因ですね。
どうやってピンチを乗り切ったの?
ここからが本題なのですが、僕はフリーランスとして生きるならピンチはつきものだと考えています。つまり、ピンチに陥る事はあるので、ピンチに陥った時にどうするのかが大切だと思っています。
この記事を読んでいるあなたがもし、現在ピンチに陥っているフリーランスなのであれば、そこから抜け出すためにすすめられることは2つあります。
1つは、自分で努力すること、2つ目は、周りに助けを求めることです。「それ、当たりだろっ!」とつっこまれそうですが、実際にそれぞれ何をすればいいのかと聞かれたら、実は簡単には答えられないと思います。そして僕はこの両方を組み合わせることでピンチを乗り切ってきました。
まず自分で努力することは、人に助けを求める前に必ず必要です。基本的には仕事が取りやすいウェブライターの仕事で単価が安くても仕事を請け負い、その間に支援のお願いを周りにしていきました。
誰かが支援してくれればいいですが、必ず支援してもらえるとは限らないし、はじめから頼ってはいけません。どんなときも、最悪の場合に備えて自分で動いておくことは必要です。
でも、自分ではどうすることも出来ない壁に当たることがあるのも現実で、周りに助けを求めることが必要な時があります。実際に、ピンチとはこういう時です。
普段から関係性を作れていなければ、たとえTwitterやInstagram等でフォロワーが数千人いたとしても、1人も支援してくれないと思っておいたほうがいいでしょう。支援してもらえるかどうかは数ではなく質です。
人間関係をしっかり作ったり、活動の中で誰かに貢献してこなかった方は、今回のピンチは覚悟を決めて単価が安くても仕事を請けて乗り切る事を考えたほうがいいかもしれません。
しかし、まだ一度も支援を呼びかけてないなら、誰からも反応してもらえなくても恥ずかしい事ではないので、一度支援を呼びかけてみる事を僕はおすすめします。ダメ元でも支援をお願いしてみて、一度情けない姿を晒してみるというのも経験としていいです。
僕も経験があります。この時のポイントは、保険をかけない事です。スベるなら大きくスベるのがポイントです。どうせ駄目だろうとか、支援してもらえなかった時に自分の心の傷が浅いように斜めに構えていたら、その姿勢はバレると思います。
本気で土下座してお願いするくらいの気持ちで呼びかけると伝わりやすいです。また、一度目で支援者が現れなかったとしても、方法を変えて数回お願いしていたら支援者が現れる事もあります。僕はこのパターンも経験していて、その時気がついたのは、支援してもらえなかった事は単純な失敗ではなく、失敗もストーリーの重要な要素になっていたという事です。
自分でどうにかするという気持ちを持ちながらも、誰かの助けを借りるというのは悪い事ではないです。普段から支援してもらえるような活動をしたり、信頼関係を作っていく事を意識しましょう。
なぜなら、自分の力だけで乗り切れないのであれば誰かの助けを借りなければならないのですが、普段から関係性を作っていなければ誰も助けてくれないからです。
クラウドファンディングのプラットフォームは使わず、ささやかな支援のお礼としてフォトブックを作り、気持ちで支援してもらったこともありました。
先が見えない時代だからこそ信頼関係が大切
ピンチに陥った時に助けてもらえるかどうかは、どれだけ深く関係性を構築出来ているかによります。他人を全く興味がなく助ける事がないように、ストーリーや理念、哲学のような物を普段から発信し、理解してもらっておく事も必要です。
自分が助けてもらう為に関係性を作るのではなく、困った時はお互い様という気持ちで周りの人がピンチの時にも力を貸す気持ちが大切です。普段から周りに貢献し続けるという意識も大切です。
「あの時お世話になったから」という感じで気持ちよく支援し合える関係になれれば、乗り切れないピンチはそんなに無いのかもしれません。