私はプログラマーになる前は音楽業界にいました。
主に自身で作った楽曲を路上ライブで披露したり、オリジナルCDをライブ会場で手売り販売するなどの活動を行っていました。
もちろんパソコンの知識やプログラミングの知識は持ち合わせていませんでした。
しかし半年間、地道に勉強を続けていった結果プログラマーとして採用され、機能開発などの業務を任されるようになりました。
今回はそんな音楽業界にいて未経験だった私が、プログラマーになるために勉強したことをご紹介していこうと思います。
基礎知識を学ぶと同時に実践できるオンライン学習
私の場合は「Java」と呼ばれる、家電製品やアンドロイドアプリなどの広い用途で使われているプログラミング言語を勉強しました。
最初に基礎知識と実践力を同時に習得することのできる、有料のプログラミングオンライン学習に取り組みました。
などが存在しましたが、0からプログラミングを始めるには最適と言われおり敷居の低いことで有名な「Progate」で学習をしました。
パソコンやスマホなど、どこからでも学習を進めることができるため、電車などの移動時間や休憩時間などで手軽に学習ができました。
サイト自体がかなりおしゃれな作りになっているためモチベーションが上がり、プログラミングの基礎知識もわかりやすくかいてありました。
また実際にキーボードを用いて実装するため、プログラミングの概念や楽しさを実感することができました。
分かり易い参考書
2週間でJava SE Bronzeの基礎が学べる本 徹底攻略シリーズ 志賀澄人 (著) Amazon.co.jp
オンライン学習はプログラミングの概念や実装の仕方を学ぶには効果的でしたが、まだプログラミングの細かい部分の知識が分かり切っていませんでした。
そこで私は、参考書を用いて基礎を徹底的に学ぶことにしました。
学習に用いた書籍は「2週間でJava SE Bronzaの基礎が学べる本」という参考書でした。
表紙にはサイの絵が描いてあり、プログラミング学習の本とは思えないような可愛らしいデザインです。
本の厚さは4センチほどあり、思ったよりも分厚い本ですが基礎的なことが分かり易く書いてあるためスラスラと読み進めることが出来ました。
2週間で学べるというだけあって章が1日ごとに分かれており、1日で読むべき量が明確化されているため続けやすいです。
また、1日のおさらいの部分には簡単な問題集がついており学んだ知識をアウトプットすることが出来るため、知識が身に付きやすいです。
こちらは初心者の方にとてもおすすめできる本です。
問題集で応用力をつける
オンライン学習と参考書で基礎となる知識をつけることができました。
しかし、実際の開発現場ではさらにレベルの高い技術や知識を求められるでしょう。
そこで私は「Java」の認定試験の勉強に用いられる問題集で学習しました。
人気のものにはこれらがありましたが、じっくりと取り組んでいきたかったため「徹底攻略 Java SE 7/8 Bronze 問題集(黒本)」で学習をしました。
こちらは問題が中心で、答え合わせの部分に詳しい解説が記載してあります。
基礎的な知識がないと解くことが難しいであろうレベルの高い問題がほとんどのため、しっかりと参考書の知識を頭に入れてから取り組むようにするのが良いと思います。
ひっかけ問題や参考書では出されなかったような問題が多く、試験を受ける予定の方は問題の傾向が手に取るようにわかるようになるためおすすめの書籍です。
学習のプロセスは定着力に影響する
プログラマーになるための学習を通して学んだことは、どこから学習するかは記憶の定着力に影響するということです。
私個人の感想ですが、以下のような学習方法が効率的ではないかと考えます。
- 広く浅く知識を習得する
- 実際に手を動かして実践する
- つまづいた部分を調べて深く理解する
- 応用問題を解き全体のレベルを底上げする
以上のような過程で学習をしたことにより、現在は開発業務を任されるようになりました。
基礎となる部分はかなり重要になってくるため、しっかりと知識の基盤を作ることが重要です。
これからプログラミングの学習を始める方は、ぜひ参考にしてみてください。