「自分のために勉強したいけど、毎日忙しすぎる」
「もっと家族との時間を増やしたい」
今あなたは、こんな悩みを抱えていませんか?
全ての人間に平等に与えられている時間。しかし現実は、能力の差、収入の差、仕事の結果などで大きな差が生まれてしまいます。
その理由はなぜか?
それは「時間の使い方」に差があるからです!人生は時間の使い方で全てが決まると言っても過言ではありません。
「神がかっている!」
今回はそう名付けられた脳のパフォーマンスを最大まで引き出す神・時間術から3つのポイントをご紹介します。
神・時間術 樺沢 紫苑著 Amazon.co.jp
【時間の使い方を知れば成功する】仕事で高い集中力を発揮する方法
仕事や受験勉強など何か物事に取り組もうと思っても集中力が続かないと思ったことないですか?
実はこれは当たり前のことです!人間はある程度の集中力の持続は可能ですが、長時間集中するということができない生き物だからです。
人間の集中できる持続時間は「15分」「45分」「90分」と言われています。短いですよね?
かなり深い集中力を持続できるのが「15分」程度。10〜15分という状態というのは、集中力が高まってきて、いわゆる「調子がのってくる」状態になります。
そして、授業の集中時間と言われているのが「45分」程度。小学校の授業というのは、1コマ45分。
なぜ学校の授業は45〜50分に区切られているのか?
それは、45分しか集中できないからです!授業の合間には必ず10分の休憩を挟んで、このリズムで5〜6時限目まで続いていきます。
そして、サッカーの集中時間と言われるのが「90分」程度。サッカーの試合を見る場合、45分ハーフで間に休憩を挟んで、トータル90分。
集中して見るのに、ちょうどいい時間だと思いませんか?
90分というのは、大人が何となく集中できる限界の時間と言われています。
実は皆さんが当たり前だった事も、非常に合理的であり、集中しやすいように考えられているんです。
誰にも教えたくない!成功者が仕事でこっそり実践している朝の時間術
皆さんに平等に与えられた24時間の中に、最も集中力が高まる時間帯があることを知ってましたか?
それは「朝の時間」です。
朝起きてからの2〜3時間は最も集中力が高まっており、「脳のゴールデンタイム」と言われています。
なぜ、「ゴールデン」と呼ばれているのか?
まず私たちの脳は、睡眠によって情報が整理整頓されます。朝起きた直後の脳は、「片付けられて何も載っていない机」のような状態です。
広々とスペースを使えて、仕事の効率も抜群にはかどります。
しかし、仕事を進めるにつれて、書類などが机の上がちらばりはじめますよね?実はこれと全く同じようなことが脳内でも起きているんです!
朝は脳がスッキリした状態です。特に最も集中力が高い時間帯は、朝6〜7時台。
その後、9時以降には集中力が徐々に低下し、昼の2時にはさらに低くなっていきます。
脳のゴールデンタイムでこなすべき仕事としては、
- クオリティの高い文章を書いたりする
- 語学学習
- 理論的な仕事
など集中力を必要とする仕事が向いています。
知る人ぞ知る真の時間術!?ついに仕事でも活かせる記憶力が上がる方法が明らかに!
さて、「脳のゴールデンタイム」について紹介してきましたが、実は脳にはもう一つ誰も気づいていない隠された謎の時間帯があるんです。
それが寝る前の15分です!
寝る直前は、「記憶のゴールデンタイム」と言われており、記憶力が最も高い時間帯です。寝る前の15分に記憶したことは、1日の中で最も記憶に残りやすいのです。
つまり、試験勉強や語学の勉強など、暗記系の勉強や仕事をしている人にとっては、「寝る前の15分」は「日中の1時間」に匹敵します。
それの理由はなぜか?
寝る前に記憶して、そのままベットに直行して眠ると「記憶の衝突」が起こらないからです。
何かを暗記した直後に余計な情報を入れると、「記憶の衝突」が起こり、脳が混乱し、睡眠中の情報整理や記憶の定着に支障をきたします。
しかし、寝る前15分に暗記したことは、他の情報と衝突もしないため、そのまま記憶して定着するというわけです!
実際にやってみればその効果は絶大です。
翌朝、目が覚めた瞬間、前日の寝る前に記憶したことが、完全に定着していることを実感させられます。記憶のゴールデンタイムについて理解できれば、1日を締めくくる時の最悪の習慣も分かると思います。
1日の中で最もやってはいけない最悪の習慣は、寝る直前にテレビを見ることです。
仕事や学校の勉強で疲れてしまうと、ついつい見てしまうと思いますが、テレビなどの情報番組は脳内をごちゃ混ぜにして、「記憶の衝突」を最大化してしまいます。
記憶してから眠るまでの間にテレビやスマホなど余計な情報をインプットしなければ、「記憶の衝突」が起きません。
試験前など勉強したら、そのままベットに直行して眠るということを心がけましょう。
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