時間泥棒。
まず大前提として私はお金よりも時間の方が大事だと思っている。
それこそサラリーマンの時はお金が大事だと思っていたが、フリーランスに転向してからは時間の大切さに気づいた。
時間は有限である。
ホリエモンでもJustin Bieberでも1日の時間は平等である。
増えることも減ることも決してない。そんな中つい最近、心底むかつくことが起きたので共有させていただく。
某打ち合わせにて
この日、Webマーケティング会社の専務と打ち合わせがあり、指定された駅に私は向かっていた。
相手はベンチャー企業の専務ということもあり、私は「絶対に遅刻しないように」といつもよりも何時間も早く起き、どんなに渋滞にハマってとしても、30分前には着くように逆算して準備を進めた。
結果30分前には到着し、駅のカフェでゆっくりと過ごすことができた。
しかし待ち合わせの時間になっても相手は来ない。
電車が遅延してるわけでもなかったので、おかしいなと私は思い始めた。
そして約束時間の10分ぐらい過ぎた後に専務から「40分ほど遅刻する」というような連絡があった。
特に遅刻する理由も言わないし、もし仮に40分も遅刻するんだったらもっと早く言ってほしいと思いながらも、私は了解ですとだけ返した。
もうこの時点で相手に対する信用は100からほぼゼロに下がっていた。
まず貴重な時間なのにもかかわらず、平気で大幅な遅刻をしてくること。
そしてその理由も言わないことに私はがっかりしたし、そもそも大幅な遅刻をしてくるという事は私のことを下に見ている証拠である。
どこか有名企業の社長との打ち合わせだったら何があっても遅刻しないはずだ。
相手が企業で私が個人のフリーランスだから舐めていたのかもしれないが・・・
私はサラリーマン時代、何度か遅刻をしてしまったことがあるし、友達との待ち合わせにも5分10分と遅れてしまうことはあった。
しかし、フリーランスに転向してからは1度たりともない。
なぜなら時間の大切さを初めて理解できたからである。
と、こんなことがあり私は改めて思うことがあったので今回書き記した。
策を3つ考えてみた
策として3つ考えてみた。
相手に遅刻させるのが嫌な場合、ぜひ参考にしていただきたい。
15時集合ではなく「14時50分集合」と言う
これはあくまで例であるが、あらかじめ「14時50分集合」と15時ではなく10分早めて言うことにより、『この人は遅刻されるのが嫌なんだな』という印象を与えることもできる。
相手が遅刻したときのことを考えて暇つぶしアイテムを常に持っておく
仮に相手が遅刻した場合でも暇つぶしアイテムがあれば、なんとか空いた時間を有意義に過ごすことが可能である。
スマホしかなければゲームをしたりLINEをしたりで終わってしまうかもしれないが、例えば読みたい本を持っておくだけで相手が来るまでの時間、読書することも可能である。
相手が10分、30分と遅刻してくる間イライラしているのではなく、勉強できるチャンスだとポジティブに捉え、時間を逆に有意義に使うことだって可能なのである。
ぜひ参考にしていただきたい。
あらかじめ相手に「絶対遅刻しないでくださいね~」と断っておく
遅刻する人というのは本当に毎回毎回遅刻するものである。
相手と自分の立場にも寄るが、もし相手に言うことができるなら、あらかじめ絶対に遅刻しないでくださいねとメールやLINEなどで断っておくことが有効である。
最初に予防線を張っているにもかかわらず大幅に遅刻してくるような人とはもう会わないほうがいい。
そういう人はあなたの時間をとことん食いつくす。
待ち合わせ時間だけでなくあなたのプライベートの時間まで悪気なく食いつくしていくのである。
日本人には時間泥棒が多いと記したが、時間泥棒は確かにたくさん存在するので、「この人危険だな」と思ったら自ら距離を置くことも大事だと思う。
まとめ
営業時代、お客様先のアポに3分遅れただけで大激怒され、もうお前とは交流しない、お前の会社からは何も買わないと言われたことがある。結果、上長を連れてお客様先に謝罪しに行く羽目になった。
当時は「たかが3分遅れただけでそんなに怒る?」と不思議に思ったが、今なら気持ちがわかる。
こちらからアポを申し込んでおいて、いざ約束の時間になったら遅れるなんて普通に考えたらありえない。
社長の貴重な3分という時間をこちらが奪ったのである。
それが3分でも30分でも1時間でも同じなのであるとようやく気づいた。
私はもう同じようなことは絶対しないと誓ったし、遅刻で相手の信用度を下げることはしたくないなと今では心から思う。
盗まれたお金は後でいくらでも取り戻せるが、盗ばれた時間は後で取り戻すことは絶対にできないのである。
ぜひこの観点を頭に取り入れながら過ごしていってほしいと思う。