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LGBT

親友&教養がない人にはカミングアウトできない現象

カミングアウトについての動画をYouTubeで見ていた。    ・ゲイが母へカミングアウト | Coming out to my mother【LGBT】   https://www.youtube.com/watch?v=wM1CeZbHzWE    ・LGBTQ100人のカミングアウト!僕らはひとりじゃない!100 Japanese LGBTQ people celebrate National Coming Out Day !  https://www.youtube.com/watch?v=Gk5zdDF2bBk    YouTubeに上がっているカミングアウト系の動画について、ある程度の共通点がある。  それは、  ・みんな違ってみんないい、あなたは一人じゃないよというメッセージ性  ・カミングアウトを遠回しにでも促す構成  ・カミングアウト=正義みたいな風潮    つい最近、バズフィードという月間数億PVを誇るニュースメディアが、勝間和代さんのカミングアウトについて触れ、インタビューを実施していた。そこでもやはり、「(セクシュアリティをオープンにして)自分らしく生きているLGBTの人達がすごく素敵だった」という勝間和代さんを正義とするような内容だった、と思う。    このメディアの傾向について、私は少し危機感を覚える。  当事者がカミングアウトについて語るのはまだいいのだが、非当事者がカミングアウトを促すようなシーン・情報発信も少なくない。  カミングアウトは、そんな簡単なものじゃないし、言って取り返しのつかないことになる可能性もある。    それに、これは前にも述べたのだが、カミングアウト=正義ではない。  カミングアウトが正しいのか正しくないのか、するべきなのかしない方がいいのか、いまだによく分からない。カミングアウトは、「カミングアウトされる側」に負担を負わせてしまうことでもあるので、もはや一人の問題ではないのだ。    ということもあり、私は親友であれば親友であるほど、カミングアウトができない。  相手に負担を負わせてしまうのも申し訳ないし、「言って楽になりたい」という自分のエゴの押し付けでしかない気がしてしまうのだ。    私の親友は私のセクシャリティを知らない。もはや言うタイミングも逃した。  それでも親友は親友だし、二人の関係は良好なのだ・・・    だから、「カミングアウトしたから必ず関係が良くなる」とは思わないで欲しい。もちろん良くなるケースもあるが…
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2018/07/14

LGBT支援の度が過ぎる?杉田議員の発言にある矛盾とは。

  自民党の杉田議員が、LGBTに対し「生産性がない」と切り捨てた件で未だに波紋を呼んでいる。  LGBTアクティビスト達は彼女のことを徹底的に批判し、LGBT法連合会(性的指向および性自認等により困難を抱えている当事者等に対する法整備のための全国連合会)」に関しては、杉田議員に対して抗議声明まで発表。    事の発端は2018年8月号の『新潮45』に掲載された杉田議員の寄稿文だ。  杉田議員は『LGBT支援の度が過ぎる』と主張し、『LGBTは実際そんなに差別されているものなのでしょうか』と持論を展開。  さらに、『常識や普通であることを見失っていく社会は秩序がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねない』と主張しました。    まず、改めて思ったことなのだが、『LGBT支援の度が過ぎる』とはどういうことか??    LGBT支援を過度にされている、なんて感じたことは一度たりともない。彼女はそもそもそこから間違っている。  LGBT支援など幻想である。  現実は、まぁしょうがないのだが、差別や偏見で溢れ返っており、楽しくカミングアウトできる状況ではない。    そして『常識や普通であることを見失っていく社会は秩序がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねない』という発言についてだが、LGBTであることは「普通」じゃないと言いたいのだろうか?    そもそも「常識」や「普通」とは?  そんなの、世間や貴方が勝手に決めた物差しではないだろうか、と物申したい。    私からすると、地位・立場のある者が、このような発言をする方こそ「常識」が欠如していると感じる。    ■『LGBTは実際そんな差別されているものなのでしょうか』    ただ、杉田議員のこの発言だけ切り取れば、彼女はLGBTに対する差別心が"本当はあまりないのではないか?"と感じた。    『LGBTだからといって、実際そんなに差別されているものでしょうか?もし自分の男友達がゲイだったり、女友達がレズビアンだったりしても、私自身は気にせず付き合えます』    そう、LGBTに対し、心の底から嫌悪しているからこそ出てきた一連の発言かと思いきや・・・  友人がゲイ、レズビアンだとしても気にせず付き合えるというのだ。    LGBTに対し、『LGBTは実際そんな差別されているものなのでしょうか』と疑問を投げかけたのは、杉田議員にとっての純粋な疑問だったのかもしれない。    「人間なんてみんな同じじゃん。そんな差別されてる?」みたいな…
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2018/08/12

杉田議員の辞職を求めるための抗議デモ。5000人以上が参加

自民党の杉田議員が「子供を作らないLGBTは生産性がない」などと切り捨てた件について、LGBT当事者を中心とした集団が、7月27日に大規模なデモを行った。    場所は千代田区の自民党本部前。  杉田氏の辞職を求めるための必死の抗議活動である。  なんとメンバーは5000人。「生産性で差別するな!」「杉田を辞職させろ!」といったプラカードを掲げ、訴えかけた。    Twitterで調べたところ、様々な声が寄せられていて、色々と胸が痛くなる。  杉田議員を擁護する声も上がっていれば、「LGBTとか興味ないから勝手にやってろ」という声も上がっている。    デモについて「ここまでやられると逆に引く。誰が誰を好きになろうが勝手だし、そこまで主張しなくても…」というドン引きの声も。    Twitter上で、  『あのなあ、あのなあ、お前よー、はっきり言うけどさ、LGBTへの偏見とか、俺ら一般人、ないから。言われなくてもないから。人権侵害レベルのことをナチュラルにやるとか、ないから。勝手に意識が足りない差別者みたいな扱いすんな。そういうお前らが不愉快。偏見を作ってるのはお前ら。いい加減にしろ。 』  というコメントも発見。    「偏見を作っているのはお前ら」というのは確かにそうかもしれない。  こんな大きな抗議デモをしたことで、杉田議員の心には何も届かないだろう。デモ1つで差別偏見がなくなるわけでもない。    むしろドン引きしている人の方が多いと思う。LGBTという未知の存在に対し恐怖の念を抱いている人だってきっといるはず。    もし私が異性愛者だったら、絶対怖いと感じている。だって、少しでもLGBTに対し理解できない素振りを見せると…叩かれるかもしれないから。  「お前、なんで理解できないの?」「差別だ!偏見だ!」そんな風に言われてしまう気がする。  最近の動向を見ていると、『LGBTを受け入れるのが当たり前だよね』みたいな風潮になりつつある。  (それで相互理解が深まればいいのだが・・・)    さて、ドン引きされるほどのデモについてだが、今後もまだまだ行われるらしい。  私からすると、「もういいでしょ・・・これ以上恥を晒さないでよ・・・」という感じなのだが、なぜここまで抗議デモにこだわるのか?  【出典:https://this.kiji.is/397921530213172321?c=237824576730646012】    今回、LGBTの人権獲得や保護を求めてデモを…
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2018/08/03

日本国憲法から見る婚姻制度とLGBT

今回は日本国憲法から見る婚姻制度とLGBTというテーマで書いていく。    2018年現在、日本において、同性結婚はまだ法的に認められていない。    アメリカやオランダ、オーストラリアなど数十か国で同性結婚が認められている一方で、同性結婚どころか同性愛が犯罪になる国も多く存在する。    日本においては、渋谷区を皮切りに「同性パートナーシップ制度」を採用する自治体も少しずつ増えてきて、これが積み重なっていけばいつか日本でも同性結婚が認めらる日が来るのではないか、という希望もある。    しかし、何故日本では同性結婚が出来ないのか?    平等を謳うのなら、「同性同士だから」という理由で結婚できないなんて本来おかしなことである。    日本の法律はどうなっているのか?    日本における同性結婚に関する決まりごとについて、日本国憲法を紐解きながら記していきたい。    …    日本では同性結婚ができない。その答えは、日本国憲法第24条1項と2項にあった。    "「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」    「配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して制定されなければならない」"    この「両性」とは、「男性」と「女性」を指しているという説と、それぞれが独立した両方の性として同性同士の組み合わせも含まれると解釈する説もある。    つまり「両性」という言葉の捉え方によって、解釈の仕方が180度変わるということだ…      ■「両性」は「異性」を意味するのか?    2018年現在、日本で同性結婚が認められていない理由としてはやはり、「両性」が「男性」と「女性」として解釈できるからと言える。    第97代内閣総理大臣安倍晋三も、2015年の参議院本会議において「現行憲法の下では、同性カップルの婚姻の成立を認めることは想定されていない」と述べている。    また2015年4月の衆議院予算会議でも、同性結婚について、「憲法で結婚については"両性の合意"ということになっている。慎重に議論していくべき課題だ」と真剣な眼差しで述べている。    "慎重に議論していくべきだ"か…    そもそも、日本国憲法制定時に、同性結婚の可能性については考慮されていなかった(想定されていなかった)と考えるのが一般的だと思う。      ■合憲論を唱える人達。「両性…
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2018/06/24

【LGBT】企業も注目しているアライとは?

今回はLGBT(レズビアン,ゲイ,バイセクシャル,トランスジェンダー)と並んでじわじわと知られるようになってきた「アライ」について書いていく。  近年、ダイバーシティ戦略を掲げる企業も着目している「アライ」。 「アライ」とは同盟や支援という意味を表す「Ally」が語源の、LGBT当事者以外の人が、LGBTを含む性的マイノリティを理解し、支援するといった考え方、あるいはそういった立場を明確にしている人を指す言葉である。「ストレート・アライ」とも言う。日本語一言で表すと「支援者」。  もともとStraight Allianceと呼ばれるアライの活動が米国の方で盛り上がり、有名人やスポーツ選手など多くの人達からの共感を得ながら世界中に広がっていった。  2018年現在、アライの捉え方は様々だと感じる。何かLGBTの為に行動している人こそアライだと言う人もいれば、理解を示してくれるだけでアライだと言う人もいるのだ。 例えば、野村證券でLGBT関連の講師など担当している方が、「野村證券ではアライをどのように捉えているのですが?」と質問されたのに対し、下記のように答えている。  『LGBTを理解しようとして、それを広めるために何らかの「行動」を起こしている人、と定義しています。やはり、思っているだけでは変わらないので、一歩踏み出してほしいという思いがあります。逆に小さな一歩でも、たとえば私たちが配っているステッカーをパソコンに貼ってくれるだけで、立派なアライだと思っています。』【引用元:https://dentsu-ho.com/articles/3790】        「思っているだけでは変わらない」ので「何らかの行動を起こしている人」は確かに素晴らしいアライだと思う。虹色やステッカーやシールを貼っている非当事者を見るだけでどれだけLGBT当事者は救われることだろう。  しかし、日本ではLGBTという言葉がやっと浸透してきたばかりで、まだまだLGBTという言葉すら知らない人が大勢いるのだ。何か行動を起こしてくれるアライを増やすのも大事だが、LGBTについて理解を示してくれる,応援してくれるストレート・アライの母数をもっと増やすことが一番大事かと考える。  その為にはまず大前提としてLGBTのことを少しでも多くの人へ知ってもらわないと話が進まない。   【企業も注目しているアライ】  …
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2018/06/28

自民党の杉田議員がLGBTに対し「生産性がない」と発言⇒大炎上

またまたLGBT×炎上案件である。  自民党の杉田議員の発言に注目が集まっており、ネットを中心に大炎上している。    杉田議員は、某月刊誌の寄稿で、「LGBTって、実際そんなに差別されているものでしょうか?」「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子どもをつくらない、つまり『生産性』がないのです」などと綴った。    わりと過激である…    杉田議員のTwitterは当然のごとく大炎上。さらに、「自民党の人から励まされた」などと投稿したことで日に油を注ぐ形に…  自民党も杉田議員の考えを支援するのだろうか。多くのLGBT当事者がこれには失望している。    なお、自民党の二階俊博幹事長は、「人それぞれ」とした上で「人生観もいろいろある」とあくまで静観する姿勢を貫いている。    しかし、国民民主党の玉木雄一郎共同代表などは、杉田議員に発言に対し、「子供を持ちたくても持てない人を傷付ける発言だ」と指摘。ナチスの優生思想にも通じるとして「許せない」と一刀両断した。      ■最近カミングアウトしたことで話題になった勝間和代の意見    同性と交際していることをカミングアウトしたことで注文を浴びた勝間和代。  「きっと勝間和代、何か言うだろうな…」と思っていたが、案の定言及していた。    まず、この寄稿自体を「論外」とした上で、もっと核心に迫る問題提をしている。      「より大きな問題点を私が感じたことは、『このような誤った論調を助長しかねない論考に対し、政権与党であり、LGBTの理解促進法を作ろうとしている自民党がなぜ、容認するのか』という点に尽きると思います」    「自民党はLGBTの理解促進についてまったく当事者の気持ちを理解していないことになります」    「党内で意見が異なっていいものもあるでしょうが、今回の杉田氏の意見はすでにそのレベルを超えていると少なくとも私は感じますし、このような発言を個人の見解として容認する自民党に大変な失望感を覚えています」    【引用:http://news.livedoor.com/article/detail/15062317/】      勝間和代は、自身がカミングアウトしたことで、こういう発言も堂々とできるようになった。バサバサ問題提起をする勝間和代は頼もしい。発言にも影響力があるので…    そう、今回の件に関して、杉田議員なんて正直どうでもいのだが、自民党に対する失望感がある。  「あ、容認してし…
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2018/07/25

職場でLGBTを隠すのはストレス?カミングアウトすべき?

LGBTとカミングアウト。  カミングアウトをしたことがない人もいれば、日常的にしている人もいるだろう。自分次第なので正解とかはない。個人的には、会う人会う人全員にカミングアウトするべきではないと思っているが、誰にもカミングアウトしないという選択もまた悲しいと思っている。  例えば、職場。ビジネスマンなら、一生のうちに会社で働く時間が最も長い。友人や家族、恋人と会う時間よりも長いのではないか。  今の職場でカミングアウトしているだろうか?  私場合、特に必要性を感じなかったので、カミングアウトはしなかった。でもしないと、異性愛者だという前提で彼女の有無や結婚観の話を聞かれるのでまぁめんどくさい。  よく、「異性愛者の男性は、自分から"私は女性が好きです"なんて言わないよね?ゲイの人だって言う必要ないんじゃない?」という綺麗事を言われれうが、確かにそれも一理ある。  だが、カミングアウトしない限り、ずっと異性愛者だと思われてしまうのも事実。。なんとも難しいところだ。    日本には何百万という会社が存在し、LGBTフレンドリーな会社もあれば、LGBTフレンドリーとは程遠い会社もある。当然、カミングアウトしやすい環境もあれば、しずらい環境もあるだろう。カミングアウトできる雰囲気ではなく、直属の上司やグループに隠しているために、ストレスを抱えている社員も多いはずだ。  さて、そもそも、職場でLGBTを隠すのはストレスに繋がるのだろうか?  色々調べていたところ、米国での面白い研究結果があった。  ジョージア大学で心理学を研究するRachel Williamson氏は、性的指向と関連した職場的行動についての研究結果を纏めた論文を発表した。  LGBTセンターなどで募集された89組のカップルに対し、職場におけるカミングアウトの状況を綿密にヒアリングし、それが生活に及ぼす影響や仕事へ与える影響、満足感、家庭における満足感や幸福度を調査したのだ。  結果、職場においてLGBTを隠すことは、不健康に繋がることが判明。  さらに、仕事だけでなく家庭環境にも影響を及ぼし、パートナーとの関係にも緊張をもたらしていることが分かったのだ…  研究者のRachel…
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2018/06/26

トランスジェンダーと性同一性障害の違いについて

今回は、「トランスジェンダーと性同一性障害の違い」というテーマで書いていく。筆者は、トランスジェンダーでも性同一性障害でもないので、100%彼らの気持ちは分からない。よって、分からないなりに、色々な情報や文献を元に執筆させていただく。    トランスジェンダーはLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)の中でTに該当し、日本全体で0.7%=約90万人がトランスジェンダーに当たると言われている。  90万人という大きな数字を聞いてもぱっとしないと思うが、都道府県で言うと山梨県ぐらいの規模になる。かなりの人数だ…  まず、定義から。トランスジェンダーとは、「生まれた時の性別(身体的性別)と心の性(性自認)が異なる人」のことを指す。  なお、Wikipediaを参照すると、トランスジェンダーに関して以下のように定義されていた。  『トランスジェンダー(英語 Transgender、ラテン語で「乗り越える」や「逆側に行く」を意味する「トランス」と、英語で「性」を意味する「ジェンダー」の合成語)とは、一般に (常にではない) 生まれたときからもっているとされる、伝統的に社会で認識されている役割と同様の規範的な性役割に収まらない傾向を含む、あらゆる個人および行動、グループに当てられる一般用語である。近年の国際的な人権に関する文書においては世界的に承認された普遍的定義はもたないものの、性同一性が出生時に割当てられた性別と対応しない状態を意味する言葉として用いられる。』  【引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC】  トランスジェンダーは、ラテン語で「乗り越える」などを意味する「trans」という語と、英語で「性別」を意味する「gender」という語が組み合わさった合成語,複合語なのだ。  ちなみに、トランスジェンダーの中でも色々な種類がある。  ・MtF(Male to Female)と呼ばれる、身体が男性で心が女性の人。  ・FtM(Female to Male)と呼ばれる、身体が女性で心が男性の人。  ・FtX、MtX(Female to Xgender、Male to…
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2018/06/26

一橋大学アウティング事件の進捗。大学側との裁判は続く

いまだ遺族と大学側が争っている一橋大学アウティング事件。  事件からもうすぐ3年を迎える。  この事件について改めて調べて、思うことがあったので書き残しておきたい。    実はつい最近、アウティングしてしまった同級生と遺族は「和解」という形で裁判が終わった。  ただ、一橋大学との裁判はいまだ継続中。一橋大学の対応があまりにも酷かったのだ。  もう少し"まし"な対応をしていれば命を失わずに済んだのではないか?ということ。    この事件は、アウティングしてしまった同級生も、一橋大学側も、LGBTということについてほとんど無知だったのだろう。  結果、アウティングされてしまい、大学側も適切な処置を取らなかった。軽く考えていたのだと思う。    アウティングの危険性はこの事件をきっかけに広く知られることになった。    現在もなお責任を認めようとせずうやむやにする一橋大学。  今回、明治大学で一橋大学アウティング事件裁判の報告会が行われたらしく、LGBT非営利団体Fairがその一部始終を記録。(ハフィントンポストが転載)  それを絡めつつ、記述していく。      ■一橋大学の当時の対応について    自死してしまった一橋大学生をAさんとする。    Aさんは、同級生に告白をし、結果的にアウティングされてしまった。  それ以降、担当教授だけでなく、ハラスメント相談室や大学の保健センターへも相談をしている。    ただ、アウティングされてから自死を選ぶまでの2か月間、まともな対応はされなかった、という。    ハラスメントの専門相談員は、「学生委員会での対応がいい」とたらい回し。  さらには、あなた自身が堂々としてればいい、と適当なアドバイスをしたという記録がある。    保健センターへ相談した際は、なんと性同一性障害かどうかの受診をすすめられたという。  ふざけてる。完全にふざけてる。    そして担当教授は、両者の話を聞いた上で「人間関係のトラブル」とし、適切な対処をしなかった。完全に軽視していたのだ。    さらに。    Aさんが自死をしてしまった後、一橋大学から遺族に対する一番最初の説明は、  「ショックなお知らせがあります、息子さんは同性愛者でした」  【引用:http://fairs-fair.org/outing_20180716/】    という有り得ない一言。もう鳥肌が立ってくる。LGBTに対する無知が行き過ぎると、こんなことになってしまうのか・・・    しかも一橋大学がどのような対応をしてきたかなど、何も教えてくれなか…
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2018/07/20

レズビアンが抱えている悩みについて聞いたみた

大学の頃からの付き合いがあるレズビアンの友人に、レズビアンが抱えている「悩みあるある」を聞いてみた。彼女も彼女で、恋愛やら仕事(銀行勤務)やらで毎日忙しく、多くの悩みを抱えているらしいのだが、今回は多くのレズビアンに共通する「悩みあるある」を紹介。        解決の糸口を見つけていただければ、と思う。今や日本だけでも65万人以上はレズビアンに該当するのだが、潜在的なレズビアンも含めればもっと多いかもしれない。  それでは見ていこう。        ■ストレート(異性愛者)ばかりを好きになってしまう   日常生活を送る中で、どうしてもストレート(異性愛者)と接触を持つ機会が多いので、気が付いたら異性愛者の女性ばかり好きになっているレズビアンが多いとのこと。  潜在的なバイセクシャル女性が多いためか、酔った勢いでキスをしたり身体の関係までもっていくレズビアンもいるようですが、その先が…ない。  ストレート(異性愛者)女性の恋愛対象はやはり男である。本当は付き合いたいのに付き合えない・自分のものにならない、と悩んでいるレズビアンは少なくないようだ。  私のレズビアンの友人も、職場にいる35歳の独身女性に恋をしているとのこと。 「あともう少しな気はするけど、やっぱり手に届かない位置にいる」と、現実を嘆いていた。  実際、ストレート(異性愛者)に恋をするのは仕方ないと思う。ただ、カップル成立となる可能性は限りなく低いので、やはり同じレズビアンに恋をした方が効率的だと思う。     ■出会いが少ない   これに関しては、ゲイもバイセクシャルもトランスジェンダーの方でも思っていることだと思う。そもそもの母数が少ないので仕方のないことだが・・・しかし、最近だとレズビアン用の出会い系アプリや掲示板、TwitterなどのSNSもあるので出会いの場はあるはずだ。レズビアンとしてしっかり活動していれば、それなりの出会いが増えてくると思うのでぜひ活用してみて欲しい。今はインターネットが発展し、誰とでも繋がることが可能になった。これを活用しない手はないと思う。  出会いが少ないと嘆く前に、"行動すべき"だと個人的には感じる。       ■彼氏いるの?と聞かれる度に答えに迷う   これに悩んでいるレズビアンは多いようだ。女性=男性と付き合うもの、という固定観念があるからこそ生まれる質問・・・  「恋人いるの?」と性別を特定しない聞き方ならありがたいのだが、なかなかそういう聞き方を…
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2018/07/16
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