みなさん初めまして!
アメリカに移住して9年目のLadyMと申します。
長年、音楽を仕事にして早くも20数年。アメリカに来てからも、旦那とともにプロの音楽家として仕事をしております。
まさか、日本で産まれた自分が日本以外の国でこんなに長く生活をするなんて思ってもいなかったので、慣れるまで結構時間がかかっている気がしますが、こんな私がアメリカに来て毎日感じる「アメリカでは全く通用しない、日本の常識」をお伝えします。
理解不可能な、信じられないことがとにかく毎日起こるので、実際には書ききれないほどなのですが・・・この先、少しづついろんなことを書いていけたらと思います。どうぞお楽しみに!では、第1回目となる今回は、日常生活のこんな話題からお送りします。
【驚愕のアメリカ生活】食生活編
アメリカのレストランは、日本では必要のない「チップ」を支払う必要があります。チップは食事代金の15%~20%といったところ。結構割高です。ハンバーガーのテイクアウト店などでは通常は必要ありませんが、中には自動的にチップの料金が含まれているお店なんかもあります。
チップというと日本だと「お心付け」というのでしょうか、「よくしていただいてありがとうございます」という意味合いなのでしょうけれど、アメリカでは全く違うんです。
チップというと日本だと「お心付け」というのでしょうか、「よくしていただいてありがとうございます」という意味合いなのでしょうけれど、アメリカでは全く違うんです。
レストランでは、専属ウエイトレスが注文を聞きに来てくれたり、食べ物を運んでくれたりしますが、彼女らはこのチップ目当てで働いています。本当によく気がきくウエイトレスももちろんいますが、大半は全く働く気のない人たちばかり。。。
テーブルが汚れていたり、飲み物がなかなか届かなかったり、再注文など用があって声をかけようにも全くこちらに気にかけてくれないのに、支払い時に「チップが安すぎる」と声をかけてくる、なんてこともあります。
食事に行った先で全く働いていないウエイトレスに気分を損ねられ、彼のチップをたったの1ドルだけにしたところ、外まで追いかけてきたので「君の仕事量は1ドルでも高いくらいだ!しっかり仕事をしろ!」と怒鳴ってやった、そしたらそれを見聞きしたお店のオーナーから感謝された、なんていう友人の話もあります。
ピザやハンバーガーなどのテイクアウトは、毎回注文したものとは違うものが届きます。また、毎回同じものを注文しても、味付けや材料が違ったり、とんでもなく焦げていたりします。
食事に行った先で全く働いていないウエイトレスに気分を損ねられ、彼のチップをたったの1ドルだけにしたところ、外まで追いかけてきたので「君の仕事量は1ドルでも高いくらいだ!しっかり仕事をしろ!」と怒鳴ってやった、そしたらそれを見聞きしたお店のオーナーから感謝された、なんていう友人の話もあります。
ピザやハンバーガーなどのテイクアウトは、毎回注文したものとは違うものが届きます。また、毎回同じものを注文しても、味付けや材料が違ったり、とんでもなく焦げていたりします。
いろんなレストランやファーストフード店で、あまりにも毎回こういうことが続くので、たまに正しいと逆に「あれ?」と思ってしまうほどです。
お店に電話して金額などを訂正してもらったり、正しいものを受け取るためにまたお店に戻ったり・・・と、これでどれだけの時間を無駄にしたことでしょう。
アメリカ生活を良くするための対策
日本の常識で考えると、とても理解できないアメリカの食生活編、いかがだったでしょうか。
とても面白い例えがあるのですが、日本に訪れるアメリカ人がとても驚く場所の一つに、「日本の○クドナルド」が挙げられます。これ、どういうことかというと、ハンバーガーの見た目。みなさん口を揃えて「注文した商品が、写真と同じなんだよ!」と言います。
アメリカでは、ハンバーガーなんて包みを開いたらグチャグチャ、というのが当たり前。食べれたらいい。所詮、たかがハンバーガー、なんですよね。ところが日本では、たかがハンバーガー、されどハンバーガー。だからハンバーガーの作り方や見た目にもこだわるというわけ。
だから日本だと、注文したものが多少違っていても当たり前に美味しいですし、わざわざ言いに行くのも恥ずかしい、値段がよっぽど違わない限りまあいいか・・・と、すんなり受け入れてしまうかと思うのですが、ここはアメリカ。言ったもん勝ち、行動に出たもん勝ち。
どれだけ急いでいても、きちんと商品を受け取ったその場で、まずは商品内容を確認してください。
ファーストフードのドライブスルーで受け取った商品は、注文通りのハンバーガーなのか、ケチャップはついているか、正しいドリンクであるか。正しくなければ、恥ずかしがらずに、必ず正しいものを受け取ってください。
宅配ピザであれば、スタッフがいる目の前で箱を開けて確認してください。別に頼んだアンチョビが添えられているか、トマトソースは添えられているか。不足があれば、その場で申し出てください。
ピックアップした料理も、まずは商品を確認してください。自宅に戻って口にした時に、味がおかしかったり、固くて食べられない、なんていうものがあったら、手間を惜しまず電話して訴えてください。そんなに遠くなければ面倒でも、料理を作り直してもらってください。
これ、私がよく経験することなのですが、作り直してもらって再び取りに行くと「お詫びの品」がてらデザートやおまけのピザをもらえたりします。(笑)
私も最初は「わざわざ訴えるのが恥ずかしいからもういい」と我慢していましたが、今となっては我慢することがバカバカしくなって、我慢することはやめました。もちろん、感情的になるのではなく、淡々と伝えるのがポイントです。
「先ほど取りに行った〇〇ですが・・・商品のカラマリ(イカフライのこと)、揚げ過ぎで固くて食べられません。」
元論、その商品をまた持って行くのはめんどくさいです。でも、それを「いいことをしている」と思ってみてください。
「お客様にまた足を運ばせて、申し訳なかった、以後気をつけます。」と思わせるために・・・
いや、日本であればそうなんですけどね・・・(汗)
・・・本当言うと、「I am sorry」 なんて口だけで、なんとも思われないんですよね・・・。
だからまた次に同じものを注文しても、同じパターンになってしまうんです・・・。(苦笑)
でも、負けるな、日本人!!!日本人の根性を見せましょう!
とにかく、みなさん、アメリカで食事をする際にはどうぞご注意を!
いかがでしたか?第2回目の「アメリカでは全く通用しない、日本の常識」もどうぞお楽しみに!