こんにちは。日本も本格的な自宅待機になってきましたね。。。安全のためには必須なので仕方ないんですが、やっぱり疲れますよね。
さてニューヨークではコロナが流行る少し前から気になっていた動きがありました。。。それは、
“瞑想”が流行りだしている事。。。
眠らない街ニューヨーク、と呼ばれる天下のビジネス街のここですが、前々からダンススタジオは勿論、ジムは何処にでもありますし、オフィスやマンションには大抵併設されているほどハードワーカーの多い事と思っていましたが、実態はアメリカの医療補償の不安さ。
皆んなどれだけ働いても、一度怪我や病気になれば目玉が飛び出るような額を請求されるのもアメリカ。皆んなとにかく病気をしたくないから、体を強く鍛えておくしかないのだそうです。
このコロナでも今保険に対する議論が余計に交わされるようになっていますが、本当に上手く解決されると良いですよね。。。
そしてそのハードワーカーなニューヨーカー達、最近ジム通いも一部では段々とメディテーションの方にシフトしてきているのだそう。
前からヨガやピラティスなど、ワークアウト系はスタジオが山ほどあり、私もかなりお世話になっていますが、最近ヨガを受けていてもトレーニング系よりはリラックス、瞑想系にお客さんが増えているなあと感じます。
日本人だと坐禅を組んだり、意識を深く静かに集中させて、、、という行動、割とお寺があったり日常的に意識をリラックスさせて基盤に帰る、というの慣れているような気がするんですが、こちらの人には文化的に新鮮なようで、これはもともと日本の宗教なの??と聞かれる事も。
私の友達も最近瞑想のスタジオに通い始めたそうで、こうやって座るんだって!と教わったんですが、私としてはそれ、まるっきり日本の坐禅やん。。。
なので何にも特別に感じなかったのですが、毎日仕事で酷使されているニューヨーカー達、最近体もですが、”メンタルマネジメント”の方がビジネスの世界でも注目されてきているのだそうです。体や力による“強さ”より自己の持っているものをマネジメントして成功へ導くという思考、すごく東洋的な気がします。
最近世界は段々東洋的な考え方になり始めている、とよく聞くのですが、健康自体の保ち方も形が変わりつつあるのかもしれません。ベジタリアンやオーガニックのスーパーなんかも増えていますしね。
日本でも最近、アンガーマネジメントが取り上げられてますよね。過激なビジネスの世界、もはや体のトレーニングだけでは足りなくなってきているのかもしれません。。。
このコロナになってからもその流れは続いており、オンラインからも瞑想クラスは勿論、ヨガ、ピラティスといったトレーニング系も沢山ウェブで紹介がされています。メリットはいつもより安い価格、もしくは無料で受けられる事。今お気に入りの先生を見つけておけば、もしコロナが落ち着いた頃、本格的にクラスへ行けるかもしれませんね。
いつまで続くかまだ不安定なこの情勢ですが、この機会にもう一度ニューヨーカーも夢中になる日本人の基本、“禅”の世界、静かに見直してみるのも良いかもしれません。