FX自動売買の初心者が最初に気をつけることはなんでしょうか?
まず初心者の方が最初に出来る手堅い戦略は、「いきなりまとまったお金をFX口座に入れないこと」です。
まず初心者の方が最初に出来る手堅い戦略は、「いきなりまとまったお金をFX口座に入れないこと」です。
スゴ腕のトレーダーであるラリー・ウィリアムズも
「相場で成功する秘訣は何ですか?」
という問いにたいして
「小さくはじめること」
勿論まとまった額を投入しないことで、知識不足、経験不足による大損を避けることができます。
でも大切なのはそれだけではありません。
重要なのは小口で始めることで自動売買でのトレード回数を増やすことができます。
その間100回や200回トレードした結果、少なくても利益になっていることが出てきたら、これはあなたの自動売買ソフトがしっかり勝てる力があるという証拠になります。一般的にトレード回数が多いほどその結果は信頼できるとされているからです。
小口でトレード回数を重ねてアルゴリズムを向上させて経験値、信頼度を上げてから次のステップへ進めばいいわけです。
この記事では、デモアカウントとリアル口座での最低ロット運用で、初心者が低リスクでトレード回数を重ねられる方法、そして私が今までのFX自動売買経験から得たノウハウをシェアしたいと思います。
遅れましたが、改めてどうもこんにちは。
私はサラリーマンの傍(かたわ)らFXの自動売買をしているbauという者です。
下に貼った画像は、私がやってるFX自動売買の最近の結果です。
下に貼った画像は、私がやってるFX自動売買の最近の結果です。
画像の赤い枠で囲った部分は私が書いたプログラムの名前です。
青い枠で囲った部分は、トレードの損益部分になります。
上の画像は実験用アカウントのものです。
このほかにもいくつか運用しています。
青い枠で囲った部分は、トレードの損益部分になります。
上の画像は実験用アカウントのものです。
このほかにもいくつか運用しています。
私が最初にFX自動売買を始めたきっかけ
私が最初にトレードの自動売買を始めたのは2006年です。
2006年にとある2つの出来事に遭遇して、そこからトレードの自動売買がマイブームになりました。
2006年にとある2つの出来事に遭遇して、そこからトレードの自動売買がマイブームになりました。
2つの出来事のうちの1つ目は、2006年の6月にパンローリング主催のイベントに行ったことです。
このイベントでFX自動売買をしている田中雅さんのお話を聴いたことで、だいぶ前のめりになりました。ほんとうは、トレーディング界隈で著名なアレキサンダー・エルダー博士の講演が主な目的でした。が、思いがけず、前座?であった田中雅氏の話のほうもかなり印象に残ってしまったんですね。
田中雅氏はもともとオランダで活動するチェリストだったそうなのですが、金投資での失敗をきっかけに相場を分析するようになりました。そして、とうとう相場関連の仕事がメインになってしまった・・・という、異色の経歴の方です。
参考: トレーダーズショップ: DVD 芸術家の独創的視点で解き明かす市場価格変動の謎
(↑は当時僕が聴いた田中雅さんの講演がDVD化されたものです)
田中雅氏について予備知識ゼロの状態で聴いたから、余計に話の内容が新鮮に感じられたのかもしれません。
トレードは自動化できる!
ということはなんとなく耳にしていましたが、実践している方のお話を聴いたのは、その時がはじめてだったように思います。
小口で始めてトレードでは損することも多いのだと体感してみる
さて、トレードを始めたてのうちはテンションが上がってますよね。
「よっしゃあああ!FXでマイホームだ!二世帯住宅だ!」と気持ちがはやっていることが多いです。
でもそういう気持ちの時って、たいてい悲惨な結果になります。
(ビギナーズラックでいきなり大きく勝てる人もいますけど)
トレードのいい面しか見てないからですね。
トレードは損することもあるのですが、経験したことがないため、意識できないのだと思います。
「よっしゃあああ!FXでマイホームだ!二世帯住宅だ!」と気持ちがはやっていることが多いです。
でもそういう気持ちの時って、たいてい悲惨な結果になります。
(ビギナーズラックでいきなり大きく勝てる人もいますけど)
トレードのいい面しか見てないからですね。
トレードは損することもあるのですが、経験したことがないため、意識できないのだと思います。
なので、まとまったお金を投入するのは、次の2つのステップを経てからでも遅くないと考えます。
1つ目のステップは、デモアカウントでの運用です
デモアカウントとは、架空のお金が入ったFX口座のことです。これからあなたが使おうとしているソフトウェアの操作に慣れてもらいたいなどの目的で、FX会社が用意してくれている口座なんですね。
これはFXに限らず、株や仮想通貨の取引口座でもたいてい用意されています。デモアカもしくはテスト環境、テストネットなどと呼ばれていますね。
FXの世界で有名なソフトウェアであるメタトレーダーにも当然あります。また、仮想通貨(≒ブロックチェーン)の世界だとBitMEXなんかのテストネットは本物と同じで使いやすかったです。(BitMEXは人気があったのですが、2020年になって日本居住者は使用不可になってしまいました…)
このデモアカで数日、数週間、数カ月なり試してみてからのほうがいいと思うんですよね。
いじっているうちにFX自動売買ソフトがどんな結果になるのか、前もってわかりますから。
これはFXに限らず、株や仮想通貨の取引口座でもたいてい用意されています。デモアカもしくはテスト環境、テストネットなどと呼ばれていますね。
FXの世界で有名なソフトウェアであるメタトレーダーにも当然あります。また、仮想通貨(≒ブロックチェーン)の世界だとBitMEXなんかのテストネットは本物と同じで使いやすかったです。(BitMEXは人気があったのですが、2020年になって日本居住者は使用不可になってしまいました…)
このデモアカで数日、数週間、数カ月なり試してみてからのほうがいいと思うんですよね。
いじっているうちにFX自動売買ソフトがどんな結果になるのか、前もってわかりますから。
2つ目のステップは、本物のお金が入ったアカウントでの最低ロット運用です
1ロット(10万通貨)で運用して1回の取引で+10,000円を得たい。
FX自動売買ソフトに1日5回トレードしてもらって全部勝って1日5万円ゲットしたい。
それを1ヶ月20営業日繰り返してもらって会社の給料とは別で月に100万円プラスとしたい。
・・・といきたいところをグッとこらえて、1lotではなく、その1/100のサイズの0.01lot(1000通貨)で運用してみるのはいかがでしょうか。これなら10pipsマイナスで決済しても100円の損で済みます。
10,000円という少ない入金であっても、100円の損なら口座資金にたいしてわずか1%の損失です。その後もしばらくFXを続けられます。
ロットについて余談なんですけど、個人的には、初心者はビビリのほうがハイレバレッジよりいいと思っています。
ハイレバは最初こそ勢いがあっていいのですが、負のループに入るとどんどん損失が拡大して金銭的ダメージが深まっていきます。損失を出すとメンタルもやられます。
そのまま悪循環から抜けられずに、最後には気力を根こそぎ奪われてしまうパターンに陥りがちです。
ヘタしたらそこで懲(こ)りてFX自動売買をやめてしまうかもしれません。
そんなのイヤですよね。
ハイレバは上達してからでないと危なすぎると思う次第です。。
(まぁ、そもそもの話、衝動を抑えられない人にとっては、FXに手を出さないほうがいいのかもしれませんが・・)
FX自動売買ソフトに1日5回トレードしてもらって全部勝って1日5万円ゲットしたい。
それを1ヶ月20営業日繰り返してもらって会社の給料とは別で月に100万円プラスとしたい。
・・・といきたいところをグッとこらえて、1lotではなく、その1/100のサイズの0.01lot(1000通貨)で運用してみるのはいかがでしょうか。これなら10pipsマイナスで決済しても100円の損で済みます。
10,000円という少ない入金であっても、100円の損なら口座資金にたいしてわずか1%の損失です。その後もしばらくFXを続けられます。
ロットについて余談なんですけど、個人的には、初心者はビビリのほうがハイレバレッジよりいいと思っています。
ハイレバは最初こそ勢いがあっていいのですが、負のループに入るとどんどん損失が拡大して金銭的ダメージが深まっていきます。損失を出すとメンタルもやられます。
そのまま悪循環から抜けられずに、最後には気力を根こそぎ奪われてしまうパターンに陥りがちです。
ヘタしたらそこで懲(こ)りてFX自動売買をやめてしまうかもしれません。
そんなのイヤですよね。
ハイレバは上達してからでないと危なすぎると思う次第です。。
(まぁ、そもそもの話、衝動を抑えられない人にとっては、FXに手を出さないほうがいいのかもしれませんが・・)
まとまったお金を投入するタイミング
さて、大きなロットを避けて最低ロットである0.01ロット(1,000通貨)での運用を続けたとします。
ある程度経って履歴を見たら、最初に入金した10,000円が2,000円増えて12,000円になっていた。
トレードのストラテジーにもよりますが、たとえばスキャルピングという超短期的な手法の場合、おそらく100回以上トレードを重ねているのではないでしょうか。(最低額の0.01ロットなので、そのくらいの回数をトレードしないと増えません。逆に、1ロットだとたった1回トレードしただけで+10,000円くらいは増えてしまいます。)
ある程度経って履歴を見たら、最初に入金した10,000円が2,000円増えて12,000円になっていた。
トレードのストラテジーにもよりますが、たとえばスキャルピングという超短期的な手法の場合、おそらく100回以上トレードを重ねているのではないでしょうか。(最低額の0.01ロットなので、そのくらいの回数をトレードしないと増えません。逆に、1ロットだとたった1回トレードしただけで+10,000円くらいは増えてしまいます。)
自動売買では(いや自動でなくても)、トレード回数が多い程、運や偶然での勝ち負けよりアルゴリズムの良し悪しが反映されてくるので、結果は確率的により信頼できるようになります。
100回や200回、更には300回トレードした結果が利益になっていたら、これはあなたの自動売買ソフトが実戦で証明した実力になります。
初めに書いたように、ある程度の回数のトレードの結果、資金を増やすことができて勝てる確率を上げられたら、そこではじめて次のステージに進んでいくのが手堅い戦略になるわけです。
100回や200回、更には300回トレードした結果が利益になっていたら、これはあなたの自動売買ソフトが実戦で証明した実力になります。
初めに書いたように、ある程度の回数のトレードの結果、資金を増やすことができて勝てる確率を上げられたら、そこではじめて次のステージに進んでいくのが手堅い戦略になるわけです。
おわりに
ラリー・ウィリアムズも言っているように、自動売買初心者は小口で回数を重ねながら実力をつけていくことをおすすめします。
そのために、デモアカウントでの運用と、リアル口座での最低ロット運用の仕方と紹介と、まとまったお金を投入していく時期について書きました。
FX自動売買初心者の方ができる実践的な方法として、少しでも参考になれば幸いです。
FX自動売買初心者の方ができる実践的な方法として、少しでも参考になれば幸いです。