旅。 それを想像するだけで、誰もが今やっている事の手を止めて、しばし空想の世界へと心を動かされる事でしょう。 地球の大きさを身体全体で感じ、その地球上に偶然にも動物として生まれた、ただの生命体に戻った時ー。 あなたは普段悩んでいた事や味わっていた苦しみから、解放される事でしょう。 人間とは本当に厄介な生き物で、動物として生まれた一生命体であるにも関わらず、脳を極端に発達させて生きてきました。五感で動物として生きている時は幸せなのに!脳で考え、目的や目標に向かって努力したり、他人と比較して 自分に足りない何かを補おうと、必死で頑張り続けます。その果てに、とてつもなく疲れ果ててしまう事がありませんか? 人間は、脳だけではバランスが取れません。 五感を使って動物として活動する時間もないと、本当の充足には至りません。どこかで空虚な時間が産まれてしまう。 そんな時は、、旅です!旅に出たいですね!! 大人に許された、最高の贅沢。普段頑張っている仕事も、学業も、家の切り盛り作業も全て忘れて、身軽になりたい。 時間は無くても、チャンスを待ちましょう。計画だけは、空き時間を利用して、コツコツと立てておきましょう。 いざ実行可能な時が来たら、唐突に一気に実行しましょう!チャンスが来たその時、迷っている時間はありません! 全ては綿密な計画と、自分の力強い実行力にかかってきます。 この時ばかりは普段とは違う、「実行力の塊」のような人に脱皮し、チャンスを奪い取って下さい! 周囲からの評価というのは、概して相対的なものです。本当のあなたを知っているのは、実はあなただけ。 是非、なりたい自分を諦めない生き方をしましょう。遠回りでも、時間がかかっても構わない。 むしろ周りからは失敗に見えるような人の方が、こだわり続けた果てに、大きく芽を出すかもしれません。 寄り道、遠回り、万歳。全ては経験から始まります。 自分を好きになるには、自分にしか見えない何かを探し、他人になんと思われてもそれに没頭し、継続する事です。 こだわり続け、継続するのが一番難しいかもしれません。それでもそこに居座り続けて、長期的に「全力で」継続して下さい。 そうしているうちに新しい閃きが降りてくる日もあれば、新しい引き合いが来る日もあるんです。 諦めず、その場所で自分を高めながら、チャンスを待ちましょう。 社会はすぐに結果を求めたがります。でも、それに流されないで自分を信じ…
豊かさとは、大きな家にエアコン完備、ふかふかのベッドに高価な調度品がある環境のことでもなく、欲しいものを持っていて何も困らない状態のことでもなく、この先何かしらの可能性や選択肢が無限にある状態のことだと解釈できるでしょう。 では、「豊かな旅」とは何でしょうか。きっちり計画がされている無駄のない旅行のことでしょうか。その土地のほとんどの観光地を制覇することができるツアーのことでしょうか。 人は生きる上で何かの選択をするたびに、"自分の選んだ道"と"選ばなかった道"に発生する「誤差」と向き合うことになります。 様々なシチュエーションに曖昧な定義で使われる「豊かさ」という言葉ですが、本当の豊かさを知ること、そして豊かさを手にいれるためのヒントは、この「誤差」という言葉にあると思います。 今回は、その「誤差」から切り口を開いていくためにも、その誤差が最も発生しやすい「旅」という行為を主体にして記事にしました。 「豊かな旅」と「そうでない旅」。 そこに存在する「誤差」が今回のテーマです。 〜旅と観光の誤差〜 普段行かない土地へ足を運ぶ時に使われる"旅"や"観光"という言葉ですが、それらを同じような意味あいで使われるということに、少し違和感を覚える方もいるかと思います。 実際にそれぞれの意味を調べてみると、 旅:住んでいる所を離れて、よその土地を訪ねること。 (参考元:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/138208/meaning/m0u/) 観光:他の国や地方の風景・史跡・風物などを見物すること。 (参考元:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/48016/meaning/m0u/) とあります。 ほとんど一緒な意味に思えますが、簡単に言えば、"旅"とは訪れるという行為自体が目的、"観光"とは風景や風物などを見物することが目的です。 つまり"旅"には具体的な目的がなく、偶然性に満ち溢れていてそこから何かを知ったり、突発的な体験を楽しむ行為です。 反対に"観光"とは、見るべきものが決まっていて、確実性が重視されます。そして事前に雑誌や噂話しなどで感じた魅力や素晴らしさを、実際に訪れて確認するという行為です。 そしてそれらの意味合いが微妙に異なるように、"旅"をするのか"観光"をするのかで、そこでできる体験の豊かさももちろん違ってきます。豊かな旅をするためには…
みなさんはポルトガルというと何を思い浮かべますか?日本ではまだまだ認知度の低い国なので、ポルトガルってどこにある国?何があるの?疑問に聞かれてしまうことも多いのではないでしょうか。しかし実はポルトガルは、日本ととっても所縁の深いヨーロッパの国の一つなのです!今回の記事では、そんな日本とポルトガルの歴史的な関係についてご紹介していきたいと思います。 日本とポルトガルの歴史①:始まりは16世紀 16世紀、ヨーロッパは大航海時代と呼ばれる時代でした。それ以前のヨーロッパは、周辺地域への地理認識はあったものの、中国や日本などの東アジア地域は、過去に旅をした人々の記録に基づきイメージを膨らませることしかできませんでした。そのため、中世では多くの人々が、アジア地域には不思議な身体的特徴を持つ「人間」や動物が住んでいると考えているほどでした。また、この時代にはまだアメリカ大陸の存在はヨーロッパ諸国には認識されていませんでした。 それらの、ヨーロッパ人にとって「未開」の地を「発見」しようという試みが興隆したのが、この大航海時代です。とくにポルトガルとスペインは当時、航海技術に長け、積極的にアジアやアメリカへ舩を出しました。アジア・アメリカに到着した後、征服活動を開始し、キリスト教化・植民地化などを行いました。 日本とポルトガルの歴史②:日本との出会い このように海の向こう側に向けて出発したポルトガル船の一隻が、記録上によると1541年に豊後国神宮寺浦(現在の大分県)に漂着しました。これが、ヨーロッパ諸国から日本への初めての直接的な上陸であったと言われています。 その後、再びポルトガル船が1543年の種子島を訪れ、その際に鉄砲を日本に伝えました。さらに、1549年にはキリスト教宣教師フランシスコ・ザビエルが日本を訪れ、布教活動に従事したという記録が残っています。 日本とポルトガルの歴史③:鎖国とその後 その後、日本は鎖国時代(1639-1854年)に突入します。この時代、日本をオランダや中国などの一部の国を除き、外交を経つ政策をとっていました。200年以上にわたって続いたこの体制を経て、ペリー率いるアメリカ船が下田に来航し、国交を開始するように持ち掛け、それを皮切りに、日本は他の国々とも国交を回復するようになりました。 それに伴い、ポルトガルとも1860年に日葡和親条約及び日葡修好通商条約が結ばれ…
スペインでは旅行客を狙ったスリに注意! スペイン旅行を考えている人にとって一番の心配は治安ではないでしょうか?重大事件に巻き込まれる危険性は低いとしても、多くの日本人観光客がスペイン旅行中にスリの被害に遭っているのも事実です。外務省によるスペインの最新の安全情報は、こちらから確認できます。(海外安全ホームページ:スペイン)今回は、20か国以上を旅行し、現在スペイン在住の筆者が、日本人のやってしまいがちなスリに狙われる行動をまとめてみました。 バッグはファスナー付きのモノを選んで!スペイン旅行をする日本人の中で、とくに女性に多いのが、ファスナーのついていないバックを持ち歩いていて気が付いたらスマホやお財布をとられていた!というケースです。気を付けていても、口が閉まらないタイプのバッグだと電車の中やすれ違いざまにバッグに手を入れられて盗まれることがあります。ヨーロッパで生活している人にとって、ファスナー付き、もしくはボタン付きのバッグを選ぶのは基本中の基本です。 手持ちバッグは危険!斜め掛けできるバッグがおすすめ日本では、女性が肩掛けバッグを斜め掛けしていると幼い印象になってしまうので、片側の方からかけている人が多いですよね。しかし、その持ち方をスペインの観光中心地でしてしまうと、ひったくりやスリの対象になってしまいます。無理やりひったくられるだけでなく、他のことで気を逸らしているスキに中身を盗られる可能性もあります。肩掛けバッグは必ず斜めかけをするようにしましょう。私が個人的におすすめなのは、ファスナーがついていて、かつ上からカバーがかぶせられる、斜め掛けタイプです。 筆者オススメのバッグ(トムクローバー) Tom Clovers ショルダーバッグ ミニポシェット 斜めがけ ワンショルダー PU 大容量 小さめ スクエア レディース Amazon.co.jp 駅構内ではバッグは前に。ポケットは空にするのが鉄則!バルセロナやマドリードなどの観光地では、駅構内はたくさんの人が行き交います。券売機の前や、改札近くなど、ちょっと気を緩めたスキに、バッグのファスナーが開けられ、中身を盗られた!なんてケースも。ポケットの中身を空にするのは当然ですが、冬であればコートの下にバッグを持つなど、バッグが見えないようにしましょう。できない場合、肩掛けバッグは斜めにかけましょう。ひったくられて…
スペインといえばバル! スペインの旅行に来る人の楽しみと言えば、何と言ってもスペイン料理!パエリアやガスパチョなど、伝統的なスペイン料理ももちろん魅力的ですが、スペインに来たらぜひ試したいのがバル文化。バルには日本のおつまみのようなタパスと呼ばれる軽食があります。スペインでのタパス文化を覗いてみたい方はこちらを参考にしてみてください。(タパス スペイン/マドリッド特派員) タパスにはたくさんの種類があり、初めてバルに行くときは何を頼めばいいか迷ってしまいますよね。そこで今回は、スペイン在住の私が、スペイン人に聞いたおすすめタパスBEST5をご紹介したいと思います! スペインバルの定番タパス 第5位:エンサラディージャ・ルサ Ensaladilla rusa スペイン語でエンサラディージャとは「サラダ」、ルサは「ロシアの」という意味です。(ロシア人の友達曰く、ロシアのサラダとは若干異なるらしいですがこう呼ばれています)茹でたじゃがいも、ニンジンと、ピクルス、グリーンピース、卵、たまねぎ、根セロリ、リンゴなど複数の材料を細かく切って混ぜ、塩コショウとマヨネーズなどで味付けしたものです。 様々な触感と様々な味が同時に楽しめるので、食べていて飽きない不思議な味です。揚げ物の多いタパスの中で、さっぱりしたものが食べたい!という方におすすめのヘルシーなタパスです。 スペインバルの定番タパス 第4位:カラマレス Calamares カラマルとはスペイン語で「イカ」のことです(カラマレスは複数形)。通常タパスでカラマレスと言うと、イカフライのことを指します。日本でのイカフライが出てくる居酒屋は多いですが、スペインのカラマレスは、とにかく柔らかいです。所詮イカフライでしょ…と思ったそこのあなた。だまされたと思ってぜひ食べてみて下さい。周りの衣のサクッとした触感と対照的に、一口で噛み切れるほど柔らかいイカは病みつきになること間違いなしです。 スペインバルの定番タパス 第3位:パタタス・ブラバス Patatas bravas バルのタパスといえばまずはコレ!と言っても過言ではないくらい、定番のタパスです。パタタとはスペイン語で「じゃがいも」のことで、ブラバというのは上にかかっているソースの名前です。2センチ角程度に切ったじゃがいもを揚げ、スパイシーなトマトソースをかけたものです。バルによってはマヨネー…
日々の生活でもクレジットカードで決済することで、マイルをガンガン貯めている人は少なくないと思います。しかし、綺麗に使い切るのはなかなかに難しいものです。 そこで、中途半端に残ったマイルを座席のアップグレードにしませんか? 交換方法と更にお得に交換できる方法も併せてご紹介します。 JALマイルを航空券に 「陸マイラー」という言葉を耳にした事がある方が多いかと思います。これは航空会社が発行するクレジットカードを日常生活費の決済に使用することによって、マイルを貯める人たち(マイラー)の事を指します。 勿論、マイルを貯めるにあたって一番効率的なのは、飛行機に乗ることですが、誰しもが実現可能な事ではないのが現実です(時間的にも、費用的にも)。 そしてその貯まったマイルを何かに交換する場合、最も率がいいのは航空券に交換することです。もっと言うならば、国内線ではなく、国際線の航空券への交換です。上手くすると1マイル=16円にまで価値が上がります。 中途半端なマイルはこう使う さて、話が逸れました。 一言で「マイルを航空券に交換する」といえど、そう簡単に貯まってくれません。ましてや、家族の数が増えれば増える程、それに比例して必要マイル数が増えます。 また、貯めに貯めたマイルを航空券に替えたとしても、綺麗に使い切ることもまた難しいものです。マイルには勿論有効期限が存在します。折角貯めたものを、期限を理由に失ってしまう事ほど勿体ない事はありません。 そんな場合は、座席のアップグレードに利用しましょう。 片道から予約が出来ますので、手元に残っているマイル数とアップグレードしたい座席数を鑑みてください。 必要マイル数は座席クラスと路線によって異なりますが、一番少ないマイル数で片道1人当たり9,000マイルとなっています。行先は、香港や上海などの中国各空港またはマニラで、エコノミークラスからプレミアムエコノミークラスへのアップグレードです。 詳しくは、JAL公式サイト【JAL国際線アップグレード特典 マイル早見表】にてご確認ください。 是非、復路をアップグレードしよう 手元のマイル数によっては、行きか帰りかのどちらかしかアップグレードできない場合があるかと思います。その場合の往路と復路、どちらをアップグレードするかというと、是非とも『復路』(=帰り)をアップグレードしましょう。 それはなぜか? 最も大きいメリットは、預け荷…
ハンガリーと言われると何を想像しますか? ドナウ川の真珠という異名を持つブダペストは欧州で最も名高い目的地の1つではありますがブダペストだけではもったいないのがハンガリーという国です。 そこで今回はハンガリー旅行をより充実させるためにブダペストからハンガリー最大の湖であるバラトン湖(到着都市は今回はケストヘイに設定)までの乗車をモデルにハンガリーでの高速バスの乗り方を紹介していきます。乗り方はおそらく日本以上に単純なので少し慣れればハンガリーでもサクサク国内旅行できますよ! ブダペストのバスターミナルはどこに?ブダペストには主要なバスターミナルが2ケ所ありますがよほどのことがない限りネープリゲット(Népliget)バスターミナルを使うことが殆どです。 ネープリゲットはブダペストの中心部からやや離れていますが地下鉄3号線で直結されているので不便ではありません。また、最近になってブダペスト空港からも200Eバスが停車するようになったのでアクセスはかなり改善されています。 バラトン湖はざっくりこういう場所! シーズン外れの冬に撮影したもので恐縮ですがハンガリー最大の湖であるバラトン湖は夏になると湖水浴客やその他バカンスなどで大いに賑わう避暑地です。かつて火山活動が活発だった地域でもあることから温泉も湧いており、さらに火山活動の名残を今に残す山々が周囲にあることから登山客にも人気です。(水はけもいい土地なのでブドウも美味しいです!) バラトン湖岸の最大都市はケストヘイ(Keszthely)で、他の主要都市としてシオ―フォク(Siófok)、バラトン湖からやや離れますが温泉で有名なへーウィーズ(Héviz)などがあります。 ブダペストからバラトン湖へ!腰が抜けるほど単純に乗れる!?筆者自身、ハンガリーは1年から2年に1回以上の頻度でハンガリーを訪れますが未だかつて高速バスを「予約」したことがありませんし、最近までできることすら知りませんでした(笑)。 これは何故かというとハンガリー国内の長距離バスは座席指定をする義務がないからで、あくまで任意なのです。 つまり、予約のあった座席以外は事実上自由席ということになるのですがここではまだ終わりません。なお、指定のあった座席については座席の上に何かおいてあるか何らかのマーキングのようなものがされていることが多いですがそもそも予約している人が少数なので…
日韓関係が冷え込んでいる副産物として日本初韓国路線の航空運賃が未曾有のほどに安くなっていることもまた事実です。 筆者はこれにつけこんで先月末から今月初頭にかけて韓国を訪れたのですが終わってみればこれまで今回含めて4回訪れた中で最も予算に余裕をもてた気がします。 そんな中で今回途中から釜山に拠点を置いていた筆者なのですが釜山のイメージを問う前にまずは韓国旅行のイメージというと何が浮かぶでしょうか?コスメ、グルメ、Kpop、お洒落なカフェなどが中心になってくるのではないでしょうか? それでは釜山といわれると何をイメージするでしょう? 水産物が豊富な場所ですからとりわけグルメが中心になるのではないでしょうか?他に海雲台ビーチや東区の階段なども有名ですね。 それにしても題名に入っていた釜山一物価が安い市場とは一体どこにあるのでしょう? 筆者が近くに宿泊していたこともあって実際に訪れたので筆者なりに紹介していきます! 釜山市北区 釜山市中心部が海に面していることとは対照的に中心部から山で隔たれた北区(Buk-gu)は洛東江(ナムトンガン)という河に面しています。対岸には空港を擁する金海(Gimhae)市があり、空港までは車で10分前後しかかからない驚異的な近さです。 また、区内には釜山メトロが2路線走っており、その内1路線が中心部の西面(ソミョン)へ直結しています。また、Korail(韓国鉄道公社)の亀浦(グポ)駅があり、大邱・大田(デジョン)・ソウル方面へ接続しています。高速鉄道KTXも停車します。 今回紹介する釜山一物価が安いと言って過言ではない市場はこの亀浦駅にほど近いところにあります。 亀浦市場 亀浦市場(グポシジャン)こそ今回紹介する釜山一物価が安い市場で、釜山一ディープな体験ができる場所のひとつとしてここ亀浦市場も含まれるでしょう。 ないものはない?実は釜山最大級相当? 中心部ではないせいなのか知名度こそ決して高くない亀浦市場ですが実は観光客に名高い釜田市場と同規模の市場で、チャガルチ界隈とはもはや比べようもない規模の大きさです。中心部の市場と違うのは基本的にアーケードになっていない区画が多い庶民派市場であるところです。 また、亀浦市場は「ないものはない市場」とも言われ、実際に中心部の市場で全く見ることがなさそうな品々を目にすることができます。実際にその品々の一部も覗いてみましょう! 映り…
ベトジェット航空が就航してからベトナムはこれまでにないくらい訪れやすい国になりました。往復運賃が2万かそれ以下ということも今や珍しくはないです。今回はそんなベトナムでびっくり仰天の路線バスの旅をすることになるのですが今回紹介する路線はなかなかの屈指の曲者です。 筆者はベトナムではまだこの路線でしか利用したことがないのですが乗り方や払い方も日本とは大きく異なるので参考になればこちらとしては幸いです。 世界遺産のホイアンへのアクセス 旧市街が世界遺産に指定され、ランタンの景観が大変美しいことで有名なホイアンへは中部の都市ダナンからのアクセスが最も便利です。ダナンからのアクセスはレンタカーを除いて大まかに3通りに分けることができます。 1.タクシー最も無難なアクセス方法ではありますが最も高くつくアクセス方法でもあります。 利点としてはダナン市内のどこからでもさっさと乗ってそのまま目的地まで直行できるところになります。ホテルからホテルへのピンポイント移動であれば有用ですがこれでは日本円に直しても2000円前後かかるところがどうしても否定できません。また、不幸にもメーターのついてないタクシーを利用してしまうとぼられてしまうことが多いので要注意です。 筆者のおすすめとしては東南アジア版ウーバーのようなGrabというアプリをダウンロードしてそれで配車してもらうのがいいです。 2.ホイアンエクスプレスのエアポートシャトル空港から直行するのであれば断然これがおすすめです。これは700円前後でダナン国際空港からホイアン市内のホテルなどに向かうのでタクシーと比べると格段に安く、事前予約制なのでぼられるような事態は起きません。反対にホイアンから空港へ向かうときもこれがおすすめです。運行頻度は1時間に1本です。 3.Danabus 最も安いのがDanabusという路線バスを利用してアクセスするものです。ダナンバスターミナルを起点にダナン大聖堂、五行山付近を経由してホイアンバスターミナルへ向かうルートですが安いとは言ってもなかなかの曲者です。その理由は後ほど改めて説明することにします。 Danabusの曲者な運賃事情 HPによると正規運賃は18000VNDまず、DanabusのHPを閲覧してみると一番上のRoute 1のDa Nang-Hoi…
その前にバラトン湖はどこ? 本題に入る前にまずは位置確認を済ませましょう。 バラトン湖のあるハンガリーはオーストリアの東側に隣接しており、そんなハンガリーの北西部のところにバラトン湖(Balatontó)は位置しています。ハンガリーの国内最大の面積を誇る湖であることからトリアノン条約で現在のクロアチア領の北部沿岸の領有権を失ってからは「ハンガリーの海」という異名がついています。 バラトン湖 沿岸の主要都市は南岸にまとまっており、東からシオフォク、ケストヘイ、北岸にバラトンフェレドなどがあり、それぞれ首都ブダペストからバスや列車で概ね2~3時間前後でアクセスできます。 バラトン湖と言えば?大変唐突な質問ではありましたがこの後イメージを一気に覆していきます。それはさておき、この湖は保養地として名高く、とりわけ夏のバカンスシーズンになるとヨーロッパ各国、遠ければはるばるロシアから多くの観光客が訪れ、湖水浴などを楽しみます。 また、バラトン湖のある一帯は別荘も多く、特にドイツなど西ヨーロッパ方面から定年後の居住地としても選ばれるような地域にもなっています。 湖自体は陸封なのでここに生息する生物の多くが固有種であると共に過去の火山活動の名残として温泉が湧いているところが複数個所存在する、極めて独特な自然をもった湖でもあります。しかし、この地域に長いこと住んでいる親戚によると湖から離れたところにもっと面白いものがあるというのです。 岩石で織りなす不思議な地形美バラトン地域は摩訶不思議以外に言葉が見当たらない地域です。閉ざされた巨大な湖と過去の火山活動を今に伝える温泉、そして湖から離れるとそこでさらに不思議なものを見れるというのです。その不思議なものの中に岩石で織りなす地形美がありました。 セントジュルジ山(Szentgyörgyihegyi) まず最初に紹介するのはバラトン湖より西側に少々離れたセントジュルジ山です。ハンガリー国内では知名度の高い山のひとつで、少なくないハイカーが季節を問わず訪れています。写真は道中で撮影したものですが、それにしてもテーブルのような形に見えなくもないですね。 最初はしばらくブドウ畑を眺めながらの登山になりますが標高を上げるにつれて森に入ると突然岩石がなだれ込んだような光景を目にすることになります。 写真の右下に実は小さな穴が開いており、そこから地下から吹き上げる冷気…