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正規運賃なんてあってないようなもの?運賃は車掌次第。ベトナム、ホイアンーダナンのバス旅

2019/12/15 更新 2020/03/21
kinpirafish
ベトジェット航空が就航してからベトナムはこれまでにないくらい訪れやすい国になりました。往復運賃が2万かそれ以下ということも今や珍しくはないです。今回はそんなベトナムでびっくり仰天の路線バスの旅をすることになるのですが今回紹介する路線はなかなかの屈指の曲者です。

筆者はベトナムではまだこの路線でしか利用したことがないのですが乗り方や払い方も日本とは大きく異なるので参考になればこちらとしては幸いです。


世界遺産のホイアンへのアクセス



旧市街が世界遺産に指定され、ランタンの景観が大変美しいことで有名なホイアンへは中部の都市ダナンからのアクセスが最も便利です。ダナンからのアクセスはレンタカーを除いて大まかに3通りに分けることができます。

1.タクシー

最も無難なアクセス方法ではありますが最も高くつくアクセス方法でもあります。

利点としてはダナン市内のどこからでもさっさと乗ってそのまま目的地まで直行できるところになります。ホテルからホテルへのピンポイント移動であれば有用ですがこれでは日本円に直しても2000円前後かかるところがどうしても否定できません。また、不幸にもメーターのついてないタクシーを利用してしまうとぼられてしまうことが多いので要注意です。

筆者のおすすめとしては東南アジア版ウーバーのようなGrabというアプリをダウンロードしてそれで配車してもらうのがいいです。


2.ホイアンエクスプレスのエアポートシャトル

空港から直行するのであれば断然これがおすすめです。これは700円前後でダナン国際空港からホイアン市内のホテルなどに向かうのでタクシーと比べると格段に安く、事前予約制なのでぼられるような事態は起きません。反対にホイアンから空港へ向かうときもこれがおすすめです。運行頻度は1時間に1本です。

3.Danabus

Danabus ベトナム 世界遺産のホイアンへのアクセス

最も安いのがDanabusという路線バスを利用してアクセスするものです。ダナンバスターミナルを起点にダナン大聖堂、五行山付近を経由してホイアンバスターミナルへ向かうルートですが安いとは言ってもなかなかの曲者です。その理由は後ほど改めて説明することにします。


Danabusの曲者な運賃事情



HPによると正規運賃は18000VND

まず、DanabusのHPを閲覧してみると一番上のRoute 1のDa Nang-Hoi Anの片道普通運賃は18000VNDとなっています。これは日本円に直すと約90円前後です。これは破格の安さなのですがどうも正規運賃で乗れる人とそうでない場合で分かれるというのです。
  • DanaBusウエブサイト

運賃は車掌次第!?

ブログやホイアンまでこのバスで来た旅人たちによると3万VND払ったという人から5万VND払ったという人もいました。Danabusの特徴は運転手に加えて車掌が一人乗っており、運賃の収集を担っています。車掌が乗客を見て観光客がいると判断するといわゆる「観光客運賃」を収集しにかかるのですがそれが車掌によって3万VNDから5万VNDまで開きがあるとのことでした。運が良ければ2万VNDで済むこともあるらしいですが....。


Danabusに乗ってみた



乗り方

まず先にバスに乗車します。この時点ではまだ運賃は払いません。バスが出発してしばらくすると車掌が運賃を回収しに車内を周るのでその際に運賃を手渡しましょう。筆者が乗ったバスではお釣りが渡されるところを目撃しましたがお釣りが出ない場合も多いのでそこには期待しない方がいいです。おすすめとしてはまずは2万VNDを用意して、それでも足りないと言われたら大人しく1万VNDを追加しましょう。よほど運が悪くない限り3万VNDで済むはずです。

筆者が乗ると..

筆者が乗ったホイアン発のバスは車内の過半数を欧米から来た観光客が占めていました。その多くがバックパッカーだったので車内には下の写真のようにバックパックがピラミッドのように積みあがっている光景が見られました。

バックパックがピラミッドのように積みあがっている車内

バスの座席がほぼ埋まったところで発車すると10分後には車掌が運賃の回収を始めました。後ろにいた欧米から来た人たちから順に容赦なく観光客運賃をとられていく中、筆者はベトナム人の隣に座っていたことをいいことに正規運賃で済ませられるか実験することにしました。

結論から言うとこれは見事に失敗し、大人しく3万VND払いました。これでも150円前後なのでお安いものなのですが、隣のベトナム人がハノイから来ていたということで観光客運賃を払う羽目になっていたのは驚きでした。

運賃の回収が終わるとあとはしばらくの間かなり揺れる車内でのんびり車窓を眺めます。わずか50分の短い旅ではありますがディープな日常を味わうならDanabusも侮ることはできませんし、5万VNDになったとしてもそれでも一番安いのは結局Danabusなのです。


まとめ



結局のところホイアンーダナンのアクセスはDanabusが一番安いということが分かったところで改めてこの記事のポイントをまとめてみましょう。
  • タクシーは最も楽なアクセス方法だが高い
  • 空港からホイアンエクスプレスのエアポートシャトルで直行することは可能
  • Danabusは最も安いアクセス手段だが正規運賃とは異なる観光客運賃がある
  • 観光客運賃は車掌によって3万~5万VNDと開きがある




#ベトナム, #ダナン, #ホイアン, #路線バス, #路線バス旅, #バス旅, #東南アジア, #Danabus, #旅行, #海外旅行, #海外バス, #運賃
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