マレーシア航空でクアラルンプールにつくまでのあらすじ
今回はクアラルンプールでのトランジットとそこからジャカルタへの続きになるのですがその前に前回までのあらすじを整理することにしましょう。
前回は成田からクアラルンプールまでマレーシア航空の最新鋭のA350に乗ったのですがものの見事にただの睡眠時間になってしまいました。搭乗前はJALグローバルクラブ会員になったことで何かと色々便利になったわけですが今回も威力を発揮することになります。
乗り継ぎに優しい?クアラルンプールの乗り継ぎ事情
クアラルンプールではT1に到着した筆者らですがT1はサテライトターミナルとメインターミナルがあり、我々が到着したのはサテライトの方でした。筆者がこれから乗るジャカルタ行きの便はメインターミナルの方にあるのでそこまではスカイトレインでの移動です。
スカイトレインに乗車し終えるといよいよセキュリティかと思えばまだそのような気配はありません。実はここがクアラルンプール国際空港のよくできているところで、セキュリティは各ゲートごとに設置されています。そのため、ゲートがオープンするまではセキュリティを通過できない代わりにその間、ターミナル内でショッピングなどを楽しめるようになっています。
なお、ひとたびセキュリティを通過するとそこには店舗は一切ありません。
このような仕組みのおかげでクアラルンプールでの乗り継ぎはT3内であれば1時間でも足りるのではないかと思えるほどです。なお、筆者の乗り継ぎ時間は2時間でしたがかなりゆとりをもてていた印象でした。
なんと雅なラウンジ..
まだ時間がたっぷり(とは言っても1時間45分ですが...)あった筆者はマレーシア航空のGolden Loungeでしばらく過ごすことにしました。
JALグローバルクラブの会員になったことでJALに限らずマレーシア航空を含むワンワールドアライアンスの航空会社のラウンジも使えるようになったためです。
到着したのは午前5時台、時間帯が時間帯なだけに筆者が2番乗りになりました。それにしてもこれがなかなか雅なところなんですよ、どう表せばいいのか分からないので下の写真を見て雰囲気を察してください(笑)。
冒頭でも先述したように機内食を食べないで過ごした筆者はさすがに空腹でした。
ジャカルタ行きの接続便でも2時間の短いフライトとは言え、機内食がるのは承知していましたが誘惑に負けて結局ここで朝食です(笑)。シュウマイのようなものがあるあたりが中華系人口のプレゼンスを感じるところですが、玉ねぎなどを使ったカレーのようなマレー系の料理もあり、さすがは多民族国家だと感じたものでした。
ご飯の炊き方もなかなか独特で、ココナッツミルクと一緒に炊いたご飯があり、これがなかなか癖になるのではと感じるほど少なくとも筆者にとってはおいしかったです。
いざジャカルタへ
クアラルンプールからジャカルタまでは2時間ほどのフライトで、使用機材は小型機であるB737-800でした。出発時間は7:25、外はまだ薄明るい程度でした。
さすがに小型機材なので座席配置は3+3になります。成田から乗ってきた機材とは少々変化があるようにも思えますがこれは恐らく少々古めの機材だからなのでしょう。
それを裏付けるのがこの写真です。最近の機材ではあまり見られなくなったコントローラーがあり、つまりタッチ式スクリーンではないということです。
なお、USBポートはこちらでもついていますがさすがにコンセントはなかったです。とは言っても2時間でエンターテイメントを楽しむには忙しい気もしますが...。
離陸するとさっそくモクモク雲がお目見えです。東南アジアを飛んでいるときの典型的な機窓とでも言ったところでしょう。雨季でもあったのでしばらくの間雲しか見えないような機窓が続きました。
なお、機内食については写真を撮り忘れていましたがラウンジで食べた玉ねぎの赤いカレーのようなものが映っていましたよね。あれが今回のメインのおかずになっていたのですがあまり辛くはなく、むしろ若干甘いのではと感じられるほどでした。
さすがにラウンジでも一通り食べただけのことはあって完食し終えるとそこから着陸までは眠気と胸やけとの闘いでした(笑)。眠気には完敗でしたが。
ジャカルタではT3に到着し、壁を見ると微笑まずにはいられないアートがお出迎えしてくれました。
それにしてもジャカルタは飛行機を降りてからイミグレーションまでがとにかく遠いですが、イミグレーションの列は外国人レーンの方が空いていたという衝撃が待っていました(笑)。