自分自身の行動や、他から知った情報をインターネットに載せることができるSNS。とても便利ですよね。だが、1歩間違うと炎上してしまい、取り返しがつかない場合があります。
ところが、今まで炎上した原因を知ることにより、対策を立てることもできるんです。今回は、今までに炎上した原因や対策などをまとめました。大切なことなので、最後まで見てくださいね。
目次
【1】炎上が起きる6つの原因
1) 確認漏れと未確認 1番の原因
2) 立場が原因 特権階級意識
3) 匿名であることで油断してしまう
4) とても速い拡散速度への不認識
5) 裏アカウントを持ってる人は注意 間違えて載せてしまう
6) 意外なことから特定される時がある
【2】安全に使用するための16個の対策
1) 初級 すぐにできる8つの対策
2) 中級 設定が必要
3) 上級 専門家や他の人の意見が必要
【1】炎上が起きる6つの原因
まずは今までに炎上した原因から調べてみました。
1) 確認漏れと未確認 一番の原因
炎上した原因で1番多いのは、確認漏れと未確認です。その理由は、完璧に調べてなかったり、自分自身の推測で書いているなど、いくつかあります。
例えば以前、このような書き込みがありました。
「1日午前7時頃、A駅で人身事故が発生した。歩きスマホが原因だ」
歩きスマホをしてると、人や自転車にぶつかったり、段差で転ぶなどの危険性はあります。ところが、駅であれば、自分自身が降りる駅の時刻を調べることができるというメリットがあるんです。
それと電車が入ってくる場合、放送が流れるだけでなく、運転手が危ないと感じた時には警笛を鳴らします。また、その人が周囲を確認してる仕草や、大音量で音楽を聞いてないことがわかった場合、炎上する確率が高くなるんです。
ちなみにこの件に関して、鉄道会社は、「そのような情報はない」と否定をしてます。
もし事件や事故が起きた場合は、むやみに載せず、警察などに知らせてくださいね。
2) 立場が原因 特権階級意識
特権階級意識とは、他の人より優れてるという考えを持ってる人のことをいいます。これも要因の1つです。
例えば、警察やマスコミが持ってない情報を、自分自身が持ったとします。これを警察などに知らせず、SNSに載せると、ニュースや新聞などに載ってないので、間違った情報だと認識される時があるんです。その場合、取り返しのつかないことになりますよ。
このように自分自身しか知らない情報を持った場合、特権階級と思ってしまいますが、あなたは一般市民です。けっして特権階級だと思わないでくださいね。
3) 匿名であることで油断してしまう
「ツイッターの場合、匿名で投稿することができるのでバレない」と思ってしまいますが、これも炎上する原因となってます。
その理由ですが、色々な人が見てるという意識がないからです。もちろん褒める人はいますが、中には不快に思う人もいます。
不愉快と感じた人が何らかの形で投稿してしまうと、過去の投稿などから個人情報が漏れる可能性があるんです。そのことが原因で炎上した人もいるのは事実です。
これらの理由などがあるので、「匿名」であっても、載せる時には気をつけてくださいね。
4) とても速い拡散速度への不認識
いきなりですが問題です。SNSに自分のことを載せた場合、どれくらいの速さで他人に見られるのでしょう?
- 直線を走ってる特急電車
- 最高速度で走ってる新幹線
- 上空を飛んでる飛行機
- 宇宙最速の星より速い
正解はDになります。ちなみにその星のスピードですが、時速420万キロになるんです。とても速いですよね。
その訳ですが、日本でSNSに載せた場合、一瞬でアメリカの人も見ることができるからです。例えば、間違った情報をSNSに載せ、批判をしてる返事が返ってくるだけで、一瞬に炎上する可能性があります。
載せることだけでなく、見られるスピードも意識してくださいね。
5) 裏アカウントを持ってる人は注意 間違えて載せてしまう
表に公開してないアカウントのことを裏アカウントと言いますが、それを間違えてしまい、誰でも見ることができるアカウントに載せる事故も起きています。
その訳は、慌てて載せるなどいくつかあるんです。裏アカウントは、悪い情報や自分自身しか知らない情報を載せてる人がいますが、それを間違った状態で載せてしまうと、炎上してしまいます。
自分は大丈夫と思う人もいると思いますが、人は必ずミスをする生き物です。そのことから、裏アカウントかどうか確認してから載せるようにしましょうね。
6) 意外なことから特定される時がある
ここで問題です。これらの中で、書いた人が特定できるものはどれでしょう?
- ID
- パスワード
- 画像
- 書いてある内容
- 電話番号
- メールアドレス
正解は全部です。これにも驚いてしまいませんか?
例えば、自分自身の名前が小さく書いてあっても個人情報がわかる時もあります(ちなみに私が35歳で入院した時、母親がタオルなどに名前を書いたことがあり、入院先でとても恥ずかしい思いをしました)。
また、電話番号やメールアドレスは、検索を拒否する機能があります。そこを触ってないと、オンになってる可能性が高いので、設定を変えましょう。
これらのこともあるので、SNSを使う時には1つ1つ気をつけながら載せてくださいね。
【2】安全に使用するための16個の対策
ここまでは、原因を調べましたが、対策をすることにより、防ぐこともできます。以下のようなことをしてみてくださいね。
1) 初級 すぐにできる8つの対策
まずはすぐにできる対策です。
- 他の人に影響を与える情報をつかんだ時、すぐに信じないようにする(悪い体験談や「危険」のような大げさな文字があった時)
- どんな時も公開・引用・記録されてることを意識する。
- 複雑なパスワードにする
- むやみに「友達」のタグを付けない。
- タグを付けたり、友達申請をする時には、必ず本人の許可を得る。 知らない人とは、「友達」にならない
- ウソをつかない
- とても速いスピードで漏れることを意識する
- 情報を漏らす人がいるという意識をする
補足を入れますね。
まず2は、引用先などが書かれているかが重要です。その場合、専門家の意見をそのままコピペし、引用した場所を明記してるので、他人に悪い影響を与える可能性はかなり低いですが、どこからの情報かわからない時には、悪い影響を与える可能性が高くなります。その時には、信じないようにしましょう。
それから3ですが、難しく考えてしまいますよね。ところが、ある法則によって防ぐこともできます。
「tw1357bB11」(ちなみに私はこのパスワードを使ってませんが、少し近いものは使ってます)
この法則ですが、「tw」はツイッターの頭文字2つを使ってます。このように、SNSの頭文字2つを載せただけでもかなり違ってくるんです。
次に、自分自身の誕生日に一手間加えます。例えば1月23日が誕生日の人は0123になるので、それに1234をプラスするだけで大丈夫ですよ。
最後に「bB11」ですが、固定でも大丈夫です。ここでは、ローマ字の大文字と小文字、数字を混ぜることがとても重要なキーとなってきます。これらのことをするだけで、セキュリティーがかなり上がるんです。
それだけでなく、使いまわしなどにならないので、推測されにくくなります。一度行って見てくださいね。
それと8ですが、実際にネットを徘徊する人がいます。それを鬼女といいます。それだけでなく、嫌がらせ行為やつきまといをする人もいるんです。これをスネークといいます。
これらの人がいることを必ず意識しましょうね。
2) 中級 設定が必要
次の4つは、設定が必要になってきます。SNSや使ってるスマートフォンによって違ってくるので、各自で検索し、調べてみましょう。
- 公開範囲を設定する
- 「友達」に迷惑がかからないような設定をする(友達申請を勝手に送らないようにするため、連絡先機能やSNSの設定をオフにするなど)
- 「友達」から削除する時には慎重に作業を行う。ばれる可能性がある時には、制限リストに入れたり、ブロック設定を使うなどをする
- 写真には位置情報が入ってるので、GPSをオフにしたり、自分の居場所を知らせるチェックインなど、機能のリスクを知っておく(その影響でストーカーなどの被害にあった人もいます)
- ノートンなど、有料セキュリティソフトを入れる
ここでは、色々な違いがあるので、説明などを省かせていただきます。しかし、これらのことを調べると、簡単にでてくるので、やってみましょうね。
3) 上級 専門家や他の人の意見が必要
最後はどうにもならなくなった時です。その時は自分の力だけで解決せず、他の人にお願いをしてみましょう。
- 不満がある時、SNSに載せないないで、必ず専門機関や弁護士に相談する
- 企業の場合、SNSのガイドラインを作り、周知徹底をする
- 働いている人の環境を改善する
ここで意外なのは3です。その訳ですが、SNSに職場での不正行為が載った時の理由をアンケートしたところ、「働いてるところに不満がある」という回答が多くいました。
労働賃金などを変えることは大事ですが、一番重要なのは「必要な人間である」ことを感じさせることです。
これをきっかけに職場環境などを変えてみましょうね。
【終わりに】
今回は、SNSで炎上する理由と対策をまとめてみました。対策はできることが多いので、活用してみてくださいね。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。