日本の企業に就職をする時、必ず受けるのが面接。とても大変ですよね。日本では面接の練習をしたり、履歴書を書くなど、その前から大変な思いをしている人が多くいます。
それをクリアし、面接を受けますが、ここからが大事です。最近は、面接官が見ているところが変わってきてます。今回は、企業面接を20回以上受けた私の経験も交えながら、面接官が見ているところをまとめようと思います。企業面接を受ける人は参考にしてくださいね。
【面接官が1番見ているところ コミュニケーション】
あなたは企業面接を、聞かれた質問に対して答える場所であると思いませんか?
実はこれ、間違った回答です。私も以前はそう思ってました。面接とは、商談と同じです。この会社はどんな人を欲しいのか、そのニーズにあった人を見つけることが、面接を行う目的となってます。
それに挑む前、練習をしなければならないのはコミュニケーション能力です。
以前、私の知り合いに「オレはコミュニケーションがうまい」と言ってる人が2人いました。普段から暴言を言ってるだけでなく、思った理由を答えられないので、うまいとは言えないのが現状です。
ちなみにその2人ですが、1人はアルバイトを半年で辞めてしまい、もう1人は正社員を1ヶ月で辞めてしまいました。
それだけでなく、コミュニケーションには3つの力が必要ですが、その2人にはこれらをすることがなかったです。
私も以前、コミュニケーション能力はありませんが、3つの力を見つけたことにより、うまくなることができました。そのおかげで、内定を数多くもらうことができたんです。その3つを発表します。
<聞く力>
聞くというのは、相手が話してることを聞き、そのことに対して理解することをいうんです。このような意味があるので、相手に言ってるだけの人は、コミュニケーション能力が低いですよ。そのことから、相手の気持ちや意見をしっかり聞くだけでなく、理解する人が高いコミュニケーション能力を持っていると言えます。
<話す力>
話すとは、相手に自分の気持ちなどを伝えることをいうんです。これを成立させるには、信頼関係があることが一番のカギとなってきます。それだけでなく、自分自身の経験や収集した情報を含め意見を言ったり、結論を先に伝えることで、相手に勘違いを与えないようにすることができるんです。これらを持っている人もコミュニケーションスキルがあると言えます。
<行動力>
聞くことや話すことは大事ですが、行動をすることも大事です。それがないと、信用が落ちてしまいます。そのことから、コミュニケーション能力が高い人は、行動力もあるんです。
この3つの力を持つことが重要になってきますので、すぐに行動してみましょうね。
【その他に見ているところ】
面接官はコミュニケーション能力を見ているだけでなく、以下の3つも見てます。
<長所と短所>
人間には必ず、良いところと悪いところがあるんです。このことから、自分の性格を普段から理解しておくことが大切になってきます。わからない人は、友達などに聞いてみましょうね。
私も、面接官からこれを聞かれたことがあります。その時は、自己理解が足りなかったので、「短所がない」と答えてしまったんです。この結果、不合格になりました。
それと長所の理由と、短所をカバーしている方法を伝えることも大事です。そうすると、自己理解があると見られるので、面接官は納得しますよ。もし考えすぎてわからない人は、上のツイッター(リフレーミング辞典)も参考にしてみましょう。
<ストレス解消方法>
家で過ごしている時や、仕事をしている時など、人間は必ずストレスを感じる時があります。それを解消する方法を持っておきましょう。これは数が多いと有利になってきます。これを聞く理由ですが、自己管理と感情のコントロールができているか、それを判断することが目的です。
近年、精神疾患になったり、ハラスメントを起こす人が多くなってきてます。私も以前はなかったので、精神的に不安定になり、退職したことが何度かあります。ハラスメントなどをしないでストレスを解消している人は、普段からできているとみなされるので、作っておきましょうね。
<工夫した点>
仕事をしていると、誰もが失敗をする時があります。それを起こさない工夫や方法を見つけておきましょう。これを聞く理由ですが、失敗が続かないか、それを心配して聞いてます。
こちらに関しても、私は面接で聞かれたことがあるんです。その時私は、突然のことで頭が真っ白になり、答えられませんでした。その結果、不合格になったんです。
もし新卒で入る人や、働いたことがない人は、アルバイトや普段の生活で実践していることでも大丈夫です。例えば「買い物に行く前、買うものを忘れないようにするため、必ずメモをしてからでかけます」と答えただけでも、相手は納得しますよ。
面接官は解決力を見ているので、過去にあった人は思い出しておきましょう。
【注意をしなければならない2つの行動】
ここまでは、面接官が見ているところを書きましたが、受けに来た人の行動も見てます。
<言葉遣いに気をつけている>
あなたは、言葉遣いが悪い店員がいた時、このお店に売っている商品を買いたいと思いますか?
この時、必然的に買いたくないという気持ちになりますよね。このシーンと同じで、面接官も言葉遣いが悪い人を入れたくないという思いになります。この理由ですが、社員になると給料をもらっているので収入になりますが、会社からすると、お金を払っているので支出になるんです。
それを自覚しながら、面接を受けましょうね。
<周りへの気配りがある>
あなたは話をする時、夢中になりすぎた経験はありますか?
私も自分の話をすることが好きなので、経験があります。実は、その行動を面接官は見ているんです。
その目的ですが2つあります。1つ目は自分の意見を短く伝えられるかです。会社に入ると時間が限られているので、このような気配りが必要になってきます。これができない人は、会社に入っても同じことが起きる可能性があるので、このようなことを見ているんです。
2つ目は、意見のまとめ方を見てます。これを見ている目的ですが、チームワークに関する能力を見ているんです。その訳とは、会社に入ると必ずリーダーがいます。その時にどんなまとめ方をしているかを見たいからです。
特に集団面接をする時に見られることが多いので、話は短く伝えましょう。
【終わりに】
今回は、面接官が見ているところをまとめました。昔は、資格があることが有利でしたが、今はコミュニケーション能力が高い人が受かる可能性が高い時代です。今回のことを参考にしてくださいね。
最後までありがとうございました。