一人暮らしを始めた時、困ってしまうのが料理。
とても大変なことですよね。コンビニやスーパーで弁当を買うのはいいけど、栄養が偏るので、太ってしまう時があります。
また、外食をすることもできますが、お金が心配になりますね。私も1人暮らしを始めた時、料理を全く作れなかっただけでなく、ご飯の炊き方も知らなかったので、毎日がとても大変でした。
その年数はおよそ10年。とても長いと思いませんか?
その間は、とても変な教えがあったり、ひねくれた性格だったのでできませんでした。ところが、ある方法を使ってできるようになりました。今回はできなかった時の教えや考え、できる方法をまとめたいと思います。
【料理を出来なくさせる5つの考え方】
あなたは次のような教えや考えがありますか?
私もあったので、まとめてみました。これを止めると違う世界が見えてきますよ。
「男は仕事、女は家庭」
あなたは親などから「男は仕事をするべき」や「女は家庭を守るべき」という教えがありましたか?
ある調査で、これらの事を言われたことがある人は、約70%いました。この結果には驚いてしまいますよね。
このこと言ったほとんど人は、昭和生まれの両親や上司という結果もあります。確かに昔は、これで大丈夫でしたが、昭和60年(1985年)に決まった男女雇用機会均等法があるので、差別ができない状態になっているんです。
この法律の他に、社会進出する女性が増えたので、昔の教えをそのまま実行すると、女性に負担がかかる確率が高くなります。その事から、今からでも遅くないので、料理を始めてみましょう。
家庭科がなかった
実は、平成が始まって数年たつまで、男子は家庭科がなかったんです。今では考えられないと思いませんか?
なかった理由は、先ほどお話ししました「男は仕事、女は家庭」という考えが、日本で浸透していたからです。ところが、「差別になるから、家庭科をさせろ」という話が一部の男性からあったので、家庭科を入れることにしました。
このような出来事があったので、昭和時代に小学校や中学校に通ってた男性の多くは、料理ができないんです。
毒親に囲まれた
子供を監視したり、適切でない発言をするなど、子供を思い通りに育てる毒親。この両親に囲まれたので、料理ができませんでした。
ちなみに私の両親は、勉強や家事を教えない、いじめられた人が悪い、私が買ってきたものに文句を言うなど、子供を見下すような行動をします。この親に育てられたので、家事を全く知らないまま大人になってしまいました。
手先が不器用
手先がとても不器用な私。実はこれも料理ができない理由の1つだったんです。特に野菜などの皮むきがとても苦手。包丁で皮をむくことができなかったので、心が折れました。しかし、今は道具があるので、不器用な私でも料理ができます。
自己中心的な考え
私は以前、「自分がしなくても、家事は誰かが助けてくれる」という考えを持ってました。この思いを持ってたんで、料理ができなかったんです。これを同級生や好きな女子に話すと、不快な気持ちにさせてしまった経験があります。とても自分勝手だと思いますよね。
私も今思うと、「とても身勝手なことを言ってしまった」と感じました。その当時は、先ほどお話ししました毒親や、他人からいじめられていたので、余裕がない人生を送ってたんです。
これらの出来事があったので、先ほどのような発言をしてしまった私。ところが30代になって、子供の時から病気を持っていることがわかったので、治療をしました。その結果、自己中心的な考えがなくなりましたよ。
【料理をしようと心を開かせた2つの事】
20代のころは働いてたので、時間の関係から外食や弁当などで済ませてましたが、30歳のころに、病気が悪化しました。このことが原因で働けない状態になった私は、時間を持つことができました。その時私は、2つの方法を経験したので、解決することができたんです。
料理のユーチューブを見る
動画を見ることができるユーチューブ。見て楽しむことができますが、他の人の考えや行動を見ることもできます。
まずは、動画を見ながらご飯の炊き方を練習したあと、調理道具を揃えてみました。冷蔵庫とレンジ、炊飯器、しゃもじ、包丁、まな板、フライパンはあったけど、他の道具がなかった私は、上のような動画を見て勉強をしました。これを見て揃えたのは以下の通りです。
- トースター
- なべ(大・小)
- さえばし
- 木べら
- ボウル(プラスチック)
- ざる(プラスチック)
- 計量スプーン
- 計量カップ
- はかり
- ピーラー
- おたま
- フライ返し
- キッチンタイマー
- タッパー(プラスチック)
- キッチンペーパー
- 鍋つかみ
- 鍋しき
これだけあると、カレーや野菜炒めなどを作ることができます。なお、青文字は、ダイソーなどの100均で揃えることが可能です。道具を揃えた私は、カレーから作ってみましたよ。
上のような動画を見ながら作りました。最初は2時間くらいかけて作りましたが、今は30分くらいで作ることができます。その他にも、料理に関する動画があるので、いろいろ見てみましょう。
精神科のデイケアにある料理教室に通う
私が持っている病気は、精神的なことなので、それに対応している病院に通ってます。この病院は、医師の受診だけでなく、リハビリや生活の改善などを目的にしているデイケアがあるので、そこに通ってたんです。
その時に、料理教室があったので参加をしました。それを何回か続けていると、家でいろいろな料理が作れるようになったんです。
【終わりに】
今回は、私が料理をできなかった時の考えや、作ることができた2つの方法などを紹介しました。これらのこと経験したので、料理ができる喜びを感じてます。
この記事を見ているあなたも、料理を作ってみましょう。