生きとし生けるものの『いのち』はただひとつ。
これは、誰しもが知っていることですが、殺処分“０”など動物愛護が叫ばれても、動物虐待や人間の理由で捨てられる動物たちのことなど痛ましいニュースは絶えません。
それでも、動物保護施設に募金するような機会はほとんどなく、支援する方法さえ目にすることも少ないでしょう。
こちらでは、誰もが簡単に動物の命を救うお手伝いができる、アマゾン（Amazon）が立ち上げた『動物保護支援プログラム』をご紹介いたします。
Amazon動物保護支援プログラムとは
昨年、Amazon（アマゾン）が始めたこのプログラムは、猫や犬が動物保護施設で里親を待つ環境を整え、家族となるまでの日々を健やかに過ごせるよう支援するためにできました。
私たちが、このプログラムを使って団体のほしい物リストから選んだ商品を買うと、それを希望した団体（動物保護施設）に買った商品が届けられます。結果、買い物をした人が動物保護施設を直接支援して、動物の命を救うことにつながるという素晴らしいシステムなのです！
また、動物保護施設が本当に欲しいと思っている支援品を届けることができるため無駄になるということがありません。募金では、使用用途が今ひとつ不透明で信頼できないという方も納得させる仕組みですね。
出典：Amazon 動物保護支援プログラム より
登録されている動物保護施設は信頼できるの？
通販サイトのAmazon（アマゾン）が、動物を支援する動物保護施設自体を選ぶことなんてできるの？そんな疑問を持たれる方もご安心下さい。
Amazon動物保護支援プログラムでは、登録されている動物保護施設をきちんと選定するために、『公益社団法人アニマル・ドネーション』や『OMUSUBI(お結び)』に選定や審査を委託しています。また、被災したペットを支援するための保護施設の選定と審査については、『非営利一般社団法人 日本ペットサロン協会』や『一般社団法人 Do One Good』に選定や審査を委託しています。
聞きなれない団体かもしれませんが、それぞれ独自の審査基準をもって動物保護施設を厳正に審査しているため安心して支援することができますよ。
※動物保護施設の選定と審査
日本で初めて『動物専門寄付サイトのアニドネ』の運営を始めた団体です。
里親を募集している保護犬猫マッチングサイトで『株式会社シロップ』が運営しています。
※被災ペット支援保護施設の選定と審査
ペットサロンの普及や健全なる経営を支援して、人間とペットのやさしい共栄社会を願い現実化をめざす団体です。
動物の譲渡制度を浸透や啓発、動物愛護や保護活動など多岐にわたって支援し、被災した動物を支援することで被災地への支援活動も行っている団体です。
登録されている動物保護施設
動物保護支援プログラムで、Amazonが支援を始めた当初は15か所だった動物保護施設も、今ではおよそ50か所を数えるまでに増えました。登録している動物保護施設は、北は北海道に南は沖縄県まで全国各地の動物保護施設が希望して年々増加。いかに、このサービスが必要とされているかということがよくわかります。
Amazon動物保護支援プログラムを使ってみよう
この動物保護支援プログラムで支援するためには、まずAmazon（アマゾン）の会員になる必要があります。無料会員、有料会員は問いません。
支援のしかたは簡単。Amazon動物保護支援プログラムのサイトで、下記のとおりお買い物をするだけなのです。
出典：Amazon 動物保護支援プログラム より
《注意すること》
- 『お届け先住所』を選択するときは、あなたの住所を選ぶのではなく、必ず支援したい動物保護施設の住所を選んで下さい。（一度の買い物につき、届け先は一か所です。）
- Amazonの無料会員は、合計金額が2,000円以下の場合に送料がかかるときがあります。
- ほしい物リストから買い物をする際は、『代金引換』や『コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い』は使えません。
※詳細は、Amazon動物保護支援プログラムのサイトでご確認下さい。
令和元年 動物愛護に関する法律が改正
昨年2019年6月、犬や猫を中心とした動物の愛護に関する法律などの一部が改正、公布されました。具体的には、動物を殺傷した場合の厳罰が強化され、犬や猫の繁殖制限を義務化とするなど規制が強化されたのです。（それでも、他の先進国からみれば日本は動物を“もの”として法律を定めているため、まだまだ甘いのですが…。）
これは、動物によからぬ考えを持つ人々だけではなく、『飼い主』に『ペットショップ』や『ブリーダー』など本来動物を愛し守る立場の人々に対しても節度ある行動を求めてのことです。本当なら、動物保護施設などへの支援よりも前に、ごく普通の人間としての愛情を、『こころ』を問われているのですね。
私たち一人ひとりの心がけ次第で、動物のいのちを守り救うことができるのです。
まとめ
Amazon動物保護支援プログラムはいかがでしたか？これならできる！と思われた方、多数おられるのではないでしょうか。
Amazon（アマゾン）では、動物のいのちを救う支援だけではなく、私たちに最も身近で支援しやすい『お買い物』という形で動物保護施設との橋渡しをしてくれているのです。
Amazonはネット通販。いつでもお買い物できますので、早速、支援してみましょう！
