舞台鑑賞は、じっとしていなければならない、チケットが高額だから子供には買えない、観ても意味が分からないだろう、そんな風に思いがちではないでしょうか。
ここでは、「子供も楽しめる 」 演劇を選ぶコツをご紹介いたします。
子供はじっとしているのが苦手
子供は、あるものに飽きてくると他に楽しめることを見つけようとソワソワし始めます。それは、どうしても避けられないことですね。
しかし、それは大人にもいえること。映画を見てもテレビを見ていても、つまらないと寝てしまったり席をはずしたりチャンネルを変えたりしてしまいますよね。
演目によって変わりますが、子供には〇歳以上という年齢制限があります。多くは、5、6歳からという未就学児不可であることから、子供でも周囲に迷惑をかけることも少ないといえるでしょう。
そして、もう少し小さなお子さんも観ることができる作品もあるのです。
子供が楽しめる演目を選ぼう
お子さんは、いつもどのようなテレビや絵本などを見てどのような音楽を聴いているでしょうか。それを踏まえて、選ぶのが何よりのコツといえるでしょう。
- 教育番組の延長である舞台
- テレビ番組や映画の舞台化
アンパンマン、しまじろう、仮面ライダー、きかんしゃトーマス、ディズニーなど親しみのある人気作品。
- 童話や絵本の舞台化
桃太郎などの昔ばなし、シンデレラ、白雪姫、アニーなど、あこがれのヒーローやヒロインがでる作品。
アラジン、リトルマーメイドなどディズニー作品の他、カモメに飛ぶことを教えた猫、はだかの王様など全国ツアーで展開するファミリーミュージカルもある。
子供がなじみやすいもの
子供にも、いつも見なれたイメージというものがあるでしょう。その世界を大切にしたいので、マスクプレイミュージカルや人形劇など視覚的に興味をひかれる作品から観るのも大切なのです。
舞台には、カラフルな色彩や楽しいおはなしなど子供がドキドキしながらひきつけられるものがいっぱい。子供が話しかけてきたなら、笑顔で協調してあげることでより一層楽しむことができるでしょう。
子供の情操教育になる
幼い頃から、音楽を聞かせたり絵本を読んで聞かせたりと芸術的なことに触れることは、感受性を育てる大切な情操教育です。そして、集中力を高めることやその子供に秘められた才能を開花させることにもつながるでしょう。
しかし、わざわざ会場に出向くということは、社会的なマナーを学ぶことや本物を見る目を養うことにもつながるのです。そして、観劇の前後に食事やお茶することで一層効果を生みだすでしょう。
子供が演劇などに興味を持ちはじめたら
子供が演劇などに興味を持ちはじめたなら、大人も楽しめる作品を観に行くとよいでしょう。そして、演劇だけでなく子供向けのバレエやお話をまじえたコンサート、ディズニーオンアイスや恐竜がでる作品もおすすめです。
ちょっと、うちの子はまだ落ち着かなくて…という場合があるかと思います。それなら、劇団四季の子供が騒いでも大丈夫なようにガラス張りの部屋になった座席がありますので利用してみましょう。
また、それをきっかけに子供自身が歌うことや演じることなどに興味を持つことも考えられます。その時は、社交性をやしなう為にも教室や劇団に通わせることを検討するとよいですね。
子供との観劇で気をつけること
子供と演劇など観にいく時は、普段のお出かけ以上に気を配ることも必要でしょう。それは、周囲への気配りというだけではなく、親が安心する為の用意でもあることなのです。
- 年齢制限は、上演する作品によって変わってきますので、何歳から入場できるのか確認することが必須
- 隣に座席を確保して一緒に観る
- 保険証やばんそうこうを携帯
- はぐれた時の為に携帯の番号を持たせる(首にかける名札入れタイプなど)
- ぐずりはじめた時の為に、持ち歩きやすいお気に入りのアイテムや絵本を持参
上演作品の情報は?
作品の情報を得るには、手っ取り早いのがネット。その他、ポストに入っているローカル紙や新聞の見出し、雑誌に載っている場合もありますね。
- チケットぴあ https://t.pia.jp/event/kids/
- ローソンチケット https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=296906
- イープラス(e+) https://eplus.jp/sf/event/family
- セブンチケット http://7ticket.jp/g/000419
- 劇団四季 https://www.shiki.jp/stage_schedule/lists
- 劇団飛行船 http://www.hikosen.co.jp
まとめ
子供が見る作品といえども、大人が魅入ってしまうこともありますからあなどれませんよ。
お父さんやお母さんだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんと出かけるとよい思い出になりますね。また、子供だけでなくつきそう身内も楽しめて、日頃の疲れもふっ飛んでしまうことでしょう。
春休みや夏休み、連休など利用して家族みんなで観にいかれてはいかがでしょうか。