「就活の方法」と聞くと、みなさんはどんなものを思い浮かべるでしょうか? 最も一般的なツールとしては、リクナビやマイナビなどのいわゆる「ナビサイト」が挙げられるかと思います。全国の企業の採用情報が掲載されていて、サイト上から一括でインターンや選考にエントリーすることもできます。 かつての就活では、紙のカタログで企業の資料を取り寄せていたり、大学で自由に読める卒業者名簿を使ってOB/OG訪問を中心に活動をしていた方も多いと聞きます。 紙媒体や人脈を利用したアナログな形から、インターネットを使ったデジタルなツールが中心になったという点だけでも、現代の就活はすでにかつての就活と大きく異なると言えるでしょう。 しかし、ここにきてなお、就活様式は変化を続けています。インターネット技術のさらなる進歩や数々の人材ベンチャーの登場などにより、おそらく数年前、数十年前に就活をした方々にとっては「そんなのあるの!?」というツールがたくさん出ています。 そこで今回は、2019年卒の学生としてわたしが行なっていた就職活動の様子をお話しさせていただきます。 ◆ わたしが活動の中心にしていた「スカウト就活」 わたしが行なっていた…
「日本の就活は怖い」 ワーキングホリデーでカナダにいたとき、語学学校のクラスメイトたちに言われました。日本でも多くの人が、就活生がみな同じような黒っぽいリクルートスーツに身を包み、同じような髪型で街を歩いている光景を「没個性的だ」と指摘します。 一部ではわたしもそう思います。 「女子の髪型は一つ結びかハーフアップ」とか、 「ヘアピンは外から見えないようにつけるべき」とか、 「ストッキングはベージュが基本で、黒やタイツはNG」とか、 そんなの何の意味があるの?と反発したくなります。(特に、黒い裏起毛タイツは寒い時期に絶対穿きたい!!スカート寒すぎだよ。) 一方で、「みんな同じリクルートスーツという状況は没個性的でよくない」という意見に対しては、わたしは懐疑的です。 リクルートスーツはどのメーカーやブランドが出しているものでもデザインに大きな違いがなく、パッと見では何の印象も与えません。 「何の印象も与えない」こと。 これは就活生の個性を奪っているのではない、とわたしは思うのです。 就活生の環境や境遇をいったんフラットにすることで、外見による面接官の先入観や偏見をできる限り小さくしている 就…
去年の春まで、わたしは就活を謳歌していた。 謳歌、なんていうと変な感じがするかもしれません。黒いリクルートスーツを着て、髪を一つ結びにして、思ってもない「御社の志望動機」をつらつらと述べ、心をすり減らして行うのが就活だと多くの人が思っているのではないでしょうか。 でも実際はそうではありません。少なくともわたしにとって、「就活生」であるということは素晴らしい人やものに出会うために使える魔法のパスポートでした。期限は1年間、使用回数は無制限。間違いなく、あの1年は特権的な期間だったのです。 最近の就活市場では、スマートフォンやインターネットをフル活用したサービスが様々出現しています。わたしがよく使っていたのは、プロフィールを登録しておくことで企業から直々にスカウトが届く逆求人(スカウト就活)サービスや、話を聞きたい社会人とアプリ上でマッチングができるサービスなど。こうしたサービスを通じて、普段では会えないような方々と何度も食事や議論の場をいただくことができました。 ▶︎たとえば、こんなサービスを使っていました オファーが届く逆求人型就活サイト「Offerbox(オファーボックス)」…
音大に在籍していると、学年が上がるにつれて現れる悩み、「就職」。 このままプロの演奏家として食べていけるか不安 音楽講師を目指していたけど給与の現実を知り諦めた 音楽しか勉強して来なかったので一般職への就職対策をしていない そもそも就職したくない 今回は実際に音大を出て一般企業の内定にこぎつけた筆者の経験や同期の経験談を元に卒業後の進路や、どうすれば内定がもらえるかのちょっとしたコツをお話しします。 一般職に対する恐怖 まず、勉強が嫌いで学生時代のほとんどを音楽に費やしてきた私にとって 一般企業に対するハードルはとんでもなく高く感じました。 一般常識、SP対策、クレペリン検査・・・ 就職対策の本を立ち読みしただけで、「これは無理だな」と早々に諦めモードに入りました。 ですが音楽だけで食べていける自信も無く、卒業したら親元から独立したいという希望があったためどうにかして一般社会の新卒が貰える給与を手にしたいと思いました。 そこで頼ったのは地元のハローワーク ここは一般的なハローワークに併設されている若者支援に特化したところで、なんと就職対策のセミナーや模擬面接も受け持ってくれていました。(その後め…
日本の企業に就職をする時、必ず受けるのが面接。とても大変ですよね。日本では面接の練習をしたり、履歴書を書くなど、その前から大変な思いをしている人が多くいます。 それをクリアし、面接を受けますが、ここからが大事です。最近は、面接官が見ているところが変わってきてます。今回は、企業面接を20回以上受けた私の経験も交えながら、面接官が見ているところをまとめようと思います。企業面接を受ける人は参考にしてくださいね。 【面接官が1番見ているところ コミュニケーション】 あなたは企業面接を、聞かれた質問に対して答える場所であると思いませんか? 実はこれ、間違った回答です。私も以前はそう思ってました。面接とは、商談と同じです。この会社はどんな人を欲しいのか、そのニーズにあった人を見つけることが、面接を行う目的となってます。 それに挑む前、練習をしなければならないのはコミュニケーション能力です。 以前、私の知り合いに「オレはコミュニケーションがうまい」と言ってる人が2人いました。普段から暴言を言ってるだけでなく、思った理由を答えられないので、うまいとは言えないのが現状です。 ちなみにその2人ですが、1人はアルバイ…
会社やお店で働く前、絶対受けるのが面接。とても緊張する場面ですよね。だが日本では、とても理不尽な面接を行ってる企業があるんです。今回は、それらをまとめたいと思います。このようなことを受けたら、お断りすることも考えましょうね。 【始める前にお願いがあります】 始める前に、私からお願いがあります。実際はほとんどの企業が平等な面接をしてるにも関わらず、少数の企業が理不尽な面接を行っているんです。 それと、今回はあくまでも一例です。面接というのは商談と同じなので、自分自身に合う会社と合わない会社があると思います。それらのことを頭に入れるのと同時に、参考程度に読んでいただければありがたいです。 あと、少しでも嫌だと感じたら、最後まで読む必要はないです。 途中で閉じていただいても大丈夫なので、安心して読んでくださいね。 【とても不愉快 圧迫面接】 圧迫面接とは、面接官が受けに来た人に対し、意地悪な質問などをすることです。以下の10個はそれに当てはまる可能性があるので、不愉快だと感じたら、入らないことも視野に入れましょう。 上司や同僚からひどい扱いを受けたことで退職したのに、そのことを聞かれた時…
こんにちは!フリーランスの主婦のぴおっぷと申します。主に、手書きPOPやイラストなどを作成しております。 過去に、スーパー(仮)で「手書きPOPライター」という仕事をしていました。 実は、手書きPOPとは全く関係のない短期大学の音楽科を卒業しています。 卒業後は、「手書きPOPライター」と掛け持ちで、結婚式で歌う「聖歌隊」のお仕事もしていました。 なぜ私は音楽関連の就職の道を選ばずに、自分の好きな道を選んだのか。 今回はそのお話をしていきたいと思います。 短期大学の音楽科photoAC 私は、高校卒業後、短期大学の音楽科声楽コースに入学しました。 昔から歌うことが好きで、小学生のとき所属していた合唱団の恩師の影響で、声楽に興味を持ちました。 声楽を本格的に学べる短大に入れて、とても嬉しかったです。 ですが、短期大学はご存じの通り、卒業するまでがとても短いです。2年間しかないので、あっという間に終わってしまいます。 授業もあり忙しい中、就職活動を早い段階から行わなければなりませんでした。 音楽科の主な就職先は、ピアノの講師、中学校教員、一般企業などです。2年間は短いので、4年制音大に編入する人もいました。 私も…