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後悔しない電子ピアノの選び方!試奏中に注目したい3つの違い

2018/12/11 更新 2021/02/09
あたかようこ
「家でピアノを弾きたいけれど、大きなグランドピアノは置けない……」
「グランドやアップライトのピアノを置けても、近隣の迷惑になるので夜遅くまで弾けない……」

という人におすすめしたいのが、コンパクトな電子ピアノ。そこで今回は、電子ピアノの気になる選び方を見て行きましょう。


電子ピアノのメリット



まず、電子ピアノとは何か、しっかり確認しておきましょう。

電子ピアノとは、その名の通りピアノを電子化したものです。
エレクトーンやシンセサイザーは電子ピアノとは似て非なる楽器なので気をつけておきましょう。




さて、そんな電子ピアノを使用する主なメリットは、

  1. ヘッドフォンを装着することで夜間でも演奏可能
  2. グランドピアノはもちろん、アップライトピアノよりさらにコンパクトで置きやすい
  3. 物によっては簡単な編集機能がついている

といった点が挙げられます。

特に電子ピアノのメリットとして注目したいのが、①「夜間でも演奏ができる」という点。

これは実体験ですが、筆者はマンション住まいだったため、アップライトか電子ピアノの二択に。

悩んだ末に、いつでもほぼ周囲を気にすることなく演奏できるというメリットに惹かれて、知人から中古のヤマハ製電子ピアノを譲り受けました。いまでも、その電子ピアノは大活躍してくれています。


電子ピアノの選び方で気をつけたい点



現在、電子ピアノを販売しているメーカーはヤマハ、カシオ、ローランドなど多岐に渡ります。

数ある電子ピアノの中から「これ!」というものを選びたいなら、実際にお店に行って試奏するのがベスト。電子とはいえ楽器は楽器。自分の用途にあうかどうか、口コミや動画だけで判断するのは、なかなか難しいものです。

そこで、ここからは実際に電子ピアノを弾き比べして選ぶ上で、気をつけておきたいポイントを挙げていきます。


電子ピアノの選び方① 値段


まずはコスパが気になるところ。安ければ5万円以下ですが、高いものでは何十万円とつく電子ピアノもあります。

ただ、後述する音色やタッチは、やはり電子ピアノの値段に比例します。優良な電子ピアノを安く手に入れたい人は、中古での購入や知人友人から引き取る手段も考慮しましょう。

ネットでのやりとりに慣れているのであれば、ジモティーやメルカリといったフリマアプリを当たってみるのもよいかもしれません。ただ、ネット上だと試奏できない点がネックですね。もし同じモデルが店頭に置いてあるようであれば、一度足を運んでみたほうが確実です。




電子ピアノの選び方② 音色


買ってみたはいいものの、これがピアノとは思えない……という音色ではガッカリです。特に気をつけたいのが高音域・低音域。低音域で音が割れているように聞こえたり、高音域ではまるで、シロフォンやベルのような、違う楽器の音色に聞こえたりしてしまうことも。

また、和音を弾いてみたときの響きも重要です。ピアノは、和音の響きが命といっても過言ではありません。少しでも生楽器のような、雑音の少ない澄んだ響きのする電子ピアノを選びましょう。

音質が良くない電子ピアノで練習し続けていると、徐々に自分の耳がそちらに慣れていってしまいます。特にヘッドフォンで練習する場合は、より音色の違いが顕著になってきます。

もちろん、電子ピアノでは生の楽器に敵わない部分も多いのですが、買ってから後悔しないためにも、こだわりを持って納得するものを見つけましょう。


電子ピアノの選び方③ 鍵盤やペダルのタッチ



そして、電子ピアノの選び方で最も重要な点がこれ。鍵盤やペダルのタッチです。

一般に、電子ピアノの鍵盤は生のピアノに比べてとても軽く、パコパコと音を立てているような感覚があります。ペダルも同様に、踏み込みがとてもスムーズに感じられます。

ですが、実際のピアノを少し弾いてみればわかる通り、鍵盤は重く滑らかです。ですのでその分、薄く叩けば柔らかな音が、強く叩けば打楽器のような硬い音が──というように、演奏者のタッチを正確に反映してくれます。

ペダルも、浅い踏み込みか深い踏み込みで全く響きが変わってきます。特に深く踏み込んだ時には、思いのほか足に重みをかけることに気がつくはずです。

そういった生の楽器「らしさ」を、各種メーカーはこぞって、電子ピアノで追求しています。電子ピアノにただ音を出すことを求めるのではなく、「ピアノを練習する」ということを求めるなら、鍵盤やペダルのタッチの比較は重要な選び方になってきます。


電子ピアノの選び方・まとめ──おすすめはヤマハ「クラビノーバ」シリーズ!



「夜間のみ生楽器の代わりに練習したい!簡単に音を確認するためだけに利用したい!」という人は、できるだけ安くてコンパクトな電子ピアノを。

「大きな楽器は置けないけれど、ピアノを本格的に練習したい!少しでも生のピアノに近い感触に慣れておきたい!」という人は、各メーカーの15万~30万円台の電子ピアノが参考になるでしょう。

ちなみに、コスパが良く、音質・値段それぞれを兼ね備えたモデルとして代表的なものは、ヤマハの「Clavinova」(クラビノーバ)ですね。




値段も15万円ほどと、高品質な音色やタッチのわりに買い求めやすく、実店舗も多いため試奏やサポート面が心強い点もメリット。型の古いモデルであれば、周囲に持て余している人もいるかもしれませんから、ぜひ探してみてください。

後悔しないためにも、あなたの目的にあった電子ピアノの選び方をしましょう。




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