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海外旅行

クリスチャンが設計したインドネシア最大のモスク

by kinpirafish

世界最大のムスリム人口さて、イスラームという言葉を聞いてイラクやイラン、サウジアラビアなどの中東地域を連想される方が多いかと思いますがそれらの地域の中に世界最大級のムスリム人口を抱える国はひとつとしてありません。それではどの地域の国が最大のムスリム人口を抱えているかということなのですが実は東南アジアにあります。答えはインドネシアです。  インドネシアは総人口においても世界第4位ともともとの人口も多く、それだけあってムスリム人口も世界最大規模というわけでもあります。今回はそんな世界最大のムスリム人口を抱えるインドネシア国内最大級のモスクを訪れましたので紹介させていただきます。  マスジド・イスティクラル    今回紹介するインドネシア最大のモスクの名前はマスジド・イスティクラル(Masjid Istiqlal)で、首都ジャカルタの中心部にあります。あまり観光名所の多くないジャカルタ市内で貴重な観光資源になっていると共にムスリムたちの大切な祈りの場でもあります。そんなマスジド・イスティクラルですが実は極めて異才を放つモスクでもあります。  クリスチャンが設計したモスク    マスジド・イスティクラルは戦後にイスティクラル(アラビア語で独立の意)を象徴するモスクを建造しようということでできたモスクなので歴史は浅いです。  それでもインドネシアのみならず東南アジア最大のモスクとして異彩を放つマスジド・イスティクラルですが実は設計したのはなんとクリスチャンでした。設計を担当したのはフレデリック・シラバン(Frederich Silaban)というスマトラ島出身の建築家で、間もなくインドネシアの建築界を代表する一人になりました。  事実としてスマトラ島のバタック人(キリスト教徒が多い)のようにムスリム以外の人口も多いので多民族国家としての性格がこのモスクにも表れたと言えるでしょう。  地味だけど合理的な造り    中東や中央アジアなどのモスクは何かと真珠のような美しさを誇るものなど、とにかく目立つ要素が多いですがインドネシアは世界最大のムスリム人口を持ちながらモスクは基本的に地味であまり目立ちにくい存在になりがちです。マスジド・イスティクラルにしてもどちらかというと地味なモスクなのですが実は気候に合わせたとても合理的な造りになっています。  ジャカルタはどうしても高温多湿な気候になるので内部の涼しさが最優先されます。それを実現す…
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2020/02/01

[インドネシア]ジャカルタの動く鉄道博物館:前編

by kinpirafish

  この写真はインドネシアの首都ジャカルタで撮影したものなのですがこの電車、どこかで見覚えはありませんか?  特に東京にお住まいだったかもしくは通勤されていた方ならピンとくる方が多いかも知れません。それもそのはず、この車両はもともと東京メトロ千代田線で活躍していた車両だったからです!  今回紹介するのはそんなジャカルタの「動く鉄道博物館」です。筆者はこれが目当てでジャカルタに行くことを決断しました(笑)。    ジャカルタの動く鉄道博物館-Kereta CommuterKereta Commuter Line(略称はKRL)、つまりジャカルタ市内及び郊外へと延びる通勤列車こそ今回紹介するジャカルタの動く鉄道博物館になります。  動く鉄道博物館とは言ってももちろんおんぼろなディーゼル車や蒸気機関車などが走っているということでは決してありません。強いて言うなら通勤列車専門の博物館と言った方が正しいかも知れませんが異国の地で日本でおなじみの列車に出くわすとは驚きですよね。    日本車天国ジャカルタ、何故?    日本車とは言ってもトヨタ自動車や日産自動車などの話ではありません。  ここでいう日本車とは日本で活躍した鉄道車両の方を指しています。実はジャカルタの通勤列車はほぼ全て日本から譲渡された車両で運行されており、譲渡元はJR東日本から東京メトロ(営団時代から関係あり)、東急電鉄などと幅広いです。近年では埼京線や武蔵野線で車両の入れ替えが活発だったこともあってJR東日本の車両の譲渡の方がより目立つ傾向にあります。  それにしても何故ジャカルタは日本車天国になったのでしょうか?  実はKereta Commuter自体、日本とても関わりの深い事業で、その関係は1970年に円借款を利用した旅客輸送改善事業から始まりました。  それから時間がたった1997年のアジア通貨危機で新車を導入できなくなりつつも増え続ける人口に追いつかない車両数から中古車両をさらに導入することになりました(以前から日本から中古車両は渡っていたが当時は韓国や欧米からも渡っていた)。その際にジャカルタに渡ったのが旧営団地下鉄と東葉高速鉄道の車両でした。  以後、インドネシア国産車を主軸にしようという試みもあったものの故障が相次いだことから再び日本から中古車両を導入することになり、今は車両の置き換えが急ピッチで進んでいるJR東日本武蔵野線の205系が大量にジャカルタ…
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2020/02/07

[インドネシア]ジャカルタの動く鉄道博物館:中編

by kinpirafish

  さて、初回の前編(ここをクリック!)では感激と興奮のあまりにものの見事に接続列車を逃がして思わぬ長旅になってしまいましたが、今回はさすがにそこまで破天荒な展開にはしません。  中編ではいよいよKereta commuterに乗ってジャカルタ市内を出てボゴールという別の町へやや長めの乗り鉄を満喫します。ただし、満喫とは言っても仮に青春18きっぷでこんな車両にあたってしまうようではいわゆる「ロングシート地獄」と言われること間違いなしですが(笑)。  Stasiun Manggarai(マンガライ駅)    筆者はジャカルタ市内ではマンガライ駅にほど近いところで宿泊していたので今回の乗り鉄のスタート地点はマンガライ駅になります。  マンガライ駅はジャカルタ市内のターミナル駅(他にJakartakota、Jatinegara、Pasar Seneg駅など)のひとつです。ターミナル駅が複数もあるという点では東京とよく似ている点でしょうがマンガライ駅についてはかなり癖の強い駅です(笑)。  マンガライ駅は確かにTanjung Priok行を除く全系統の通勤列車に加えてジャカルタスカルノハッタ国際空港からKA Bandara(空港連絡鉄道の記事も参考に!)も乗り入れるターミナル駅ではありますが長距離列車についてはなんと多くが鈍足で通過します(笑)。  一部停車する列車もありますが基本は空港・通勤列車がメインのターミナルとみてもいいでしょう。東京で例えれば特急ひたちが猛スピードで北千住を豪快に通過しているような感じです(笑)。  ちなみに上の写真を見ていてお気づきの方が多いと思いますが皆さん直接線路を渡っています。ここは数少ない地下通路のある駅なのですが殆どの利用者はこれを選びます。このような光景はインドネシアでよくみられることで、列車が接近すると利用者が渡らないように警備員がくさりのように塞いで安全確保をします。  なお、この駅を利用するときにひとつ用心していただきたいところがあります。  単刀直入に申し上げて周辺の治安は「微妙」です。  スラムとまではいきませんが貧民街のようなものが形成されているので貴重品などには特に気を付けておきたいところです。(先ほどリンクを載せた空港連絡鉄道の記事で詳しい記述があるのでそちらも併せてご参照ください。)  Manggarai↔Bogor    前回と違ってありがたかったのは行き先ごとにあらかじめ…
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2020/02/12

[インドネシア]ジャカルタの動く鉄道博物館:後編(インドネシア版ドクターイエローも登場!)

by kinpirafish

  今回でインドネシアでの乗り鉄体験記なるものは3回目になりますがひとまず今回で最終回にします。   前編では乗り方の解説とJatinegara駅で乗り継ぎをしくじった話、続く中編ではジャカルタのターミナル駅のひとつであるManggarai(マンガライ)駅からボゴールへ目指した話をさせていただきました。  これまではいずれも乗り鉄が中心でしたが今回はインドネシア最大のモスクであるMasjid Istiqlalを見学した帰りに最寄り駅であるJuandaからManggaraiまで利用して撮り鉄に精進したお話になります(笑)。  ところで冒頭の写真で背景に実はその例のモスクが映りこんでいるのですがお気付きでしょうか?  懐かしの6ドア車    これまでジャカルタで乗った元JR東日本205系は元武蔵野線(千ケヨ車)がメインでしたが今回は別の路線で見覚えのある205系に遭遇しました。なお、今では6ドア車のついているものは殆ど残っていないのですが使われている路線ももとから限定されていました。  比較的最近になって姿を消したものとして横浜線と埼京線で活躍していた205系に一部6ドア車のついている編成がありましたね(ジャカルタで活躍中ですが)。ところで東京都内ではよく使うあの路線由来のものもここで走っているのはご存知でしょうか?    そう、山手線です。山手線でも一昔前であれば205系が数多く走っていた路線で、その中に6ドア車の入っている編成も少なくありませんでした。そのため、ジャカルタで乗っていると時々「東ヤテ」と書かれたものを目にしますがそれこそまさに在りし日の山手線で活躍していた205系電車なのです。    インドネシアらしい撮り鉄もしたい    インドネシアではジャカルタを走るKereta Commuter(通勤列車)と主に長距離輸送を中心に担うKereta Apiがあり、ジャカルタエリアでは線路を共有しています。  そのため、機関車が特徴的なkereta Apiと日本の通勤車両が共演するというシーンもよく見られます。ちなみに長距離については客車列車で、これはインドネシアの国産だそうです。それにしてもこの機関車がくるとずっしりと重いジョイント音が特徴的なので癖になってしまいます(笑)。    インドネシアらしいといえば何気なさそうに見えるこの構図も該当するでしょう。  理由は単純で、千代田線の車両が元JR東日本(武蔵野線、埼京線、山手線)205…
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2020/02/14

イスラム様式の建築が美しいクアラルンプール駅

by kinpirafish

以前にマレーシアの航空会社の搭乗体験について記事にしたことがありましたが、今回はそのマレーシアに実際に行ってみることにしました!(なお、マレーシア航空について気になるという方はこちら(成田→クアラルンプール)とこちら(クアラルンプール→ジャカルタ)を併せてごらんください)  本題に戻りますがまず最初に訪れたのは首都のクアラルンプールで、そこにはかつて中央駅として機能していたとても美しい駅がありました。最初見たときはてっきりモスクではないかと思ってしまったその駅とはいったい何者なのでしょう?  ムーア様式を取り入れた白亜のクアラルンプール駅    クアラルンプール駅が中央駅でなくなってしまった理由については後ほど解説することとして、まずはこの駅の見所について紹介していきます。まずは何と言ってもモスクと錯覚してしまうような美しい外観でしょう。  クアラルンプール駅自体は1910年にイギリス統治下に開業した駅ではありますが設計を担当したA.B.ヒューバックは駅に本来ならモスクにあるミナレットやドーム状構造を積極的に取り入れていき、最終的に多くのモスクで採用されてきたムーア様式を取り入れてこのような姿になりました。  これはインドのタージマハルの影響も受けていると言われており、実際にクアラルンプール駅以外でも北部のイポー駅もまたタージマハルのような外観から人気を集めています。    当時は現在のクアラルンプール駅周辺に中心街(今ではオールドタウンと呼ばれている)が形成されており、今ムルデカ(独立)広場となっている旧総督府もほど近いところにあります。今は中心部がうつったので利用者もまばらになっていますが駅舎の美しさから観光名所のひとつになっています。    中央駅になれなかった事情    実際のところ2001年までは中央駅として機能していましたが同年4月にクアラルンプール・セントラル駅(以後KLセントラルとする)が開業するとその役目を終えることになりました。日本で例えるなら鹿児島駅と鹿児島中央駅(旧西鹿児島駅)の関係が近いかも知れませんね。  クアラルンプール駅は3面4線の構造で、中央駅にしては線路が少ない印象です。市内交通については川の反対側のPasar seni(パサールスニ)まで連絡橋はつながっていますがあまり便利とは言いにくいでしょう。その状態で路線網を拡大しようとするとこれはさすがに難しいです。  …
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2020/02/25

[マレーシア]穴場なブルーモスク?マレーシア最大級のインド人街?クランへようこそ

by kinpirafish

マレーシア旅行でまず頭に思い浮かぶのはクアラルンプールではないでしょうか?強いてクアラルンプール以外で言うとマラッカ、ペナン、ランカウイ島、コタキナバルあたりだと思いますが(地名が既に渋滞してますね)それでも最初は多くの場合クアラルンプールから始められる方が多いのではないでしょうか?  こんなことを言ってしまってはあれなのですがクアラルンプール観光は1~2日もあれば殆ど終わってしまいます。  筆者は諸事情あって4日滞在していたので内2日は隣接するスランゴール州を訪ねていたわけなのですが今回は王都(マレーシアでは州ごとに王都があるため)のクラン(Klang)を訪ねました。予習0だったので着いたときのインパクトが絶妙でしたね(笑)。  なお、アクセスについてはKLセントラル駅からKTM Komuter(通勤列車)を使って約1時間と言った具合なので検討してみてくださいね。    こんなところにブルーモスクなんて聞いてない(笑)    ブルーモスクというとトルコのイスタンブールのものが有名ですが実際にはいろいろなところにブルーモスクと形されるモスクが存在します。イランのイスファハーンと言い、ウズベキスタンのサマルカンドと言い、世界中?にあります。  マレーシアにも実はシャーアラムという町に知名度の高いブルーモスク(マスジドスルタンアブドルアゼィーズアラムシャー)があり、こちらは地球の歩き方などのガイドブックでもよく紹介されている場所です。  そして写真を見ればガイドブックには恐らく紹介されていないであろう青いドームやミナレットの美しいモスクのお出ましです。実はこのモスク、インド系で正しい名前はマスジドインディアとそのままです。インドというとヒンドゥー教のイメージが高いですが北部のベンガル地域などを中心に多くのムスリムがいます。    ちなみにこのインド式のブルーモスク、今でこそ写真のように立派な大きなモスクになりましたが設立当初は街角にひっそりと構えている程度のこじんまりとしたモスクだったそうです。  そのこじんまりとした元祖マスジドインディアは一度壊れてしまい、再建されたときにはインド系(厳密には後に独立するバングラデシュも含む)人口が増えていたこともあってか一回り大きく造られました。その後さらなる拡張を経て現在の姿になり、クラン(Klang)のインド人街(Little India)の象徴となっています。  それにしてもイ…
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2020/02/26

[マレーシア]クランの見所はまだまだある!KLから日帰りでどうぞ

by kinpirafish

以前にクラン(Klang)についてまさかのブルーモスク登場であったり、マレーシア最大級のインド人街のひとつであるということを中心に紹介しましたがもちろん見所はそれだけにとどまりません(笑)。  本来ならこちらを先に紹介するのが普通の流れでなのでしょうがリトルインディアを通り越してもはやインディアになっていることを強調したので先走ったというわけです。(インディア(笑)はここをクリックしてください!)  それはさておき、前回は位置関係などをあまり確認しないままだったのでこの場を借りて整理しながら見所を紹介していきます。    クランはスランゴール州の王都クアラルンプール市(以後KL)は周囲をスランゴール(Selangor)州に囲まれており、その州の王都は今回紹介するクランになります。州都ではなく王都と言っているのは実際に州ごとにも王がいるからです。(余談ですがマレーシアには国王もいます)ですからそんな王都には当然宮殿もありますが政権運営については原則としてあまり関与しないので象徴としての存在とみていいでしょう。  そんなクランですが王都である以外にマレーシア最大級の港湾都市としても知られており、港はポートクランと呼ばれています。ポートクランは中心部からかなり距離があるのでよほど出張などで訪れないと見る機会はないのではないかと思います。  クランの位地としてはクアラルンプールから電車もしくはバスで1時間前後なので日帰り旅行にもってこいな場所です。    見所を紹介!ということで早速クランの見所を紹介しますが今回紹介するのはあくまで筆者が実際に訪れた場所のみです。ということで筆者が訪れた範囲内ではありますが見ていきましょう!    王宮(中には入れないはず)    前述したようにスランゴール州の王都であるクランには王宮(イスタナ・アラム・シャー、Istana Alam Shah)があります。王宮自体はクラン市内の標高を少し上げた丘の上にあり、そこから市内を見下ろすようなイメージです。金色に光るタマネギのようなドームが目印ですが実際に中に入れたという話を筆者はまだ耳にしたことがありません(笑)。ギャラリーもあるらしいということは聞いているのですが...。    Church of Our Lady of Lourdes(キリスト教会)    マレーシアというイスラム色が濃いわりには中華系であったり、インド系であったりとごちゃ混ぜな印象が強…
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2020/02/29

[マレーシア]クアラルンプールから遠くはないが近くもない穴場すぎるブロガヒル

by kinpirafish

筆者はいまだかつてクアラルンプールの記事をひとつたりとも書いていません(笑)。が、率直に申し上げてクアラルンプール観光は案外あっという間に回りつくすものですから4日でもむしろ長すぎるくらいでしょう。無論、カフェ巡りであったり、中華街で食い倒れをすれば十分に時間はつぶせますがせっかくマレーシアに来たのですからちょっとはディープな体験もしたいですよね。  ということで今回は遠くはないけど近くはない風変りな名所を紹介します。とは言っても果たして読者様がこれを名所と感じられるかどうかが正直心配な筆者です(笑)。  (なお、クアラルンプール近辺の他の名所についてはこちら(マレーシア最大のインド人街?)とこちら(クランの見所)をご参照ください)  Broga Hill Park  地図をズームアウトすればクアラルンプールからそれなりに離れていることは一目瞭然なところにあるのがよく分かるところに今回紹介するブロガ・ヒル・パークはあります。マレー語だとBukit Brogaと呼ばれており、これはつまり山です(笑)。  クアラルンプールを取り囲むようにスランゴール州が位置しており、そのさらに一番外側にあるのがブロガヒルで、最寄の町(村と言ってもよさそうな気がしますが)はブロガになります。ところがそのブロガはなんとスランゴール州から思いっきり外側です(笑)。ここまでくると何もいうことはありませんね。  要するにここはド田舎なのですが登山好きには一定の支持があるというのもまた事実です。どれくらいかというとしっかりまじめな登山ブログ(英語)にも言及されているくらいです。    アクセス(笑)  アクセスですが端的には車が一番です(笑)。が、筆者のようにそもそも運転免許すら持っていないという場合でも行こうと思えば行けるんです!  クアラルンプール市内からであればKTM Komuter(通勤列車)でKajang駅を目指します。これはメトロのようなMSBKでも行けます。ここまでは簡単で、ここからが肝です。そもそも公共交通機関がないのでここで配車サービスGrabの出番です!  あらかじめスマホにアプリをダウンロードして行き先を決めたら後は車を待って乗せてもらう、ただそれだけです。  Kajang駅からであれば片道概ね25リンギット程度ですから640~770円前後とでもいったところで、クアラルンプールからの所要時間はかかっても2時間以内です。公共…
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2020/03/03

[マレーシア]マレー半島乗り鉄!クアラルンプールからジョホールバルへ南下!①

by kinpirafish

突然ですが皆さん、深夜特急という本は読まれたことがありますか?巷の旅好きの間では有名な本で、そのシリーズの中に今回乗り鉄するマレー鉄道も漏れなく入ってるとのことなのですが筆者はまだ読んだことも手にしたこともありません(笑)。  それはさておき、今回はそんな深夜特急にも登場するマレー鉄道(KTM)に乗ってクアラルンプールからマレーシア第2の都市にしてシンガポールに向かい合うジョホールバルまで南下します。今回はその途中のグマス(Gemas)駅で乗り継ぐまでの話です。(切符ですが窓口で買いました!)    マレー鉄道の主力電車特急ETS    上の写真が今回クアラルンプール(KLセントラル駅)から途中グマス駅まで乗ったマレー鉄道のETSと呼ばれる特急電車です。ETSとはElectric Train Serviceの略称で、厳密にはAntarabandar(都市間特急、インターシティ)の1種です。  このETSはマレー半島の電化部分を走っており、主な区間はバターワース(Butterworth)~イポー(Ipoh)~クアラルンプール~グマスです。それ以外の区間は依然として電化されていないままなのでまだ走ることができません。今回の最終目的地であるジョホールバルも実はそんな非電化区間に入っているので乗り入れることができないのです。  いやぁしかしかっこいい車体ですね(笑)。    車内    車内はどうなっているだろうということですが座席の座り心地はなかなか良かったです。  クッションがほどよく柔らかく、成田エクスプレスなどのように汎発性が強いのではなく、旧国鉄特急のような深みを感じるような座り心地ですね。(果たして伝わっているか分からないですが在りし日の特急雷鳥や北越などに乗られた方なら分かると思います)    シートテーブルとシートポケットも無論ついていますがなかなか賑やかですね(笑)。  黄色と赤の眩しい広告付きシートと、旅情が半減しても仕方がないような感じの見栄えで落ち着かないですね(笑)。  ちなみに固定クロスシートです。  写真にはとっていませんが実は車両両端にテレビ画面が付いており、常に何かしら映画が流れています。筆者が乗ったときはマカオのコメディーアクション映画で、車内で必死に笑いをこらえていましたが結局終わるころには腹筋が痛くてつらかったです(笑)。    <重要>車内は寒い(笑)マジで  常夏のマレーシアに来たからと言って上着を持っていか…
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2020/03/07

[マレーシア※]マレー半島乗り鉄!クアラルンプールからジョホールバルへ南下!②

by kinpirafish

※重要※2020年3月7日現在、新型コロナウィルスの影響によりマレーシアは14日以内に北海道に滞在していた場合は入国拒否の対象としています。今後何らかの追加措置が加わる可能性があるので渡航の際には改めて情報等確認をお願いします。    グマスから先は非電化    前回はクアラルンプールからグマスまで電車特急で2時間ほどの旅でした。  これでクアラルンプールと目的地ジョホールバルとの中間点についたわけですがここから先は非電化区間ということでディーゼル機関車に牽引された客車特急の登場です。それにしても写真の青い機関車、なかなかのビンテージものです。実はこの1機以外同一の機関車に遭遇したことがないのです。  そしてこの機関車、実は日本社製です。    写真の右下を見ると見覚えのある文字が見えませんか、そう、HITACHIです。それにしても本当に走れるのか心配になるくらい古い外観ですがこの後所々猛疾走するので心配無用です(笑)。    マレー鉄道の客車です。号車表示が1,2,3ではなくR1,R2,R3....となっています。仕組みはよく分からないのですがグマス以南の列車はどうもそのように表示されるようです。続いて車内の様子を見てみましょう。    シートピッチがやや気になりますが座席自体は特急踊り子で使われている旧国鉄185系のようなフカフカな座り心地です。    乗り心地としては総じて日本の旧国鉄特急に近いかも知れません。フカフカな座り心地はいいものの、足を思い切り伸ばせるかというとそうでもないのが難点です。シートテーブルについては上にスライドして取り出す仕組みになっています。     前回乗った電車特急(ETS)ではTV画面と自動音声による案内がありましたが今回は比較的古い車両なので電光掲示板もなければ自動音声による案内もありません。  ですので車掌の車内放送を聞き逃すとどこにいるのか全くNo ideaな状態になってしまいます(笑)。とは言っても今回は終点まで乗りとおすので耳をふさいでも問題はないのですが...。それにしても内部も内部で年季がしっかり入ってます。    グマスは何もない(笑)    グマス駅では乗り継ぎが1時間ほどありましたが駅構内はこ
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2020/03/11

[新型コロナウィルス流行に伴う入国規制について]今どこにいけなくなってるか整理!

by kinpirafish

    ※3月19日情報更新  昨年末中国武漢市内に端を発した新型コロナウィルス(COVID-19)、瞬く間に国外へと伝播し、現在では日本含め、世界の多くの地域がその猛威に振るわれています。この新型コロナウィルスの及ぼしている影響は多岐に渡っていますがその中でも最もインパクトが大きいもののひとつに移動の制限が挙げられのではないでしょうか。  新型コロナウィルスの流行によって当初は中国の一部のみが入国規制対象になっていましたが世界的に罹患者が増えている中で日本とて入国規制対象としている国も増えています。この機に入国規制でそもそもいけなくなっている国、条件付きで入国できる国、情報源となるページなどを整理することにしましょう。  なお、今回紹介する情報については外務省のページ(ここをクリック!)を参考に作成しています。(なお、これは執筆時点の3月19日の情報を基にしているので実際にはさらに増えている可能性があります)    日本からの入国が原則禁止となっている国・地域    以下に示す国は日本からの入国、日本滞在歴を持つ者の入国が原則禁止になっています。(ビザの効力停止措置、外国人一律入国禁止措置なども含む) EU全域 アゼルバイジャン アルゼンチン アンティグア・バーブーダ イラク インド エルサルバドル オマーン ガーナ 韓国 キルギス クウェート クック諸島 グアテマラ 英領ジブラルタル シリア スリランカ スロバキア(現住所がスロバキアの場合は例外) 中華人民共和国 デンマーク(国境封鎖) トリニダードトバゴ(ただし日本出国14日以内に限る) トルクメニスタン ニウエ ネパール バーレーン(ただし有効な滞在許可を持っている場合は例外) バヌアツ フィリピン(2020年3月12日に入国制限を発動、3月14日よりマニラ封鎖) マーシャル マレーシア(ただし対象は北海道のみ国境封鎖及び入国全面禁止へ) モルドバ モンゴル レバノン リビア 執筆時点(2020年3月14日現在)では以上の国が原則として日本からの入国禁止措置をとっています。上記には載っていませんがイスラエルについてはイスラエル保健省の定める自宅待機の証明ができないと入国できません。   今後さらに入国禁止措置を発動する国が増える可能性があるので最新情報は外務省のページ(ここをク…
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2020/03/16

[路線バスで越境!]ジョホールバルからシンガポールへはバスが楽!

by kinpirafish

※注意※2020年3月21日現在、マレーシアは外国人の入国禁止措置を、シンガポールは入国後14日間症状の有無にかかわらず隔離措置を実施しています。    新型コロナウィルス(COVID-19)の感染状況が「パンデミック」になってから本来なら旅行シーズンの春休みが狂わされているという方が多いのではないでしょうか。これから先当分出国できない状況が続くと思いますが、時間が経過してこの記事が目についた時には収束しているとなお嬉しいものです。  ということで、筆者の旅の備忘録も兼ねてマレーシアのジョホールバルからシンガポールまでの路線バス旅を共有したいと思います。    ジョホールバルからシンガポールまでのアクセスは3通り  1.バス一口にバスと言ってもマレーシア各地から運行されている長距離バスと路線バスがありますが、今回はジョホールバルからなので路線バスがメインになります。ジョホールバルからはラーキンバスターミナルとJBセントラルから乗車でき、ウッドランズ国境検問所(CIQ)から先のシンガポールの主要MRT駅や中心部まで結んでおり、路線も東京メトロも顔負けなほど多いです。  2.鉄道マレー鉄道がJBセントラル駅からウッドランズCIQ駅まで10分で直結しています。ひと昔前であればCIQのその先にあったシンガポール駅まで乗り入れていましたが廃駅に伴ってCIQが終点になっています。  3.タクシー一口にタクシーと言ってもマレーシアでよく目にする赤いタクシーではなく、黄色い車体の越境タクシーになります。車内には入国書類も備わっていて乗れば最強な交通手段ですが見つけるのは大変です(笑)。シンガポールですとクイーンズストリートバス停の一角で暇そうに戯れているのでみつけやすいです。    筆者が路線バス推しの理由    筆者は路線バス推しですが最初に警告しますと朝夕の渋滞はヤバいです(笑)。何もなければ10分以内で通れるところを2時間もかける羽目になりますからね。ですので朝夕のラッシュ時だけは予約してでも鉄道を使うことをお勧めしますが、それ以外は路線バス推しです。  1.とりあえず安いジョホールバルから乗車すると片道一律3リンギットですので日本円にして60円前後、安いです。とりあえず路線バスが一番安いということを覚えておいてください(笑)。  2.予約とは無縁マレー鉄道を利用する場合、どうしても全席指定席である関係で予約が必要になります。その…
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2020/03/21

[ジョホールバル]イスラムと英国ビクトリア様式のブレンドしたアブバカールモスク

by kinpirafish

※重要※2020年3月21日現在マレーシアは外国人の入国禁止措置をとっています。    新型コロナウィルスのせいでまともに外に出ることすらかなわないという人が急増中です。  外出自粛など、こうなると確かにどうしようもないですからね。そうであっても世界には興味を引くものが数えきれないほどあるのもまた事実です。沈静化したらそんな場所を早速訪れたいものです。  それはそうと、先月マレーシアを訪れた際に大変興味深いモスクが南部ジョホール州都のジョホールバルにあったのでさらに少々調べてみました。そのモスクの名はアブバカールモスクです。    外見はモスクというよりヨーロッパ式の宮殿?    何も言われないでこの写真を見せたらむしろヨーロッパ式の宮殿と答えたくなるところですが、これぞ今回紹介するアブバカールモスク(正式名称はMasjid Negeri Sultan Abu Bakar)です。このような外観がヨーロッパ式のモスクは世界的に極めて希少な存在で、このような外観からマレーシアで最も美しいモスクのひとつとして賞賛されています。  それにしてもモスクというと大きなドーム状の屋根があるアラブもしくはオスマン、ペルシャ様式の建築のイメージが先行しますがどうしてここだけ異端児と言っても過言ではないモスクができたのでしょう?そこにはマレーシアの歴史が深くかかわっています。    1892年のマレーシアと英国ビクトリア様式  さて、1892年という数字ですがこれは建設されたときの年になります。1892年というとそこから18年遡ると1874年に英領マラヤが成立しています。つまり、マレーシアはこの時すでに英国統治下にあったことを示しています。  英国統治は第2次世界大戦時の1942年に一時旧日本軍により放逐されますが(その後さらにジョホールバルからゴムボートでさらにシンガポールから英軍を放逐したのも有名です)戦後返還されると1957年まで統治が続きました。  この英国統治こそ重要なキーワードのひとつになります。    冒頭部でヨーロッパ式の宮殿のように見えると述べましたが実はこの建築様式そのものが宗主国だった英国からもたらされたものです。  敢えて専門用語を用いるとビクトリア様式を採用しており、これは1837年から1901年にかけて在位したビクトリア女王の時代に確立されたものです。厳密には中世のゴシック様式に当時画期的だった近代素材をブレンドさせてできた…
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2020/03/25

[事実は小説よりも奇なり]インドネシア領「ナゴヤ」?

by kinpirafish

愛知県の県庁所在地である名古屋市以外にも肥後名護屋などのように「ナゴヤ」と読む地名は日本国内に他にもあります。しかし、これが海外にもあるとなるとどうでしょう?耳を疑う話ではありますが実はありました。      上の写真はCOVID-19の感染が本格化する前にインドネシア領バタム島で撮影した道路標識ですがなにか見覚えのあるものがないでしょうか?「Nagoya」です!目を疑いましたが実際にこれを撮影したときには既に「ナゴヤ」市内にいました。   今は旅ができないご時世ですがオンライン飲み会などのうんちく話でこの「ナゴヤ」の話をネタに使ってみてはいかがでしょう、ということは置いておいてせっかくですのでインドネシア領ナゴヤについて知ってもらうこととしましょう。    シンガポールやマレー半島とは目と鼻の先    ナゴヤを擁するインドネシア領リアウ諸島バタム島はシンガポール海峡を挟んでシンガポール及びマレー半島南岸(ジョホールバルなど)との対岸に位置しています。それは船舶でわずか1~2時間なので目と鼻の先です。(故にインドネシア国内では類を見ない民族事情がありますがそれは後ほど詳しく説明します)  しかし目と鼻の先とは言っても往復3000円以上は余裕でかかるのでバタム島からジャカルタまで飛行機に乗った方がまだ安いことも珍しくないです。    上の地図はバタム島内でナゴヤをズームアップしたものになります。ナゴヤはバタム島の西側に位置しており、今のところ島内最大都市です。しかし、島内東側のバタムセンターの都市発展が著しく、シンガポールやジョホールバルからの船舶の運行本数でいえばバタムセンターの方が多くなっています。    ちょっとユニークな民族事情  インドネシアもマレーシアやシンガポールなどと同様に東南アジア有数の多民族国家なだけあって島が違えば民族事情も違うというお国柄があります。中でもバタム島については位置関係故にちょっとユニークです。  バタム島を含むリアウ諸島は主にマレー系(シンガポール訛りのマレー語を話す)、中華系、インド系の住民が多い構成で、これはマレーシアやシンガポールと殆ど変わりません。強いて言えばそこにさらにジャワ島方面などから来たインドネシア系が多く加わっているところでしょうが、これは独立以後のトランスミグラシ政策(都市部に集中した人口を他島に分散させる)に由来するものが大きいでしょう。  それにしても本来なら旧…
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2020/04/02

[インドネシア]シンガポール対岸の「ナゴヤ」を歩いてみた

by kinpirafish

「事実は小説よりも奇なり」ということわざがありますがシンガポールの対岸にあるインドネシア領ナゴヤに至っては地名が小説とは比にならないほど奇です(笑)。しかも挙句の果てに地名の由来がまだ謎ですがそんなナゴヤの概要については青字のところをクリックしてご参照ください。  それはさておき、前回の記事で予告したように、今回は旅ができないご時世でも旅の気分を味わうべく「ナゴヤ」をバーチャル街歩きします。筆者はシンガポールから日帰りで突貫で行けるということで予習ゼロで行きましたがシンガポールになれるとここはとんでもなくカオスに感じられること間違いなしです(笑)。   ジャカルタのような終わりの見えない渋滞がないだけまだいいのですが交通マナーは期待しないでおきましょう。    観光するというよりカオスを味わう場所(笑)    シンガポール人の友人からも耳にたんこぶができるほど言われたのですがナゴヤを擁するバタム島には観光名所と言えるようなところは殆どないです(笑)。  その代わり、飾らないカオスな日常を堪能するにはうってつけの場所です。筆者もバタム島に上陸する1か月前にジャカルタを訪れており、当時の感覚が恋しくなってしまったので気が付けば上陸していたという次第です。渋滞はないにしても交通マナーはジャカルタと変わらずメチャクチャです(笑)。    ナゴヤ市内を見下ろす丘にある近代的なモスク    ナゴヤにはいわゆる歴史的建造物というのは殆どないかわりに近代的なモスクが丘の上に立っています。その名はジャバルアラファーモスク(Masjid Jabal Arafah)で、管制塔のようなミナレットと白い網目状のドームが特徴的です。また、このモスクは全体的にガラス張りになっているので礼拝中も近くを通ると中が丸見えです。  ちなみに筆者が訪れた当時は金曜日だったので金曜礼拝が行われており、たまたま近くを通った筆者はその様子が放っておいても目に入るさまでした。しかも信者の数も膨大だったのでモスクの外にも信者があふれ出しているという光景も目にしました。金曜日以外だと時間帯によっては見学させてくれるそうですがそれはコロナが収束してからのお楽しみですね....。  余談ですが島の東側にあるバタムセンターにはピラミッド状のモスクがあります。どれも奇抜なデザインのモスクですね...。    仏教寺院も   前回の記事で民族事情はシンガポールやマレー半島と殆ど同じであると…
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2020/04/04

[カザフスタン]中央アジアのメッカと言われながら未完に終わった世界遺産

by kinpirafish

悪名高いコロナが収束した暁にまた訪れたいと考えている国のひとつに中央アジアのカザフスタンがあります。  昨年早春に訪れた際、文化的にはウズベキスタンと言っても過言ではない南カザフスタンのとある世界遺産の廟建築を見学したのですが一部修復中だったのでまだ見れてない箇所が残ってるからです。特に見ておきたいのが美しい巨大な青いドームなのですがそれもまた当時は修復中でした....。  今回取り扱う世界遺産というのは中央アジアのメッカとは言われるものの未完のまま終わったホージャ・アフマド・ヤサヴィー廟という廟建築で、南カザフスタン州都シムケントから鉄道で3時間ほど西へ進んだテュルキスタンにあります。    ホージャ・アフマド・ヤサヴィとは何者?      ホージャ・アフマド・ヤサヴィー廟を知る上でまずは知っておきたい人物が廟の名前の由来となっているホージャ・アフマド・ヤサヴィー(Khoja Ahmad Yasawi)という人物です。  平たく言えば「イスラム学者」の一言でまとめられそうなのですが実際のキャリアは詩人でした。そうとは言ってもヤサヴィーは現在のウズベキスタンを拠点に中央アジアで広く宣教活動をし、カザフ人などの中央アジアにおけるテュルク系遊牧民のイスラム化に大きな影響力を持った人物でもありました。  廟のあるテュルキスタン(当時の名称はヤシ)もヤサヴィーが移住してから本格的に都市開発が始まった場所で、ヤサヴィーが没した場所でもありました。同様にここに葬られたことから「テュルクの聖なる土地」(ヤサヴィー本人もテュルク系であるため)という意味を込めたテュルキスタンという都市名になりました。      ティムール朝が本格的な廟を建立しようとするものの...      ヤサヴィーの死後約200年が経過してティムール朝が勃興すると、初代君主であるティムールが当時あったヤサヴィーの廟の増築を命令します。ヤサヴィーの生前のキャリアとヤサヴィー自身が遊牧民から広く支持を集めている人物であったことも要因にあり、加えて当時敵対勢力圏に組み込まれていた地域の遊牧民からも支持を集めるという狙いもあったと考えられています。  こうして小さな廟からモスクや図書館も備えた機能的な大きな廟へと生まれ変わるものの、ティムールが死亡するや否や建設事業は結局打ち切りになりました。  写真は廟の南門を映したものですが、最初の写真のような青いタイルはなく、基礎部分がむき出しの…
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2020/04/11

[デンマーク]人口50人未満の長閑な小島Skarø

by kinpirafish

COVID-19が収束したらまた訪れたい小島があります。その小島というのは北欧デンマークにある島で、人口は50人にも満たないSkarø島です。  筆者が何故そんな島に惚れたのか、今回は過去の旅の記憶をたどりながら振り返っていきます。当時は2018年の年明けと、冬の真っただ中でした。    Skarø島はどこ?      Skarø島(スカロー島)は首都コペンハーゲンから電車で1時間ほど西へ移動したところにある、デンマークで3番目に大きい島であるフューン(Fyn)島からほど近いところにある離島です。島の面積はたったの1.97平方㎞と、2時間もあれば島を一周できそうなほどの小ささです。このSkarø島は人口50人未満の島でもあり、住民はたったの20人ほどです。  この島の最寄りの都市はSvendborg(スヴェンボー)で、そこからSkarø島へフェリーが運行されています。アクセスについては最後の方で改めて解説します。    Skarø島に来てー長閑な日常と自然  よくぞ初めてデンマークにやってきていきなりコペンハーゲンを飛ばして超穴場な島にたどり着いたものだと今でもよく思います。  訪れた当時は冬の真っただ中だったので本来なら観光客がそもそもあまり来ないシーズンです。そんな時期にも関わらず訪れることができたきっかけはその島でインターンをしていた大学の先輩がいたおかげでした。  おかげさまでしばらくの間はその島で過ごすことにしました(オフシーズンなこともあってインターン生やワーカー用の宿舎で泊まらせていただきました)。なお、この島では毎年一定数の日本人がインターンなどで滞在しているそうですよ。  本題に戻りまして、筆者が訪れたのがオフシーズン真っただ中とは言え、いざSkarø島に到着してみれば心を奪われっぱなしでした。    牧歌的な風景      いくら島が小さいとは言え、人口が少ないだけのことはあって広々としているように感じられます。島内を歩き回ればそこには牧歌的な風景が広がっています。平原の真ん中に家がポツリという構図も映えますね。        この島にいると通信が圏外になるのでグーグルマップを開かずに思い思いの方向へ向かってぶらぶら歩いていました。やがて海が見えたところでさらに一枚です。茶色と緑の混ざった風景は冬ならではです。それにしてもこの島は地形が全体的になだらかなんですね。        海辺まで出てみるとそこには小舟がありました。漁船かどうかは分かりません…
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2020/04/17

[台湾]今思えば3密、インドネシアに化ける日曜日の台北駅の不思議

by kinpirafish

まだ2回しか訪れたことのない台湾ですが、筆者の大好きな旅先であることだけは断言できます。  また、生憎今は旅できないご時世ですが、もともと台湾は日本人からの支持が厚いデスティネーションでもありますからね。首都台北やその周辺でも見所や食べどころがいっぱいつまっています。  さて、以前に筆者が台北を拠点に旅していたとき、それはそれは不思議な光景に出会いました。それはとある日曜日の台北駅での出来事で、むしろインドネシアにいるのではと思うような光景でした。  台北駅は実は想像以上にディープな場所のようです。      日曜日の台北駅はインドネシア?  とある日曜日の台北駅(2019年8月撮影)  とある日曜日の台北駅の様子です。一見ただの人混みに見えますが平時はそれほど混み合うことはありません。      よく見るとカラフルなヒジャブ姿の女性が多く見えるので多くはムスリムであることが分かります。そう、彼らは在台インドネシア人です。筆者は台北を2回訪れましたが最初に訪れたときにまず目にしたのがずばりこれでした。2回目に訪れたときの日曜日も同様に同じ光景をみました。  写真は2019年1月、インドネシアでは大統領選挙が行われていた時期でした。駅の外に出てみればそこでは現職のジョコウィドド候補(2020年5月現在大統領在任中)を応援する集会が大々的に行われていました。  台北にいるというのにインドネシア語ばかり聞こえるなんとも不思議な光景でした。  この日曜日の台北駅に現れるリトルインドネシアについて、台湾とインドネシアの関係をみると事情が分かりやすいです。  台湾に住まう外国人の中で最も人口が多いのがインドネシア人で、約25万人が住んでいます。台北だけでなく、台湾各地に多く住んでおり、介護や漁業、サービス業などの分野で重要な労働力になっているようです。筆者も台湾東岸の町の漁港でインドネシア人労働者を目にしたことが記憶に新しいです。  それにしてももともと台北駅は在台インドネシア人の情報交換やコミュニケーションの場として使われていたそうで、次第に現在のようなインドネシア人コミュニティーの大規模集会のようなものへと変化していったそうです。  とは言え、コロナパンデミックの中ではこのような光景はしばらくの間みられないでしょうね。      台北駅の近くに元祖リトルインドネシア  先ほども述べたように、台湾には25万人ものインドネシア人が住んでいます。台北駅のリトルイ…
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2020/05/02

[イラン]政治抜きでイランとはそもそもどんな国なの?

by kinpirafish

唐突ですが皆さんイランについてどのようなイメージを持っていますか?  ニュース越しに見るイランは「核合意」「経済制裁」「アメリカなどとの激しい対立」などといったキーワードがよく並びますよね。ところが同じ質問を旅通にしてみると全く異なる返事が返ってきます。それもポジティブな内容で。  一体イランとは何者なのでしょうか(笑)。実は筆者も以前に訪れたことがあるので政治抜きでイランがどんな国だったかシェアしたいと思います。  ひとつネタバレしますと日本人にはいいことが多分たくさんあります(笑)。      イランは実は観光大国?    イスファハーンの青がまぶしいイマームモスクをはじめ、イランには国土の広さだけ名所があります。  筆者はテヘランからイスファハーンまでのいわばゴールデンルートの範囲でしたがその途中にイスラム教シーア派(厳密にはその主流である12イマーム派)の聖地であるコム(Qom)や昔ながらの町並みの美しいバラの名産地カーシャーンなど、名所は目白押しです。  また、イランの国土は多様性に満ちており、南はペルシャ湾沿いの砂漠から首都テヘランの背に雪をかぶったアルボルズ山脈があり、それをさらに超えて北上すると緑豊かなカスピ海沿岸地域に入ります。モスクや史跡はもちろん、自然もまた表情豊かなだけに見所に溢れています。  余談ですがシーラーズのペルセポリスに行けなかったのが未練です(笑)。      どうにかしてほしいテヘランのワールドクラスの渋滞(笑)      ワールドクラスとは言っても渋滞が世界一のジャカルタに比べればまだマシな方なのでしょう。  しかし、テヘランの人口は東京の半分以下にも関わらず(ジャカルタほどでないにしても)東京を優に超える慢性的な渋滞地獄というのは勘弁してほしいものです。  テヘランの渋滞のこわいところはいつどこで起きるのかが、読みにくいことです。ある日は歩行者にも抜かされるほど渋滞していたところが、翌日の同じ時間帯に通ると何事もなかったかのようにスムーズに走れたなんてことがあるからです。こういうこともあっていつ出発するのかを考えるだけで頭痛のタネです(笑)。      ごはんがとにかく美味しい!    旅しているときにどんなに美しいものをみてもごはんがまずければ地獄です。しかしご安心ください、イランのごはんは美味しいです。(あと紅茶も美味しいです)  イランのド定番ごはんの中にクビデキャバーブというものがあります。  キャバーブは皆さんもお馴…
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2020/05/15

【体験談】鉄道で国境を渡るという楽しみとは?!。違いを楽しめる国境も紹介します【海外旅行の魅力】

 
海外旅行に行ったことがあるという人は多くいるかもしれない。しかし、陸路で国境を渡ったことがある人はどれだけいるだろうか?   今回は、シンガポールからタイまでの国際列車を使った旅を紹介したい。  (実際に乗車した列車、シンガポール駅構内で(著者撮影))       マレー鉄道・タイ国鉄での旅への準備   単に鉄道旅をするにしても、往復の航空券、乗車する鉄道の切符を用意する必要がある。なお、航空券については、日本→シンガポール、タイ・バンコク→日本の片道航空券をLCC(格安航空会社)で予約するのが最も安上がりだと思われる。   一方、切符の購入については、現在ではマレー鉄道・タイ国鉄ともに、オンラインでの予約が可能となっている(私は、現地窓口で購入した)。なお、シンガポール発バンコク行の列車の運行というのはなく、当時の旅行ではマレーシア・クアラルンプールセントラル駅とタイ・ハジャイ駅で乗り換えが必要であった。        いざ出発、鉄道で国境を越える楽しみ   マレー半島を縦断する鉄道では、2回の国境越えがある。シンガポールといえば、“マリーナベイサンズ”をはじめとした近代的な建物が多い街である。  (シンガポール・マリーナベイサンズ(著者撮影))    一方、シンガポールの対岸の街、マレーシア・ジョホールバル(人口50万人、マレーシア第二の都市といわれる)に入ると、シンガポールほど高層ビルは目立たない。また、イスラム教のモスクが目立つようになる。  (路地裏はまだ発展途上の色を残す、マレーシア・クアラルンプール(著者撮影))    さらに、鉄道がタイに入ると、仏教寺院が目立つようになるわけである。このように、肌をもって、国の違いや宗教の違いを感じることができる。  (タイ仏教寺院、タイ北部(著者撮影))    日本は陸地を接する国境が存在しないため、国境というイメージをあまり持たないかもしれないが、国が変われば、宗教も違い、街並みも変わってくる。このようなことを楽しみながら移動できるのも、国際列車の良さだろう。      列車が国境を越えるとき、乗客は全員一度下車!   空港と同様に、鉄道にも出入国審査がある。このため、列車が国境を越えるとき、一度全員が下車し、パスポートのチェックを受け、再度乗車する必要がある。  国境を越えるのに1~2時間要するのは、よくあることだ。      タイ国鉄3等車の車内販売?!   実は、タイを訪れたとき、ソンクラーンに伴う連休(タイにおける旧正…
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2020/07/26
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