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[マレーシア※]マレー半島乗り鉄!クアラルンプールからジョホールバルへ南下!②

2020/03/11 更新 2020/03/21
kinpirafish

※重要※

2020年3月7日現在、新型コロナウィルスの影響によりマレーシアは14日以内に北海道に滞在していた場合は入国拒否の対象としています。今後何らかの追加措置が加わる可能性があるので渡航の際には改めて情報等確認をお願いします。


グマスから先は非電化


マレーシア グマスから南はディーゼル機関車の出番

前回はクアラルンプールからグマスまで電車特急で2時間ほどの旅でした。

これでクアラルンプールと目的地ジョホールバルとの中間点についたわけですがここから先は非電化区間ということでディーゼル機関車に牽引された客車特急の登場です。それにしても写真の青い機関車、なかなかのビンテージものです。実はこの1機以外同一の機関車に遭遇したことがないのです。

そしてこの機関車、実は日本社製です。

マレーシア かなり年季の入った機関車は日立製

写真の右下を見ると見覚えのある文字が見えませんか、そう、HITACHIです。それにしても本当に走れるのか心配になるくらい古い外観ですがこの後所々猛疾走するので心配無用です(笑)。

マレーシア マレー鉄道の客車

マレー鉄道の客車です。号車表示が1,2,3ではなくR1,R2,R3....となっています。仕組みはよく分からないのですがグマス以南の列車はどうもそのように表示されるようです。続いて車内の様子を見てみましょう。

マレーシア マレー鉄道の客車 座席

シートピッチがやや気になりますが座席自体は特急踊り子で使われている旧国鉄185系のようなフカフカな座り心地です。

マレーシア マレー鉄道の客車 足は思い切り伸ばせるわけではない

乗り心地としては総じて日本の旧国鉄特急に近いかも知れません。フカフカな座り心地はいいものの、足を思い切り伸ばせるかというとそうでもないのが難点です。シートテーブルについては上にスライドして取り出す仕組みになっています。

マレーシア マレー鉄道の客車 電光掲示板などはない

前回乗った電車特急(ETS)ではTV画面と自動音声による案内がありましたが今回は比較的古い車両なので電光掲示板もなければ自動音声による案内もありません。

ですので車掌の車内放送を聞き逃すとどこにいるのか全くNo ideaな状態になってしまいます(笑)。とは言っても今回は終点まで乗りとおすので耳をふさいでも問題はないのですが...。それにしても内部も内部で年季がしっかり入ってます。


グマスは何もない(笑)


マレーシア グマス駅の待合スペースと窓口

グマス駅では乗り継ぎが1時間ほどありましたが駅構内はこれと言って何もありません。

写真は販売窓口のある待合スペースの様子ですが殆どがクアラルンプール方面の利用客でした。それ以外だと食堂もあることにはあったのですがさすがに到着が14時だったので既に閉まっていました。売店もないので乗る列車の乗車時間になるまではここでひたすら待つだけでした。

マレーシア グマスの町並み

駅から見たグマスの町並みです。
グマスは実際のところ鉄道の主要チェックポイントである以外はこれと言って何もないです。強いて言うなら駅構内に売店がないので売店に行くのも兼ねて町歩きをするのもいいでしょう。


ジョホールバルまでは5時間の長旅(笑)


それにしてもグマスが中間点ではあってもここからの非電化区間を乗りとおすのになんと5時間もかかります(笑)。この違いはどこからきているのかというと全体的に徐行区間が多い点に由来しています。

しかも単線ですからね。

これでは当然不便ですから電化工事と併せて線路改良工事(高架区間も出現するようです)も急ピッチで行われています。裏を返せばローカル線旅情を味わえる時間もそう多くは残っていないということです。

グマス以南の車窓は人の気配を感じない

グマスを出発して間もない車窓です。

とにかく緑がいっぱいです。

グマス以南はジョホールバルにつくまでは町の人口が全体的に少なくなるので人の気配を殆ど感じない車窓が多く続きます。

とは言っても実は森林に見えて実はゴム農園だったなんてこともしばしばあるんです。木々の幹に謎に黒いバケツがついていればそれは大抵ゴムの木です。そもそもマレーシアはゴム資源故に列強に統治された歴史がありますからね。

比較的日が浅いアブラヤシ農園

低木?が規則正しく斜面を埋め尽くしていますがこれは議論が発生する車窓です。

というのもこの低木、全ていわゆるパーム油の原料となっているアブラヤシなんです。マレーシアでは主力産業のひとつになっていますがこの際に森林破壊がエスカレートしてしまうところが問題視されています。

それにしてもこのアブラヤシはまだ背が低いので比較的まだ日は浅いようですね。

アブラヤシを背に進行する線路改良工事

アブラヤシを背に線路改良工事しているところも頻繁に目にしました。

将来的に電化するのみならず高速化したいので現行のカーブの多い地上走行ルートからなるべくストレートな高架込みのルートに変わるようです。

日本で例えるなら山陰本線亀岡~嵯峨嵐山のような変わり具合になると言えそうです。これでどれだけ時短になるのかはその時のお楽しみですが5時間も氷河期の車内で過ごすのは御免です(笑)。

実は車内販売もあるがややお高い

実はグマス以南の列車では今でもカートを用いた車内販売が行われており、スナックや軽食、飲み物を購入できます。

筆者は昼食を抜いたままの乗車で小腹が空くどころではなかったので4リンギット(約80円前後)でサンドイッチという名のバーガーを買いました。4リンギットというと街中ではガッツリ食べれる額なのでマレーシア感覚ではお高いです。Kopi(マレー語でコーヒー)があればよかったのですが確認し損ねました(笑)。







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