AIが発達した今、知識、教養など勉強しただけで満足するようなインプットの時代はもう終わってます。
新しい仕事が増えてきており、働き方も大きく変革していく時代において、最も重要になってくるのが「アウトプット」です。
知り得た情報をどう発信して、価値あるものに変えていくのか?
もっと分かりやすくいえば、どうやってSNSを使用し「お金」に変えるのかを意識することです。
そんなインプットだけをしている大衆から脱出を可能にする良質なアウトプット術について教えてくれるのが、「黄金のアウトプット術」です。
「やりたいことが見つからない」
「好きなことを仕事にしたい」
「成功者と自分は何が違うんだろう」
今回はそういった方に向けてインプットした情報をSNSでお金に変える成毛眞著の『黄金のアウトプット術』の3つのポイントをご紹介します。
黄金のアウトプット術 成毛眞著 Amazon.co.jp
【インプットに熱心な人は危険】
好きなことを仕事にしたければSNSで発信し、アウトプット上手になりましょう
職場を見渡しても、インプットには興味津々で熱心な人が多く、アウトプットは一切しない人は多いですよね?
アウトプットしない人は、魅力がないし、何を考えているのか分からない。
なぜなら、自分の考えを表現することもアウトプットだからです。
なぜアウトプットしない人が多いのか?
ゆとり世代の教育では、自分はどう考えるかを発表するタイプの授業が増えており、現在の10〜20代はアウトプットに慣れつつある。
SNSを上手く使ってアウトプットしている人も多く、インスタグラマーやユーチューバーと呼ばれる若者が多く活躍し、それを仕事にしている人がいるのも、ゆとり教育の賜物と言えるかもしれません。
ところが、30代後半より上の世代はインプット重視の教育を受けてきた世代なので、インプットにだけは長けた人が多く、アウトプットはあまり重要視されていませんでした。
むしろ、勉強好きでより多くの情報をインプットする人が優秀とされてきました。
しかし、アウトプットしなければ「何を考えているか分からない、むしろ怖い人」で終わってしまいます。
自分は誤解されやすい、周囲が自分を理解してくれないと思うなら、それはアウトプット不足のせいかもしれません。
今からでも遅くないので、アウトプットを増やして、アウトプット力を上げましょう!
アウトプットはすればするほどそのテクニックが磨かれるものです。
SNSで情報を発信して、自分を表現すればフォロワーが増え、それがいつか仕事になる可能性だってあります。
いち早くアウトプット上手になりましょう!
【仕事ができる人はアウトプット上手】
インプットばかりしていては才能の発見が遅れるし、人生損をする
皆さんは、堀江貴文さんを知ってますよね?
彼は、たくさんの仕事をこなしており、何が本業なのか分からないほど、色々なことをやってます。
宇宙開発、スマホアプリ開発、料理などアウトプットに余念がないです。
しかし、実際にはアウトプットばかりしているわけではなく、驚くほど色々な人に会い、色々な話を聞いて、インプットも膨大です。
その膨大なインプットを、高性能な頭脳で処理し、膨大なアウトプットにつなげて、どんどん仕事を増やしています。
アウトプットが苦手という人の中には、アウトプット慣れしていないことを理由に挙げる人もいます。
それはスキー慣れしていないと言っているのと同じです。
スキーが上手くなるにはスキーをして慣れるしかないのに、一切動こうとしない。
これでは慣れるはずがありませんよね?
さらにインプットばかりでアウトプットしなければ、才能の発見が遅れてしまいます。
あの有名なイチローでも、野球をしたことがない人の中から野球の才能を持つ人を見つけ出すことはできません。
アウトプットしないとは、そこにあるかもしれない才能の発見の機会をロスし続けるということです。
人生で損したくなければ、SNSを使ってアウトプットしましょう。
【インプット過剰な人は真面目】
嫌いなものには近づかず、アウトプット上手な人と仕事をしましょう
インプットに無駄に熱心な人は、たいてい真面目です。
中には苦手なものを克服したい、嫌いなものを好きになりたいなど、そのための努力の一環としてインプットに励んでいる人もいます。
なぜ、苦手なことや嫌いなことのために貴重な時間を使うのか?
まず、その時間が楽しいとは決して思わないはずです。やりたくないと常に感じているはずです。
なぜそこまで自分に厳しいのか?
それに苦手なものに向き合い、これらが仮に実を結び、人並み以上にできるようになったとして、それに一体どんな意味があるのでしょうか?
それは努力の方向を間違っています。
そんな事に時間を使うなら、得意なことをもっと得意にし、好きなものを好きにするために労力を注ぎ込み、その分野で周りに差をつけるべきです。
唯一の例外は、書くことや話すことなど、考えを伝える方法。つまり、自分自身のアウトプットのスキルアップです。
アウトプットスキルに関しては最低でも平均程度のスキルを身につけておかないと、伝えられないことで損をします。
ただ、それ以外に関しては無理をしないことです。
苦手分野の本は読まない
嫌いな情報には触れない
そうすれば、無駄なインプットが減り、無駄に使っていた時間が他のことに使えるようになるはずです。
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