人生で成功するために大切なことを一つに絞れと言われたら?
それは「独学力」です。
誰しも、学生の頃から勉強は経験していると思います。
「何かを学びたいなら、高い学費を払って立派な学校に通うべきだ」
先生や専門家に教わらないといけないということが常識とされていますが、今はインターネットが普及し、色々な情報に無料でアクセスできる時代です。
学習環境が大きく変わりつつある今、あなたは人生で二度と戻ってこない貴重な時間とお金を無駄にしていませんか?
わざわざ学校に通わなくても、いくらでも学べるようになった時代において
「最後に勝つのは、学び続ける人!」
そこで今回は、生き残るための、独学。20代から人生を逆転する49の学習改革から3つのポイントをご紹介していきます。
生き残るための、独学。千田琢哉 Amazon.co.jp
学校の勉強を頑張れば人生が上手くいくと思ってたけど、
仕事で成功できないのはなぜか?
名門校から一流大学に入り、大卒という肩書きを持っている人が成功であり、「エリート」と呼ばれていました。
ですが、現在は?
大卒でありながら、社会人になったら仕事は鳴かず飛ばずで、いつの間にか無残に落ちぶれてしまう「元エリート」が増え続けています。
なぜ必死で勉強してきた人が成功せずに落ちぶれてしまうのでしょうか?
彼らの共通点は、幼少の頃から「一流大学合格」することが人生における成功であり、人生のゴールとして頑張ってきたため、目標を達成した時点で燃え尽きてしまったという人が大半です。
しかし、その原因の原因まで追求し続けた結果、次の理由が明らかになりました。
「元エリート」には、独学力がなかったんです。
幼少の頃から完璧な環境で、効率の良い勉強法を教えられてきたため、最適なやり方を一から考える習慣が身に付かなかったのではないでしょうか?
そして社会人になり、最高のレールから外れた途端に何もできなくなり、壁にぶち当たったら無気力になってしまうんです。
「学生時代は分からないことがあったら、質問すればいつでもすぐに、完璧な模範解答を丁寧に教えてもらえた」
ただ決められたレールに乗っているだけで、試験に出るような十分な知識を効率的に習得できるカリキュラムを受け身でこなすだけ。
卒業後もプライドが高くて扱いにくい嫌な奴と見放されたりします。
つまり、時代が大きく変わりつつある今、言われた通りに勉強するだけでは生き残れないし、成功することも出来ないということです。
名門大学の出身者でさえ、落ちこぼれる可能性があるのだから、そうではない普通の環境で育った者たちは、もっと落ちこぼれる可能性があるんです。
社会人から人生逆転したければ、独学力を高める以外に成功する方法はありません。
【学校に通うは時代遅れ】独学で1つの分野に没頭すれば、
人生や仕事において成功できる
人それぞれ能力に差があるとはいえ、独学には誰でもある程度の時間がかかります。
大まかな目安を示すと、
何か一つの分野に1万時間没頭すれば、プロの扉の前に立てる。
もちろん、自分に合った独学法で没頭した場合ですが、ゴルフや英会話、社交ダンスなど、興味のある分野にこれを当てはめてみれば納得しやすいはずです。
1万時間とは毎日1時間ずつ勉強し続ければ30年間で、毎日3時間ずつ勉強し続ければ10年間です。気が遠くなるような時間だと思うかもしれないですが、1万時間とはそういう時間です。
1日だけなら誰にでもできます。極端な話、1日だけ10時間の勉強をすることは、ほとんどの人ができるはずです。
しかし、毎日1時間の勉強を30年欠かさず継続できる人は、1%に満たないでしょう。
仮に1万時間没頭しても、その道のプロになれるわけでもないです。「プロの扉の前に立てる」というレベルの話です。
ですが、一つのことに1万時間没頭し、仮に夢が叶わなかったとしても、絶対に人生はそのまま終わらないです。
破れた夢の周辺には、必ず活躍できる場が見つかるからです。
例を挙げると、
- 映画監督の夢が敗れた後に、作家として大活躍してる人がいます。
- 起業家の夢が敗れた後に、講演家として大活躍してる人がいます。
成功者には本命の夢に敗れた人が多いんです。
せっかくの一度きりの人生、あなたも何かに没頭して1万時間を費やしてみてはいかがですか?
その独学の時間は絶対に無駄にはならず、必ず、あなたがこの世に生きた証となるはずです。
誰にも教えたくない!自分の経歴と似た著者の本を厳選して選ぶ人生で
間違いなく成功できる独学法
「成功本は読んでも実際には成功できない」という意見がありますが、本当なのでしょうか?
本当とも言えるし、嘘とも言えます。
ほぼ全ての成功本から、何かしら得るものはあります。
ですが、そのままあなたに役立つことはほぼないです。
理由は簡単。
あなたは、その成功本の著者ではないからです。
あなたと成功本の著者とでは、経歴もIQも、育ってきた環境も中身が全く違います。
では、どんな時に役立つのか?
それは、成功本の著者が自分と似た経歴を持っているかです。
あなたが自分はエリートだと思うなら、エリートの著者が書いた成功本を読み、エリートでなければ、エリートではない著者が書いた成功本を読むことです。
自分と似ているなら、「真似本」として著者のDNAを徹底的に刷り込み、自分とは違うなら「教養本」として幅を広げるために吸収するべきです。
実際に「真似本」から得た知識を実践したことによって、自分が思い描いた通りの人生を歩んでいる人もいます。
あなたもこの記事を読んでいるということは、かなり勉強熱心のはずです。
だからこそ、「真似本」と「教養本」の違いをしっかり理解しておくことです。
今、自分がどちらの本を読んでいるかを意識するだけで、その成功率は全く違ってきます。
ぜひ実践してみてください!
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