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[チェコ]チェコの超普通の町が案外面白い:パルドゥビツェ

2020/05/30
kinpirafish
緊急事態宣言の解除だけでも驚きですが、どうも世の中は再び旅できる時代へと移ろうとしているようです。

それはそうと、今回は2年前に初めて訪れたチェコのお話をします。チェコと言えばプラハですが筆者が訪れたことのある都市は1か所だけで、しかもプラハではなくパルドゥビツェという超普通の町でした(笑)。超普通とは言っても旅人にとっても案外楽しい町でしたよ!

ということでチェコの超普通の町、パルドゥビツェ(Pardubice)を独断と偏見で紹介していきます。


そもそもパルドゥビツェはどこ?




確かにパルドゥビツェは地球の歩き方には載っていませんが実は首都プラハから近いです。プラハから普通列車に乗っても1時間少々かかる程度で、ユーロシティーなら1時間ぴったりで到着です。空港もありますがなかなか面白い体験だったので別の機会でじっくり共有します(笑)。ちなみに筆者は空路でのアクセスでした。

そんなパルドゥビツェはチェコ第8の都市で、観光業が大いに盛り上がるプラハと違ってここは工業が中心産業になっています。重機械工業や化学工業、電気設備工場などが集積するパルドゥビツェは第8の都市でありながら重要な産業都市として位置づけられています。

余談ですがパルドゥビツェに拠点を置くHCパルドゥビツェはアイスホッケーの国内リーグの強豪です。


超普通の町だけど...


パルドゥビツェは超普通の町ではありますが何もないということは決してありません。むしろ影が薄くて気づかれないでいると言った方が正しいでしょう。その副産物として観光客でごった返すことがないので過ごしやすいですし、生活感のあるチェコを体感しやすいです。しかも住民曰く、プラハよりかは物価が安いそうです!

それにしてもここ、超普通とか言っておきながら明らかに普通ではない迷要素もあります...。


如何にも工業都市という町並み



チェコというとメルヘンというキーワードが先行しますが、パルドゥビツェは工業で栄える都市とだけあってそれに相応しい街並みを堪能できます。写真は宿泊先のアパートから撮影したものですが、20世紀前半あたりにタイムスリップしたかのようなプラハとはまた異なる趣のある町並みで、町の工業の発展した歴史を物語るかのようです。

超普通の町とか言っておきながら既に旅人受けしそうな予感がします(笑)。


公園から眺める旧市街


公園から見下ろす旧市街

高台にある公園からは写真のように旧市街を一望することができます。これがプラハなら観光客でごった返すのですがさすがはパルドゥビツェ、写真の通りです(笑)。春のひだまりを楽しむ住民がちらほろいるくらいで、ベンチに座って慣れない言語の談笑や鳥のさえずりに耳を澄ましながらのんびり過ごせます。絶景(?)を見ながらのんびり過ごす、これを日常の一部として楽しめるとはいいものです。


のんびりとした旧市街


ベルンシュティンスケー広場

さすがに春先の午前だったということもありますが、こんなに美しい広場(ベルンシュティンスケー広場)がガラガラとはもはや独占してしまったかのような気分でした。それにしてもガイドブックにはあまり登場しないわりにはプラハにも引けを取らないような美しい旧市街があるとは驚きでした。

パルドゥビツェ旧市街

広場からパルドゥビツェ城に向かって歩く途中の旧市街の様子です。白を基調としたかわいらしい建物が多く、なんともメルヘンというのがふさわしいであろう景観でした。超普通とか言っておきながら果たしてこれが超普通なのか自信がなくなってきました(笑)。超普通に美しい旧市街と言った方がよさそうです。

ちらほら観光客も目にしましたが、殆どは前日のスペインからのフライトで来たばかりの人でした。かくいう筆者も実はその一人でしたが(笑)。


パルドゥビツェ城



できた経緯こそ分かりませんがパルドゥビツェ城は市内を代表する観光名所のひとつです。ヨーロッパで見る中世以降の城というのは日本のように軍事利用が中心というよりも貴族の別邸のようなものである場合が多い傾向があります。パルドゥビツェ城もその典型例のひとつと言えるでしょう。

城内には今もワインセラーがあるようで、時々開放されるという巷のうわさを聞きましたが真偽のほどは定かではありません。いずれもう1回パルドゥビツェをレポートしたときに分かるでしょう(笑)。


衝/笑撃・ほぼ野生化した愉快なアルビノ孔雀と愉快な動物


パルドゥビツェのアルビノ孔雀

公園で孔雀が鳩のようにほぼ野生化した状態で歩き回っているだけでも十分に衝/笑撃なのですが、そこにとどめを刺すようにアルビノ孔雀(写真右)が登場です。まさかチェコの超普通の町で衝撃的な体験をするとは思わなかったのですが、アルビノ孔雀が公園でほぼ野生化した状態で歩き回っている時点で普通ではありません(笑)。しかも孔雀は皆警戒感ゼロの有様です。

公園の子ヤギ

孔雀以外にも動物はいました。今度は散歩していたヤギに遭遇していたのですが今度は慣れているを通り越してソフトに頭突きしながらおねだりしてきます(笑)。

このように動物についてはツッコミどころたっぷりなわけですがこれは共産主義時代に公園に孔雀やヤギなどの動物を放っておくのが一種のトレンドだった名残だそうです。


まとめ:果たして本当に超普通な町なのか?


前半はチェコの典型的な町ということで超普通の町と言えそうだったのですがアルビノ孔雀が登場した時点で決して普通
ではありません(笑)。むしろ幸運すぎです(笑)。

ともあれ、冒頭で超普通の町とか言っておきながら実はそれなりに美しい町ということがお分かりいただければと思います。将来的にプラハを旅してプラハの喧騒に疲れたらパルドゥビツェまで足をのばしてみるというのもいいでしょう。




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