あなたの街でもきっと開催されている「読書会」 出版業界の不況が話題となって久しく、いまどき「読書会?」なんて思われるかもしれないが、地域名と一緒に検索すると、近くで開催されている読書会にだいたい行き当たる。その多くが営利や宣伝を目的とせず、極めて個人的な活動のように見受けられる。 ちなみに、私がここ数年数回参加した読書会は、会社員の男性が、比較的長居できるカフェなどで年に数回開催している。自分の都合で、サイトや過去参加者にメールで開催日時・場所を告知。参加費用は無料で、必要なのは各自が店内で飲食する費用だけだ。それぞれがその日紹介しようと思う“本”を多い人で3冊ほど持ち寄り、感想や関連情報を順番に話す。そこから質問やそれぞれの意見が述べられ、盛り上がる時もあれば、そのまま次の人に回る時もある。 誰も何も言ってくれない時は、ちょっと寂しい気持ちになる。そのことをみんながなんとなく感じているから、何か一言でも声をかけようと、少しだけみんなが気を使っているように思う。 主催する男性は、正直、話すことは苦手なようで、なぜこのような会を主催しているのか不思議に思うこともある。しかも、もう10年近く続いて…
よその家庭のママは子育てをしながら、どうやって素敵なお部屋に住んでいるの?噂のインスタグラマーはどうして あんなにおうちが整っているの? とても気になりませんか? きっとご主人にも子どもにも厳しいルールがあるのではないかと想像したり、面倒な収納術をやっているのではと思ったり。 とても真似できませんよね。 ですが、この本の著者は違っていました。 考え方がとてもシンプルなのです。 家事が嫌いなら物を減らそう。50代ミニマリストが絶賛「読む断捨離」 そういえば昔からそうだったよね 基本を忘れなければ そもそもモノって増えないよね そんな ほんの28文字で断捨離の極意をあらわし、それを実行している方でした。 店で迷うなら買わない。家で迷うなら捨てる。 増やすことのスピードを下げて、減らすことのスピードを上げる。 ものの出入りを決める重要な場面での迷いをどう行動に移すかで暮らしは変わる。 その言葉にハッとしました。 先日、なんとなく立ち寄ったお店でアウターの試着をしたんです。 最近、少し太り気味になって手持ちの服が似合わなくなってきたことも、買う…
ファンタジー小説といえばアレックス・シアラー 日本でも人気の高いイギリスの小説家、アレックス・シアラー。 私が彼の本に出会ったのは2006年。2004年発行の『チョコレート・アンダーグラウンド』を読んだのがきっかけだった。彼の書くファンタジー小説はワクワクとハラハラにあふれていて、本を読みながら一緒に冒険をしたような気持ちになる。『13ヵ月と13週と13日と満月の夜』は私にとって2作目のアレックス・シアラー小説だったが、10年以上の時を経て読み返しても今なお色褪せない。 『13ヵ月と13週と13日と満月の夜』 わたしの名前はカーリー。いま、わたしにすごいことが起こってる…。おしゃべりで勇敢な12歳の少女、赤毛でそばかすだらけのカーリーが活躍する、ちょっぴり怖いけどハッピーエンドの物語。 (MARCデータベースより) 『 13ヵ月と13週と13日と満月の夜 』 求龍堂 アレックス・シアラー著、 金原瑞人訳 (Amazon.co.jpより) アレックス・シアラーの作品は主人公が男の子のものが多いが、これは珍しく少女が主人公だ。どちらにしてもー男の子でも女の
今回は、大空幸星氏の著書、 『望まない孤独』 『「死んでもいいけど、死んじゃだめ」と僕が言い続ける理由』 の2冊を紹介しようと思う。 どちらも「孤独」について書かれたもので、これを読むと「孤独」がどれだけ大きな問題であるか、また、どれだけそれを社会的に放置してきたかが読み取れる。 全国の市長に配って回り、行政に生かしてほしいと感じる良書だった。 筆者の大空幸星氏は NPO『あなたのいばしょ』 の理事長 大空氏は、大学時代にNPO法人『あなたのいばしょ』を立ち上げている。現在はテレビやラジオなどでも、孤独をはじめとする社会問題に広く切り込んでいる姿が印象的だ。 この2冊では、どちらも序盤は筆者の生い立ちについて書かれている。著者が育った複雑な家庭環境が、NPO法人を立ち上げるに至った経緯になるからだ。 恩師に出会い「孤独」から抜け出した大空氏 彼の生い立ちを読むと、現在のような活躍をするに至るまで、どれほどの頑張りがあったのだろうと想像しこみ上げるものがある。 安心できる家・お金・健康・時間・頼れる人・学校に行ける環境などの全てが無かったところから、大空氏は慶応義塾大学に合格している。 つい「立派だ」とい…
人生で成功するために大切なことを一つに絞れと言われたら? それは「独学力」です。 誰しも、学生の頃から勉強は経験していると思います。 「何かを学びたいなら、高い学費を払って立派な学校に通うべきだ」 先生や専門家に教わらないといけないということが常識とされていますが、今はインターネットが普及し、色々な情報に無料でアクセスできる時代です。 学習環境が大きく変わりつつある今、あなたは人生で二度と戻ってこない貴重な時間とお金を無駄にしていませんか? わざわざ学校に通わなくても、いくらでも学べるようになった時代において 「最後に勝つのは、学び続ける人!」 そこで今回は、生き残るための、独学。20代から人生を逆転する49の学習改革から3つのポイントをご紹介していきます。 生き残るための、独学。千田琢哉 Amazon.co.jp 学校の勉強を頑張れば人生が上手くいくと思ってたけど、仕事で成功できないのはなぜか? 名門校から一流大学に入り、大卒という肩書きを持っている人が成功であり、「エリート」と呼ばれていました。 ですが、現在は? 大卒でありながら、社会人になったら仕事は鳴かず飛ばずで、いつの間にか無残に落ちぶれてしまう「…
「一流のビジネスパーソンは本の正しい読み方を知っている」 皆さんは、社会人になってから自己啓発やビジネス書、資格取得など自己学習をどのくらいしていますか? 最近、日本人の読書離れが増えてきており、社会人の勉強時間は1日に6分と言われています。 インターネットが普及している今の時代、分からないことはすぐに調べられるため、自分から進んで本を読もうとする人が少ないのは当然です。 確かにネット上には色々な情報があり、読書なんてしなくても良いと思ってしまいがちです。 しかし、世の中の起業家や実業家など年収数千万円クラスの成功者には「読書を習慣にしている」という共通点がありました。 そこで今回は、速読日本一の角田和将著が教える短時間で記憶に残る最強メソッド『すごい読書術』という本をご紹介していきます。 すごい読書術 角田和将著 Amazon.co.jp この読書習慣はNG!本を読む上で1冊を3時間で1回読むよりも、1冊を1時間で3回読むという速読を意識する