ぎっくり腰が起こった後の対処法は、「なるべく早く炎症反応を抑える」ことが肝要だと言われています。また、早くから抗炎症剤系の痛み止めをとることが重要だと考えられています。 「痛み止め」という言葉には曖昧さがあり、単に神経の働きを麻痺させることが連想されますが、現在では湿布、飲み薬共に非ステロイド性抗炎症薬が多々使われています。 非ステロイド性抗炎症薬の服用は、回復を早めることになるのでしょうか? 結論から言えば、痛みが始まった早期の時から服用することで、初期段階での回復にはプラスになりますが、10日を超えるような長期的な服用は、組織・機能の長期的な回復にはプラスにはならないようです。順を追って考察していきます。 様々な種類の非ステロイド性抗炎症薬があるが、どれが一番良いのでしょう? 一口に非ステロイド性抗炎症薬と言っても、種類は沢山あります。 調べてみると、ぎっくり腰(Acute low back pain…